日本料理・寿司・天ぷら（北海道旭川市サンロク） : 料亭かぶと

オヤジは旭川新参者なので、ちょっと歴史を紐解いてみたんだ、、、旭川の繁華街サンロクにあった花月会館が数年前に閉鎖、、、、、1907年に創業の同社は、「花月会館」の屋号で宴会・婚礼・法典などの会場運営を主力に事業を展開するほか、レストランの運営も手掛け、長い業歴を誇る老舗業者として高い知名度を有していました。2017年11月22日付で旭川地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産ということなんですよね。
今回地元の建設業関連の会社さんが再起オープンを果たしたということです。
昔は旭川の有力者のお食事会だったり、結婚披露宴などちょっとよそゆきの会合で市民の中で愛された花月会館さん、、、、、どうリニューアルをしたのか楽しみです。

以前からあったビルの1階部分をシックにまとめて、大きな暖簾が良い感じですね。
店内に入ると広々としたエントランスに開店祝いのお花がすごいことになってる、、、、、これでも一部を2階にもって行っているらしいです。

店員さんに体温チェックと消毒をご案内いただき、1階の奥の方天ぷらの鍋があるカウンターによっこらしょっと。
入口近くにはバーカウンターもあるし、お店の場所によってお寿司コーナー、天ぷらコーナーなど使い方を仕切っているようで、2階はお座敷（畳に椅子ステーブル）や個室、その上にはVIP個室だとか、いろいろと用途により階層と部屋を仕切っているらしい。

さてと、メニュー確認しますが、、、、おぉ！
結構な金額です、、、こりゃ内容も良さげで期待できるメニュー構成で、旭川市にあって威風堂々しっかりしたお料理を提供してもらえそうです。

開店日に結構な勢いでお客様が入っており、新しいもの好きな道産子らしく、先日北海道新聞にも取り上げられて旭川市の賑わいを取り戻す開店として好意的な記事が出て増したものね。

目の前の天ぷら鍋では、貫禄ある料理人さんがどんどんと天ぷらを仕上げていかれている。
天ぷらセットかな？綺麗に盛り付けて、日本料理って風情たっぷり良い仕事されてますよ。
お隣さんの海鮮チラシのお重は、例の、、、、宝石箱やぁ～♬って感じの美しいビジュアルで、昔のお嬢様が写メをぱちぱち=3
わかるわ~~;

そんな店内観察をしているとオヤジのかき揚げ丼が奥からプレートに乗ってやってきた。
あら、、、仲居さんが目の前にご提供後、目の前の料理人さんから、3種のかき揚げですってご説明がある。
海老、貝柱、白魚、それぞれのお味をお楽しみください♪だってさ！
うん、楽しむ！

実はオヤジが想像してたのは、大きなしっかりしたかき揚げだったので、3つに分けた分小ぶりで厚みがなくって少々肩透かしだったが、高級素材の3つをそろえてくれる辺りの変化球は体をのけぞったのにストライクみたいな魔球なわけです。

蜆の赤だしでお箸を濡らして、ぱくり。
そうそう、丼汁は別の片口に入っててお好みでどうぞというご説明で、ご飯には丼汁かかっているのでかけすぎにはご注意ってことだった。
まずは、そのまま行くが素材の味がちゃんと美味しいね。

でも、オヤジ田舎者なのでやっぱり丼汁かけちゃった。
後で気づくが、これお塩でも美味しそうだなぁ、、、、、と思って気付くが、これもしかしたら秀逸なかき揚げ天ぷらだけど、かき揚げ丼のかき揚げじゃないっていうか、あの丼汁をたっぷりしみこませて厚みのあるダイナミックなオヤジ好みのかき揚げじゃないんだなぁ。

まぁ、美味しいからいっか~~;笑

ご飯は硬めで丼汁と合わせて良い具合の炊き方でしょう、、、、流石ですね。
オヤジには少々多めのご飯が、ちゃんと美味しいのでパクパク行けちゃう。
3種のかき揚げも、やはり素材が違いを楽しませてくれて、それぞれの甘みの種類が違うんだ。
なんだか立派なお店で上品な雰囲気なもので、ゆっくり食べるつもりが、ついつい、いつものかっかっか=3笑

美味しく平らげましたわ^^
お腹が一杯。

小鉢でお口直しと、食後のミニプリンがついていた。
このプリンは茶わん蒸しかプリンか食べるまで分からなかったところがオヤジらしいんだが、濃厚なお味のしっかりしたプリンが最後のサービスデミコーヒーと合うんだ。
メニュー見てお値段いいなぁ、、、、って思ってたけど、コーヒーデザート付きって考えたら実は良心的とも言えそう、、、、これは、マダムさんたちの人気が出るに違いないわ~~;
雰囲気が、もうマダム御用達感たっぷりだものね♪

番茶でお口を直して、いかにもゆっくり食べて楽しめました、、、的なお顔を作ってお会計は入り口のカウンターですね。
いやぁ、、、、、良いお店をありがとう。
旭川の歴史的な食文化を再開してくれたこちらのお店に感謝して、コロナ禍の開店で苦労あるでしょうが、草葉の陰から応援させていただきますよ。

ごちそ～さまでした♬


以下は、北海道新聞の記事からペタリ---------------------------１、２階はすしや天ぷらが中心の日本料理店で、１階はカウンター席とボックス席の約５０席、２階は最大８０人の宴会場と和室２部屋を備える。各種セミナーの開催や団体の例会などに対応する３、４階の会議室はそれぞれ最大１５０人収容。３階には３０～４０代の若手経営者向けのシェアオフィスも設置する。会議室とシェアオフィスは２月以降、運用を始める予定。