점포명 |
Punta ITALIAN/CAFE(Punta ITALIAN/CAFE)
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종류 | 이탈리안, 카페 |
예약・문의하기 |
0883-52-8137 |
예약 가능 여부 |
예약 가능 |
주소 |
徳島県美馬市脇町大字脇町39-1 |
교통수단 |
아나부키 역에서 1,977 미터 |
영업시간 |
영업시간/휴무일은 변경될 수 있으니 방문 전에 점포에 확인해주시기 바랍니다. |
가격대 |
JPY 5,000~JPY 5,999 JPY 1,000~JPY 1,999 |
가격대(리뷰 집계) |
JPY 2,000~JPY 2,999
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지불 방법 |
카드 가능 (JCB, AMEX) 전자 화폐 가능 |
좌석 수 |
30 Seats |
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개별룸 |
가능 (있음) |
카시키리(기간을 정하여 빌려줌) |
가능 (있음) |
금연・흡연 |
금연 |
주차장 |
가능 (있음) 공유 주차장 (휴게소 랜드 우다츠) |
공간 및 설비 |
세련된 공간,차분한 공간,카운터석 |
음료 |
외인이 있음,칵테일 있음 |
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이럴 때 추천 |
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위치 |
독채 레스토랑 |
서비스 |
,테이크아웃 가능 |
徳島脇町。いわゆる「うだつが上がらない」の語源と言われる「卯建(うだつ)」が街道のそこここに保存されていて、観光地となっている。
今回初訪問。
卯建とは防火のため・隣家への延焼を防ぐための漆喰塗の袖壁。確かに見ようによっては『卯』の形に見える。裕福な商家がこの卯建を建てることで裕福さを競っていたとも言われる。
当時あの「見栄講座」と言う書籍があれば出てきそうな話。
さて、そんな街並みの中に明治14年築の古民家を再生したホテル「paysage Moriguchi (ペイサージュ モリグチ)」があり、今回はそこに宿を求め、そしてその系列であるイタリアン「プンタ」を予約した。
この店、東京の有名シェフの監修。
それは最初に出てくる「ゼッポリーニ(ピザ生地に青さとチーズを含んで作った揚げパン)」からスタート…むむ、これは絶品。
そう、もうこれを食べただけで、東京のシェフの誰が監修しているかが分かる人にはわかると思う。
…、ラ・ブリアンツァの奥野シェフの技が現地に伝えられている。
シェフはまだまだ20代の若者。でもとにかく料理作りが好きなんだそう。この若者に技が移植されれば、脇町のこのエリアの食レベルはうるさい観光客の舌に応えられる。
今回オーダーしたのは「シェフのおまかせコース(税込8600円)」。お通し、前菜3品、パスタ、メイン、デザート、ドリンクのコース。
徳島ワイン「renata」をオーダー。店名はなんでも、放棄園だったデラウェアを再生したもの。…お酒がさほど強くない僕からでもちょっと淡白…。まだまだ味の開発余地がありそう。
料理は「ゼッポリーニ」に続き、お通し
2皿目はフィンガーフードで「お米のチップスと生姜醤油でマリネしたサヨリ」…ここに卵黄のパウダー、白バルサミコとバルサミコの球体が添えられ、セグレットの緑も鮮やかで見た目もキレイ。
「パリサクッとしたクッキー生地にチーズを挟み、オレンジのせとかを加えた一品」…食感も味もとても美味しくてGOOD。
ここから割としっかり料理された前菜3品が始まる。普通だったら、今まで出てきた2品も前菜にカウントされるであろうに、そのあたりキッチリしている。
前菜。まずは
「真鯛のタルタル」…レモンオイルパウダー、マイクロハーブ、一番上に金柑のピューレが乗る。甘さも感じ酸味も感じ、いろんな味の組み合わせが絶妙に美味い。
「アクアパッツァ」…ヒラメ、蛤が具に入り、ブラックオリーブオイルが掛けられている。上にはスプラウトが乗る。これも色味だけでなく、キッチリ出汁も取れていて美味い。
「牡蠣のフリット」…3種のソース(=サワークリームのソース、カラメルソース、イタリアンパセリのソース)、上におかひじきのソテーしたモノが乗り、ソースを絡めて豪快にザックリ食べると美味いのなんの。
シェフのお任せコースにしたが、パスタだけは「イワシのパスタ」からトマトベースのパスタに変更してもらった。なんとなくトマトベースのパスタが食べたかったので…。
運ばれててきたのは本日のパスタ「アラビアータ」…鰤、イカ、桜エビなどを使っている。オレガノを添えて仕上げている。アラビアータにしては辛さがないが…旨味はある。
相方は「イワシのパスタ」…シェアしてもらったけれどこちらの方が辛い。ん?ひょっとして僕のは本日のランチパスタで出ていた「ペスカトーレ」だったのかも。まっ、どちらでも美味しかったので構わないけど…。
「菊芋のジェラート」…口直しに出た菊芋のジェラートが相当美味い。あっさり甘くたけさん食べられそう。菊芋は血糖値にも良いのでなんだか安心ジェラート。
ここでメイン料理登場。
「鳥取産の黒毛和牛ロースト」…徳島の蓮根を添え、調味料としてレモン、大粒のマスタード、タスマニア産のリンゴを使ったマスタード、イギリスマルドンのお塩が添えられている。もも肉は鳥取の和牛だと言う。
んー、これは徳島に来たのだから徳島産を食べたいと思うのが、情ってもん。
少しお店の方とそのあたりは話してしまった。
ここに来る意味を少しでも増幅してほしいと思うので。徳島産の蓮根はシャキシャキ美味しかった。
コーヒーはオリジナルブレンドで『エチオピア5割、グアテマラ4割、ブラジル1割』にこだわって淹れたもの。…穏やかな美味しさ。
デザートは「カルダモンを使ったジェラート」…アップルマンゴーを下に敷き、砂糖で煎りつけた感じの黒胡麻を上から掛けている。
周りにはクセのある紅茶=ラプサンスーチョン(松葉で燻して香りをつけたモノ)を配し、甘さ控えめ、少しエスニックな後味のデザートに仕上がりかなり美味しい。
プンタと言う店名は「最先端」と言う意味らしい。なかなかチャレンジングな名前。でも、ここ徳島を今までと違う形で表現し、引っ張っていける味を出していると思う。
地元の人に聞いても予約の取りにくい店、と評判になっている。
要望を言わせてもらえれば、もう少し地元食材(このエリアには美味しい食材があまりないと言う話も聞くが…それならば、開発までも含めて)を数点でも良いので鯛や蓮根以外でも紹介してもらえると、この地に来る意味や楽しみが出てくる。
それも普段と違う旅に出た時の楽しみなのだから。
それにしても、奥野シェフの料理DNAが四国にも広がってきたのは、今後が楽しみ。そして受け継いだ彼がどこまでぶっ壊せるかも楽しみ。その時、また訪ねようっと。