男一匹京都ぶらり旅　二条城編 : グリルフレンチ

京都滞在中のお昼ご飯にグリルフレンチさんを利用しました。
京都の洋食でNo.1と推す声も多い店なのでめっちゃ興味あったんですよね。
まあホンネを言うと「洋食 おがた」とで悩んだんですが、都合の良い日時の予約が取れたグリルフレンチさんで決定。
オープンしてから既に50年以上経過している京都洋食の老舗です。
ちなみに、メディア取材拒否のお店です。ので店詳細がようわからん(苦笑)


お店の場所は意外とわかりづらいです。
てか、お店が目立たないのよ。私は見事に通り過ぎてしまいました。
お店の一階部分は個室みたいね。２階部分がメインホールになってます。


２階客席は横１列カウンター席が主体。それに四人卓×1という席配置。
オープンキッチン内にはたくさんの料理人さんの姿。その中には店主の藤井長次シェフらしき姿も。ちゅうてもメディア取材拒否の店なんで藤井長次シェフのお顔は全く知らないのだが、他のお客さんとの会話の様子からして彼が藤井長次シェフで間違いなさそうだ。
藤井長次シェフは既にかなりの高齢のためか、調理のほとんどは若い料理人達が担当。


くいしんぼー山中もだったが、グリルフレンチさんもナイフやフォークは用意されていない。基本的には箸で頂きます。スープやカレーの時だけスプーンが出てきます。

さてオーダーだ。
以前はランチコースが存在したらしいが、2023年10月時点ではランチはアラカルトのみ。まあそれは全く構わんのだが……
いや、食いたい料理が多すぎるぞ（笑）
他のお客さんも同様の気分らしく、二人でアレコレとシェアされていたりします。う〜〜む……ここは二人以上で来たほが楽しめる店だったな。


まあテキトーに頼んで余裕があれば追加するとしよう。
て事で
南瓜の冷製ポタージュ(忘れた円)
ポテトサラダ(忘れた円)
ハンバーグ(忘れた円)
パン(忘れた円)
をオーダー。


南瓜のスープはしっかり裏漉しされていて滑らかな口当たり。甘さが悪目立ちする事もなくしっかりブイヨンも効かせてあり素直に美味しい。
こりゃ当たりの予感がしてきたな。スープが旨い店はだいたい当たりなんだよな。


ポテトサラダはホントにド直球のポテトサラダ。軽く潰しただけの芋と生のスライス玉ねぎが良いアクセントになっていて旨いね。
が、これは……
ビールが必要なヤツ（笑）
て事でビール追加。


ポテトサラダをつつきながらビール飲み干す頃にハンバーグとパンが登場。
ハンバーグは表面しっかり強めに焼いてある。お肉は合い挽きっぽいね。わざとらしい肉汁とかはないが、口の中でのほぐれ方も良くそっからの旨味の拡がり方もバッチリでかなり美味しい♪
またデミグラスソースが抜群だね(⁠◍⁠•⁠ᴗ⁠•⁠◍⁠)
洋食屋らしい少し苦味のあるソースだが、お肉の旨味や野菜由来らしき甘みが豊かに感じられる。このソースあってこそのハンバーグですな。確かに美味しいや。


ボリューム的には さほどではないのでハンバーグ完食後でも胃袋には余裕がある状態。
ならば追加オーダー行っときます。
他のお客さんが頼んでいた海老フライもめっちゃ旨そうだったが、ハンバーグのデミグラスソースが旨かったのでハヤシライスを食べてみる事に。

ミニハヤシライス(忘れた円)：うわっ!!　ハヤシライスめっちゃ旨いな♪　デミグラスソースはハンバーグとは味を変えてあるんだね。　トマトかな?　酸味が加わり少し軽く感じるデミグラスソースにタマネギと牛肉の切り落とし。具材量は少ないが、このタマネギの甘さがライスに合うんだよねぇ。
このハヤシライスは個人的に大ヒット。神田　七條のハヤシライスより好きかも。


ハヤシが旨いとカレーも気になる。
って事でカレーも追加（笑）

ミニカレーライス(忘れた円)：いかにも洋食屋さんらしいキチっとブイヨンの旨味を感じるカレーだね。スパイスは一度炒めるとかしてるらしく、昔のカレーによくある香ばしい匂いも漂います。まさに正統的な日本の洋食屋のカレーですわ。
カレーの中にはお肉が一切れ。牛の切り落とし肉だね。このお肉が妙に美味しいな?
と思ったら、ステーキに使うお肉の端っこ部分をカレーに使っているんですと。
そりゃ旨いワケだ。
美味しいカレーなんだけど……
私にはチョイ辛味が強いかな（汗）
甘口とか欲しいデス。


カレーでしっかり満腹になってごちそうさまでした。
会計は6550円でした。
ちょっとお値段高めですが、お料理自体はとても真面目に作り込まれた事が味から伝わってくるものばかり。
ハンバーグだけでなくスープやポテトサラダのよな脇役まで手抜きナシなのは印象良いよね。ハヤシライスのご飯もピカピカだったし。
今回は到達できなかった海老フライを食べに再訪したくなるお店でした。
牛照り焼きとかカツサンドなんかも気になるわぁ。