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店名 |
ポルトブラン
|
---|---|
ジャンル | フレンチ |
予約・ お問い合わせ |
050-5571-3423 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
弘前大学医学部附属病院正面(JR弘前駅から100円循環バス便あり) 中央弘前駅から613m |
営業時間 |
|
予算 |
¥3,000~¥3,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥5,000~¥5,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
28席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
有 月極駐車場2台 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い |
ドリンク | ワインあり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
お子様連れ |
子供可(小学生可) 他にお客様がいらっしゃる場合は、ご配慮いただきますようお願いいたします。 |
オープン日 |
1995年7月21日 |
電話番号 |
0172-33-5087 |
初投稿者 |
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訪問:[2009/9/5 18:30]◇
ランチを楽しんだ後に手に入れた「洋館とフランス料理の街 ひろさき」の地図を頼りに、掲載されている洋館巡りとあわせてフランス料理店の店頭巡りをしてみた。
この店は、店頭判断では安食堂的だったが(1階が不動産屋で、その横の古びた食堂のような入口を見ると、とても期待できない)、パンフレットに記載されていた「ソースにこだわる正統派フレンチ」という文字と掲載されていた料理写真で訪問を決断した。
店内写真も掲載されていたので外観に反して内装はしっかりしていることは認知していたが、広々とした空間にわずか28席というゆとりのあるテーブル配置で、価格の安さにもかかわらず良い空間。ピアノも配置されていたので、ちょっとしたパーティーにも良さそうだ。
ディナーは2600,3675円のプリフィックスコースと、5250円のおまかせコース。アラカルトでもお願いできる。(メニュー写真参照)
3675円と5250円は皿数が同じなので違いを尋ねると、おまかせはプリフィックスの料理群の中から複数の料理が盛られるとのこと。フレンチ初心者にはおまかせが一般的に安全だろうが、自分の好きな料理を選択できる3675円をベースにお願いした。
選択肢が非常に多く、加算料金も低めで良心的な設定なのが嬉しい。
●オードブル(4+2択):シャモロックレバーのパテ
白レバーのようなマイルドなレバーを裏ごし、恐らく硬めの野菜を極細かい粒状感を残すように加えて独特な舌ざわりを出している。味も一般的なものと異なるので、新鮮な出会いだった。
パテだけでなく、飾りソース(?)も普通で無い。付け合せのサラダはピクルスが添えられてバルサミコベースのドレッシングで和えられていたが、パテの周りに飾りつけで添えられているものはエシャロットのピクルスを細かく刻みオリーブオイルと混ぜているのだろうか、これも美味しかった。
●スープ(2+1択):魚のスープ
カッコ書きでブイヤベースと記されていたが、甲殻類の出汁はほとんど感じなかったので、表題どおり魚のスープ。むしろ、フレンチの魚のソースベース(フュメ・ド・ポワソン)そのものという味わいで、濃厚な魚の出汁をクリームで整えたもの。ムール貝の他にトッピングに布海苔を使っていたが、やや違和感も。また、スープの隠し味に酸味を加えてあった点が、余計な気がした。
●魚料理(1+1択):舌平目とムール貝のサフランソース(+300円)
単品価格で1300円と記されていたが、骨を丁寧に切り離してロール状に丸めて蒸しあげ、たっぷりのソースでいただくというフランス料理の王道料理。こんな手の込んだ料理をこの価格で出してしまうというのだから、地方都市のフレンチは安くて楽しめる。
ソースはスープで使われたものをさらに煮詰めて白ワインで仕上げた感じ。やや雑味を感じたが、この価格でそんな贅沢なことを言ってはいけない。十分堪能できた。
●肉料理(3+6択):奥入瀬ガーリックポークのリンゴジュース煮(+400円)
ランチで利用したシェ・アンジュでも紹介したが、今日は弘前市が条例で定めている「りんごを食べる日」ということで、普段お目にかかれないリンゴ料理を選んでみた。
思ったよりは林檎の主張が少なかったが、肉も軟らかくマイルドな風味の煮込み料理で上等。
●デザート:リンゴゼリー、ココナツケーキ、ココナツアイス
やはり自らリンゴを選ばなくてもリンゴが出てきた。リンゴゼリーといわれていたが、これもなかなか凝ったもので、ゼリーで小さな器を作り、その中にすりおろしたリンゴを充填してある。
写真では見えないが、ココナツアイスにはスパイスを混ぜた独特な味のキウイソースが添えられていた。
ただ、ケーキの出来はシェ・アンジュと同様にパッとしていなかったので、帰りに「洋館とフランス料理の街 ひろさき」に掲載されていたホテル内のカフェ(かりん)に寄って、好物のナポレオンパイを調達してホテルで食べてしまった。(かりんのページに写真だけ登録してある)
経験2年というサービスの女性は可愛い感じながらも、しっかりしたサービスをしてくれる。料理内容の質問にもほとんど即答できるし、基本も出来ている。
昼の店もそうだったが、フランス料理の街だと公的にアピールしているとなると、店側もそれに恥じない体制を整えているのだろう。
※採点はコストに見合うかを重視しているので、絶対的な味という評価で見ないでください。
採点基準の詳細は、私の日記に記してあります。