最高の食材を貴重な器で : 旬席 鈴江

2024年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店

日本料理WEST百名店2023選出店

食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店

この口コミは、3298Sさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

4.7

¥100,000~1人
  • 料理・味4.8
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5
2023/07訪問20回目

4.7

  • 料理・味4.8
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5
¥100,000~1人

最高の食材を貴重な器で

夏の鈴江さん。上質な食材をこだわりの器とともに楽しめます。

雲丹と蓴菜
お造り(鬼鯵、鯛、鮪)
椀物(ぐじと素麺)
焼物(早松、鱧)
炊合せ(鮑と賀茂茄子)
鯛と衣かつぎのご飯
桃大福

この日は雲丹の下に蓴菜を忍ばせた鈴江さん定番のスターターから。当店で供される雲丹の甘さには毎回驚かされます。

お造りでは鬼鯵(岩屋)が最も好印象でした。鬼鯵の濃いうま味と酢橘の酸味が相まって非常に美味しかったです。鯛(淡路)もこの時期のものとは思えないほどの味わいでした。その一方で、鮪(和歌山)はイマイチ。

お椀のグジにゅう麺は、グジのうま味と香ばしさが強く印象に残るもの。昆布出汁に溶け出したグジのうま味と素麺が良く絡みます。

早松(世羅)はジューシーで香りも素晴らしかったです。この質の早松が安定的に仕入れられるというのはちょっとした衝撃。

炊いた鮑(徳島)は芳醇そのもの。賀茂茄子も鮑のうま味と絡んで一つも二つも上の味わいに。桃大福も甘くジューシーで非常に美味しかったです。

鈴江さんの料理は、素材の良さ・素材の味わいをストレートに引き出すことに主眼が置かれています。一見、手が混んでいないように見える料理も多いですが、必要な手間は惜しんでいません。唯一の難点は、超高額なお会計です。

  • 旬席 鈴江 - 雲丹と蓴菜

    雲丹と蓴菜

  • 旬席 鈴江 - お造り

    お造り

  • 旬席 鈴江 - グジにゅう麺

    グジにゅう麺

  • 旬席 鈴江 - 早松

    早松

  • 旬席 鈴江 - 鮑と賀茂茄子

    鮑と賀茂茄子

  • 旬席 鈴江 - 鯛と衣かつぎのご飯

    鯛と衣かつぎのご飯

  • 旬席 鈴江 - 桃大福

    桃大福

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2022/10訪問19回目

4.7

  • 料理・味4.9
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5
¥100,000~1人

最高の食材を貴重な器で

秋の鈴江さん。選りすぐりの食材と器が楽しめます。

子持ち鮎煮
お造り 鯛(淡路)、雲丹(宇和島)、鯖(淡路)、大トロ(塩釜)
カマスと豆腐の椀
焼き松茸(珠洲)
ぐじのカマ焼き
フカヒレの焚物
イクラ・鮭児のご飯
バニラアイス

落ち鮎煮は焙じ茶だけで炊いたもの。甘露煮の引き算といったところでしょうか。滋味深い味わいです。

お造りはどれも上質。鯛と鯖が特に印象に残りました。鯖の脂は実にキレイで、このレベルのものは久しぶりにいただいた気がします。

椀のカマスも大変上質。出汁は昆布とカマスの骨で。鰹を使わない鈴江さんらしい椀物でした。

焼き松茸はホイルで蒸して、汗をかき始めたところで供されます。香り良くジューシー。全てがメイン級の鈴江さんでも、松茸だけは少し特別なような気がします。

日本酒を少しいただいてお会計は10万円ほど。食材の良さをストレートに引き出している料理です。シンプルに感じる料理が多いですが、必要な手間は惜しんでないことが伝わってきます。

  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
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2022/07訪問18回目

4.6

  • 料理・味4.8
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP2.8
  • 酒・ドリンク4.5
¥100,000~1人

最高の食材を貴重な器で

夏の食材を求めて鈴江さんに。最高の食材が貴重な器とともに楽しめるお店です。

先付(雲丹と蓴菜)
お造り(鬼鯵、鯛)
椀物(鱧・松茸)
焼物(松茸、太刀魚)
炊合せ(ぐじ、賀茂茄子)
寿司(ぐじ、車海老、鮪)
桃の大福

雲丹と蓴菜はこの時期定番のスターター。一品目から唸らされます。お造りの鬼鯵も上質な脂が乗っており美味しかったです。白ワインを注文してしまったことが悔やまれます。鯛もこの時期でも上質。

楽しみにしていた松茸は広島産。お椀と焼きでいただきました。鱧松椀は鱧(淡路)の濃厚なうま味・甘味が印象的。出汁からも鱧の味わいを強すぎる位に感じたのですが、松茸の香り・味わいと良く合います。やはり鱧と松茸は出会いものなのだなと。出汁は両者を繋ぐ仲人さんといったところ。

焼き松茸も香り良くジューシー。炭火で丁寧に焼きホイルで蒸らして仕上げられます。太刀魚(淡路)も脂の乗りが素晴らしく、非常に美味しかったです。もちろん焼き加減もGood。

炊合せは塩味をしっかりと感じますが、食材の味を覆うような味付けではありません。グジのうま味や甘味そのものがしっかりと感じられます。

G白×2に抑えたものの、12万超という痺れるような請求額。この調子で値上げが続くと訪問できなくなる日も近いかなと。

  • 旬席 鈴江 - 鱧松

    鱧松

  • 旬席 鈴江 - 焼き松茸

    焼き松茸

  • 旬席 鈴江 - 桃の大福(尾形乾山のお皿で)

    桃の大福(尾形乾山のお皿で)

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2021/12訪問17回目

4.6

  • 料理・味4.7
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP3.2
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

初冬の鈴江さん。素晴らしい食材が集められていました。

コッペ
お造り(鯛、雲丹、赤貝)
椀(カマス、蕪、木の芽)
焼物(グジ)
焼物(河豚の白子)
炊合せ(鮑、海老芋)
寿司(戸井の鮪、赤貝と菜の花、グジ)
自家製バニラアイス

コッペも鈴江さんでいただくものはちょっと違う感じがするから不思議です。お造りはどれも間違いのないもの。鯛、赤貝は特に好印象でした。

どれも素晴らしい食材でしたが、最も印象に残ったのがグジ。まずは、パリッとふんわりと丁寧に焼いて供されました。シンプルな調理ですが、火入れも素晴らしく非常に美味しかったです。寿司のグジはねっとりしており、食感・うま味も強かったです。

使われている器も相変わらず素晴らしく、鈴江さんに色々伺いながらいただくと料理がより美味しくなります。

  • 旬席 鈴江 - カウンター

    カウンター

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2021/10訪問16回目

4.8

  • 料理・味4.9
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク4.5
¥100,000~1人

最高の食材を豪快なポーションで

10月の鈴江さん。一番好きな季節です。

黄金蟹(香住)
お造り(鯛、雲丹、鮪)
椀(鯖、豆腐、木の芽)
焼物(松茸、鱧)
炊いたフカヒレ
鮭・いくらご飯
代白柿

一皿目からいきなりメイン級の食材である黄金蟹の登場。鈴江さんらしく惜しみなく盛られていました。お造りは福良の鯛、大間の鮪、天草の雲丹。特に鯛が秀逸でした。

椀種は岩屋の鯖。刺身でも食べられる鯖を炙って椀種に。焦げついておらず、適度に脂が落ち、香ばしさも丁度良い塩梅でした。昆布出汁が鯖に寄り添い、木の芽が椀の香りや味わいを引き締めてくれます。

焼物は松茸と鱧。この日の松茸は綾部のもの。適度に蒸らして、香り良くジューシーな仕上がり。非常に美味しかったです。肉厚の鱧も素晴らしかったです。

炊いたフカヒレの後、〆は鮭・いくらご飯。鮭は鮭児を味噌漬けにしたものでした。釜にへばり付いて余ったものは潰れないように包んでくださったのでお土産?に。帰宅後にいただいたのですが、自らの盛付には反省点が多々あり(苦笑)。

冷酒を少々いただいて、この日のお会計は10万超。お会計以外は天国だと思います。

  • 旬席 鈴江 -
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2021/09訪問15回目

4.5

  • 料理・味4.6
  • サービス4.9
  • 雰囲気4.7
  • CP3.1
  • 酒・ドリンク4.5
¥100,000~1人

最高の食材を豪快なポーションで

秋の鈴江さん。久しぶりの訪問となってしまいました。

落ち鮎煮
お造り(鯛、雲丹、鬼鯵)
お造り(ゴンドウクジラ)
椀(松茸・鯛)
焼物(カマス、松茸)
鱧とトマトの揚げ出し
寿司(鰯、鮪、車海老)
ルビーロマンの大福

この時期定番の落ち鮎煮でスタート。滋味深い味わいで非常に美味しかったです。

椀の出汁は昆布と鯛の骨だったでしょうか。出汁は悪くありませんしたが、鯛がパサパサになってしまっていたのが気になりました。

カマスはキレイな脂の乗り方でしたし、松茸(和歌山産だったと思います)も香り良く美味しかったです。肉厚で脂の乗った鱧はトマトと一緒に。トマトの酸味と鱧の調和が素晴らしく、非常に美味しかったです。

〆の寿司は鰯(瀬戸内)、鮪(戸井)、車海老(瀬戸内)の三種。和食屋のものと割り切れなければ、不満を感じるところもあるでしょう。

水物の大福は立派なルビーロマンを包んだもの。甘いジュースが口の中に溢れます。しかも今年は一人二個。幸せです。

この時期の鈴江さんにしては、満足度はもう一つだったかなと。もちろん美味しいのですが、この価格帯なら全てにおいて完璧を期待したいというのも本音ではあります。

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2020/12訪問14回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.7
  • CP3.2
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

冬の鈴江さん。良いものをドーンと供してくれます。

コッペ
お造り(鯛、雲丹、赤貝)
フカヒレの姿煮
焼きモロコ
炊合せ(のとぐろ・海老芋)
鮨(鮪、赤貝と菜の花)
自家製バニラアイスとラフランス

内子・外子たっぷりのコッペからスタート。お造りはどれも美味しかったですが、赤貝が特に好印象でした。フカヒレの姿煮は生のフカヒレを使ったもの。出汁は昆布とアコヤ貝で。貝柱由来のうま味・甘味がフカヒレの味わいを引き上げてくれます。

モロコもこの時期にしては上質。最近見かける活きモロコと違って美味しかったです。強めの焼き加減は阪川さんと似ています。炊合せはやや濃い目の味付けも、素材の味を覆うようなものではありません。ノドグロのうま味・甘味が大変印象に残るものでした。水物にもこだわる鈴江さん。ラフランスまで非常に希少なものが使われていました。

シャンパーニュのハーフボトル一本で、お会計は7万円台前半。値段は高いですが、評判だけで中身のない高額店に二回行くよりは遥かに得るものがあるように思います。

  • 旬席 鈴江 -
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2020/10訪問13回目

4.6

  • 料理・味4.8
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.7
  • CP2.8
  • 酒・ドリンク4.5
¥100,000~1人

最高の食材を豪快なポーションで

丹波の松茸を目指して鈴江さんに。味もお会計も衝撃でした。

落ち鮎煮(上桂)
お造り(鯛・雲丹・赤貝) 
椀(甘鯛と豆腐)
焼物(松茸・鱧)
黄金蟹(香住)
寿司(戸井の鮪・淡路の鯖)
バニラアイス

この時期定番の落ち鮎煮は滋味深い味わい。鯛は食感・甘味ともに素晴らしいものでした。赤貝も磯の香りがgood。

椀は甘鯛のうま味が濃厚。酢橘の酸味と香りが味を引き締めてくれます。昆布出汁は甘鯛の邪魔をしません。美味しかったですが、完成度としては以前いただいた時の方が上だとは感じました。

松茸は香りが素晴らしく、食感もシャキシャキ。今期一のクオリティで、他店とはワンランク違うものでした。しかしながら、こちらも過去に当店でいただいた丹波産と比べると劣るというのも本音かなと。鱧は皮だけ焼いて身は生の残る状態で。これも非常に美味しかったです。

黄金蟹の後、この日の〆は寿司。こちらの寿司は和食屋の盛り付ける寿司。握り鮨と比べるのは筋違いなのでしょうが、やはり他のご飯ものの方が嬉しいかなと。デザートは鈴江さん自家製のバニラアイス。

冷酒二合で10万超。某割烹料理屋の店主が10万取れるなら(丹波の松茸も)出せるという趣旨のことを言っていただけに別に吹っ掛けているわけでもないのでしょう。

5、6年前に5万円台だったのが、3年前には7万円台、そしてついに10万円台に乗ってしまいました。松茸の質・量は以前の方が良かったように思いますが、価格は右肩上がり。好きな食材だけに価格高騰が悲しいです。もう少し私の給料の上昇に合わせてもらわないと困るのですが(´・ω・`)

  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
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2020/07訪問12回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.6
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

夏の鈴江さん。鮎や早松はありませんでしたが、相変わらず素晴らしい食材の数々でした。

雲丹と蓴菜
お造り(鬼鯵、鯛)
甘鯛のにゅうめん
焼物(とり貝、鱧)
鮑と茄子の炊合せ
寿司(鮪、鱧)
桃の大福

淡路の雲丹、鬼鯵、鱧、鮑、宮津のとり貝、浜坂の甘鯛とどれも一級品でした。椀の昆布出汁は甘鯛の味わいを引き立ててくれます。素麺も甘鯛のうま味を纏っていました。とり貝は甘く、鮑も芳醇。鱧は当店のものが今夏一番良かったのではないかなと。

冷酒二合で7万円台前半。割高感は否めませんが、予約はそれほど大変ではありませんし、ゆっくり寛ぐこともできます。好きな食材が揃うシーズンに訪問するととても満足度が高いお店です。

  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
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2020/02訪問11回目

4.6

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.6
  • CP3.1
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

冬~早春の鈴江さん。蟹、河豚、筍などをいただきました。

津居山蟹
河豚の白子和え
ぐじと筍の揚出し
穴子の焼物
鮑と丸大根の炊合せ
寿司(鯛・赤貝・鮪・穴子)
苺大福

蟹は甘味があってgood。河豚の白子和えは、ブツや鉄皮に白子を裏漉ししたものを掛けた当店の定番料理。サイズの大きい河豚をブツで出すのが当店のこだわりで、この日は南淡路産の4.7kgの河豚が供されました。筍は食感・香りともに良好で、甘鯛も美味しかったです。炊合せの鮑も芳醇で、丸大根のほっこりする味わいと好相性。寿司は、いわゆる握り鮨と比べると?という気はします。デザートの苺大福も非常に美味。

シャンパーニュのハーフボトルとG白x1で7万円台半ば。立地を考えると高いとは思いますが、食材のレベルはどれも上に分類されるものばかり。極端な予約困難店ではなく、使い勝手がある程度担保されているのは有難いところです。

  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
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2019/09訪問10回目

4.9

  • 料理・味4.9
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.6
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

秋の鈴江さん。主役級の食材ばかりが豪快なポーションで供されますが、キャビアやトリュフを使った品のないものは供されません。

落ち鮎煮
お造り(鯛・雲丹)
甘鯛の椀
焼き太刀魚(淡路)・焼き松茸(広島)
鱧と松茸の揚げ出し
いくらご飯
桃の大福

この時期定番の落ち鮎煮でスタート。滋味深い味わいでした。お造りの鯛は、食感・うま味とどちらも良好。雲丹もうま味・甘味と非常に素晴らしく、雑味を全く感じませんでした。

椀物もまずまず。椀種である甘鯛の味わいを昆布出汁が引き立て、酢橘の香りが全体の印象を引き締めてくれていました。松茸は不作の年でもさすがのクオリティだといえるでしょう。鱧のアラで出汁をとった揚げ出しも非常に美味しかったです。いくらご飯にも満足。当店の〆は寿司よりご飯の方が良いように思います。

お酒を少量に抑えても、お会計は7万円程度。食材の質は松川等よりも上だと思いますし、たまの贅沢と考えればアリだと思います。

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2019/04訪問9回目

4.5

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.6
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

晩春の鈴江さんを訪問。2月に改装されたそうで、内装が新しくなっていました。

稚鮎(和歌山)の唐揚げ
お造り(鯛・雲丹)
鮑と里芋の炊合せ
焼物(とり貝・丸穴子)
炊合せ(筍、鯛の御頭、花山椒)
寿司(とり貝、穴子、菜の花と赤貝、鮪)
わらび餅

いつも通り豪快なポーションでの直球勝負。花山椒や秘密のとり貝といったこの時期ならではの食材も供されました。印象に残ったものは鯛と穴子。とり貝も美味しかったですが、昨年ほどではなかったかなと。ちなみに、当店の蕨餅は和菓子屋のものを凌ぐクオリティだと思います。

食材的に端境期ということもあってか、感動はやや少な目ではありましたが、同時期の他店より良い食材を使っていると感じるものは多かったです。シャンパーニュのハーフボトルとG白×1で70000円程度。CPは良くありませんが、味・サービスには満足しています。

  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
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2019/01訪問8回目

4.6

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

正月明けの鈴江さん

唐墨大根
お造り(河豚の白子和え)
河豚白子焼き
椀(甘鯛・若筍)
焼き河豚
炊合せ(蛤・丸大根) 
寿司(赤貝のひもと菜の花、赤貝、トロ×2)
水物(メロン)

この時期だけだという唐墨と大根。唐墨はうま味が凝縮されており、大根との食感のコントラストがはっきりとしていました。この日の河豚は南淡路産5.2㎏のものだそう。お造りや焼物でいただきました。当店の河豚のお造りは、厚めに引いたブツ、みかわ、とうとうみに裏漉しした白子を掛けたもの。これをかき混ぜて、千切った浅葱とポン酢でいただきます。

椀は甘鯛(浜坂)と若筍(山城)。昆布出汁が甘鯛の味わいを引き立ててくれます。筍も甘くて美味。炊合せの蛤(徳島)も立派なサイズ。やや熱を入れすぎではないかとも感じましたが、うま味は強烈でした。水物のメロン(網野)まで妥協なしです。

使用する食材全てにこだわっており、ポーションも豪快。鈴江さんならではの料理でしょう。シャンパーニュのハーフをいただいて、お会計は6万円台後半。高いですが、他所にはない魅力を持っているお店だと思います。

  • 旬席 鈴江 -
  • 旬席 鈴江 -
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2018/03訪問7回目

4.6

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5

春の鈴江さん。

小鉢二種
1. タラの芽・空豆・アスパラ等
2. 車海老・蛍烏賊・細魚等
お造り(鯛と雲丹)
椀物(アイナメと豆腐)
焼物(穴子・鳥貝)
焼物(河豚の白子)
炊合せ(甘鯛と筍)
ご飯(筍・鯛)
苺大福

お造りの鯛が非常に美味しかったです。椀の吸い地も昆布出汁とアイナメが喧嘩するというようなことはありませんでした。春でしたが、鳥貝のうま味・甘味にも驚かされました。豪快なポーションにシンプルな調理ですから、食材の善し悪しが良く分かります。

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2017/12訪問6回目

4.6

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5

冬の鈴江さん。鈴江さんらしく冬の食材が豪快に供されました。

せこ蟹
お造り(河豚)
椀物(伊勢海老と若筍)
焼物(河豚の白子)
焼物(もろこ)
炊合せ(のどぐろと海老芋)
寿司(赤貝、鯛、大間鮪)
バニラアイス

せこ蟹は外子・内子がたっぷり。お造りは厚めのてっさやてっぴ等に白子を濾して掛けたもの。掻き混ぜてポン酢でいただきます。この時期の定番です。若筍の甘さであったり、ノドグロのうま味・甘味も印象に残るものでした。

  • 旬席 鈴江 - こんばんは!平安神宮そば

    こんばんは!平安神宮そば

  • 旬席 鈴江 - エントランス

    エントランス

  • 旬席 鈴江 - 店内

    店内

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2017/10訪問5回目

4.8

  • 料理・味5.0
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

秋の食材を求めて鈴江さんに。

落ち鮎煮
お造り(鯛、雲丹)
鱧・松茸の揚げ出し
焼き物(松茸、太刀魚)
黄金蟹(香住)
いくらご飯
ルビーロマン

この時期定番のほうじ茶で炊いた落ち鮎煮でスタート。甘露煮の引き算に当たる料理なのでしょうか。木の芽も良いアクセントです。

厚めに引かれた紅葉鯛は食感とうま味のバランスが良好。丹波の松茸は香り良く、肉厚の太刀魚も大変美味でした。〆のいくらご飯もたっぷりのいくらがのせられていました。皮が柔らかく、味付けもgood。

テタンジェのハーフを飲んで8万円弱。松茸の価格高騰の影響でお会計は高くなってしまいましたが、さすがに美味しいなと。最高質の食材を豪快に供してくれるので、秋の味覚を存分に味わえました。

  • 旬席 鈴江 - こんばんは!

    こんばんは!

  • 旬席 鈴江 - いただきます!

    いただきます!

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2017/07訪問4回目

4.8

  • 料理・味4.9
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP2.9
  • 酒・ドリンク4.5
¥60,000~¥79,9991人

最高の食材を豪快なポーションで

夏の鈴江さん。非常に印象に残る夜になりました。

赤雲丹と蓴菜
あこう(岩屋)のお造り
椀(ぐじ、素麺)
焼き鱧(福良)
焼き早松(広島)
焼き鳥貝(愛媛)
炊合せ(黒鮑と賀茂茄子の揚出し)
鮎ご飯(上桂)
桃大福(岡山)

蓴菜までハイレベルな先付でスタート。あこうのお造りは食感とうま味が素晴らしかったです。

椀物は甘鯛と素麺。出汁は昆布と甘鯛の頭でとったものだそう。香ばしいぐじ(浜坂)に柑橘の香りが加わり大変美味。素麺は小豆島の三年寝かせたものを使用しているんだとか。

早松も薫りが実に素晴らしかったです。焼いている最中に漂ってきた香りにうっとりしてしまうほど。トリ貝も噛むほどに甘く、非常に美味しかったです。

炊合せの鮑も素晴らしかったですし、油に潜らせた賀茂茄子も甘味が際立っていました。〆のご飯にも鮎が贅沢に使われており大満足。

ちょっと高価なワインに手を出してしまったからか、お会計は7万円台後半。高すぎですが、鈴江さんならではの料理を堪能できました。

  • 旬席 鈴江 - こんばんは!(平安神宮のそば)

    こんばんは!(平安神宮のそば)

  • 旬席 鈴江 - カウンター席

    カウンター席

  • 旬席 鈴江 - 窓の外

    窓の外

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2017/04訪問3回目

4.7

  • 料理・味4.7
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP3.3
  • 酒・ドリンク4.5

最高の食材を豪快なポーションで

春の食材を目指して鈴江さんに。

先付1(アスパラ、こごみ、タラの芽)
先付2(車海老、蛍烏賊、細魚、ハリイカ)
お造り(桜鯛、雲丹)
椀(のどぐろ)
炙り穴子(淡路)
炊合せ(鯨の鹿の子、筍、浜防風)
筍・鯛ご飯
苺大福

桜鯛、雲丹、穴子、鯨の鹿の子が印象的でした。

ノドグロの椀は二度目の訪問時にいただいた時の方が好印象かなと。ノドグロを炙って昆布出汁と合わせているのだと思いますが、吸い地から焦げ臭さを感じてしまいました。

穴子はレアな部分も残るように絶妙な加減で炙って供されます。対馬や韓国で揚がるトロ穴子とは違い、無駄な脂が乗って(ブヨブヨして)いません。癖がなく、上品で味が濃いものです。

鯨の鹿の子はブツブツしておりグロテスクですが、噛むごとにうま味が広がります。塩味がしっかりしていますが、鯨のうま味も負けていません。この食材はクセが強いと思うのですが、灰汁や臭みは全く感じません。素材偏重と判断されがちですが、こういった引き算の技量はさすがでしょう。

冷酒二合で5万円台前半。決して安いとは思いませんが、最高レベルの食材が豪快なポーションで供されます。コース全体を通しての濃淡はしっかり目ですが、嫌らしい味付けということはありません。

  • 旬席 鈴江 - 余ったご飯はおにぎりに

    余ったご飯はおにぎりに

  • 旬席 鈴江 - 筍・鯛ご飯

    筍・鯛ご飯

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2017/02訪問2回目

4.7

  • 料理・味4.8
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.3
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク4.5

最高の食材を豪快なポーションで

冬から春に季節が移りゆく中、鈴江さんにお邪魔しました。

丹波牛と頭芋(ゴマのペーストで)
河豚のお造り
椀(伊勢海老と筍)
河豚白子の焼物
河豚の焼物
蟹身と蟹味噌(香住)
寿司(鮪・赤貝)
わらび餅

この日の河豚は淡路産5kgのもの。お造りは厚めの身や皮に裏漉しした白子を和えた当店の定番メニュー。これ以外にも、白子や頭部等を焼物でいただきました。唇はゼラチンたっぷりで珍味といった感じ。

椀の吸い地は昆布に根ざしたもの。早掘りの筍(山城)は甘味に富んだ素晴らしいものでした。香住の蟹もうま味・甘味が大変印象的。店主によると、この時期が一番美味しいんだとか。

〆の寿司は400年前の明の大皿に盛り付けられて。鮪(勝浦)はカマ下と赤身を。赤貝は菜の花と一緒に押寿司で。正直なところ、味に関してはあまり感心するものではなく、ご飯ものの方が好みではあります。

自家製の蕨餅はプルプルで弾力のあるもの。宝泉を超える味わいでした。

高級食材中心の構成でも、嫌味のない味に仕上げるのはさすがだと思います。出汁や味付けに関しては、こちらより上だと感じるお店もありますが、食材の質では私の知る限り最高峰ではないかなと。筍、蟹、河豚は直近でいただいた中では頭一つ抜けていました。

一時に比べ予約は取りやすくなりましたが、サロン化が進行しているようです。店主の人柄に甘えすぎた、お世辞にも気持ちが良いとは言えない常連客がいるのは少々残念。他のお客さんに供されていた料理を見ていると、前回訪問時との重複をなるべく避けてくださっていたのかもしれません。冷酒をチビチビ飲んだにも関わらず、お会計は7万円超(汗)。好きな食材が集まる時期を狙って再訪したいと思います。

  • 旬席 鈴江 -
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2016/11訪問1回目

4.8

  • 料理・味4.8
  • サービス4.8
  • 雰囲気4.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク4.5

衝撃の食材

晩秋の鈴江さん

先付け(セコ蟹)
お造り(鯛と雲丹)
フカヒレの姿煮
もろこの焼物
松茸(丹波産)の焼物
炊合せ(鯛のお頭と丸大根)
鮨(赤貝、ノドグロ、戸井産鮪二種)
水物(柿)

他店ではメイン的な位置付けの蟹が先付で供されました。外子、内子、味噌とたっぷり。鯛は松川等で供されるものより上でしょう。松茸等はこの時期に食べたいとは思いませんが、何だかんだ言っても美味しいのはさすが。ただし、鮨にはどうしても?が付いてしまいます。

素材の質は最上と言えるのではないでしょうか。直前に訪問した高評価&高額店(コース価格2万円)と蟹、鯛、雲丹、フカヒレ、ノドグロと、使用食材がかなり被っていましたが、質・量ともに鈴江さんの方が数段上でした。素材の質はもちろん、その力強さを引き立てる味付けもさすが。炊合せは品の無い鰹のインパクトを感じない上品な仕上がりでした。

非常に美味しかったですが、これまでの訪問と比べると、もう一つ高揚感が得られなかったというのも本音です。冷酒を二合飲んで、6万円強。さすがに高すぎるかなと。

2016年11月

――――――――――
晩夏の鈴江さん。どんな食材が待っているのか、ワクワクしながら訪問しました。

鮑(肝のソースで)
お造り(鯛と雲丹)
椀(蟹と賀茂茄子)
焼物(太刀魚と鱧)
炊合せ(ノドグロと冬瓜)
鮪の握りと鯖寿司(生と炙りで)
桃の大福

淡路産の鮑は味・香りともに優れたもので、今年食した中で一番のものでした。厚めに引かれた鯛は歯応えがありつつ、うま味も申し分なし。

淡路産の太刀魚は皮目だけを炙り、生の感じを残してありました。今まで食べたことのある太刀魚の中で最高のもので、この日一番印象に残った品です。炊合せはともすれば過大な味付けになってしまいそうな気もしますが、素材が負けていないのはさすが。

大間の鮪はカマシタと赤身の二種類が供されましたが、東京の高額鮨店と比べると一枚落ちるというのが率直な感想。もちろん美味しいには美味しいのですが、個人的には〆はご飯の方が好みかなと。

絶対額は高いですが、これだけ良質な食材をこれだけ豪快なポーションで供してくれるお店はそうないと思います。食後には貴重な乾山のコレクションを見せていただき、面白い話も沢山伺うことが出来ました。次回の訪問が今から楽しみです。

2016年8月

――――――――――
春の鈴江さんにお邪魔しました。

小鉢二種
1. 山の幸(タラの芽・空豆、筍、アスパラ等)
2. 海の幸(車海老・蛍烏賊・鳥貝・細魚)
鯛、雲丹、赤貝のお造り
アイナメと豆腐の椀
穴子の焼物
河豚の白子の焼物
甘鯛と筍の炊き合わせ
鯛と筍のご飯
苺大福(徳島)

山の幸と海の幸をオリーブオイルと塩で和えたものでスタート。お造りはどれも逸品揃いですが、桜鯛(淡路)が特に印象に残りました。飴色がかった身はむっちりとした弾力とうま味が素晴らしかったです。これまで自分が食べたことのある中で最高のものでした。

椀はアイナメのうま味を最大限に閉じ込めたもの。脂の乗ったアイナメは、濃厚で力強ささえ感じさせるものでした。今回も日月椀が使われていましたが、秋のものとは色合いや質感が異なりました。

穴子(淡路)は皮目だけを炙ったもの。脂は乗っていますが、トロ穴子のようなブヨブヨ感はありません。非常に美味しかったです。筍は山城産とのこと。揚げ出し風の炊き合せとご飯で供されました。ご飯は鯛のアラから出汁が出ており絶品でした。

最高の食材を使用し、その持ち味を最大限活かしている料理です。冷酒二合でお会計は5万円台半ば。お値打感はありませんが、たまの贅沢には良いでしょう。違う季節にも訪れたいと思いました。

2016年4月

――――――――――
初訪問時にこの店ちょっとやばいかもと衝撃を受けたお店です。昨年の感動が忘れられず、再訪問しました。

子持鮎煮
鯛(淡路)と赤雲丹(淡路)のお造り
ノドグロの椀
焼き太刀魚(淡路)
焼き松茸(丹波)
揚げ出し(松茸と鱧)
鮪(勝浦)と鰈の握り(鮪二貫、鰈は生一貫、昆布〆二貫)
栗羊羹

今回もほうじ茶で煮た子持鮎でスタート。昨年も頂いたのですが、今年の方がより美味しく感じました。

椀も非常に美味しかったです。 脂を適度に落としたノドグロと添えられた酢橘の酸味や香りが好相性。昆布に根差した出汁も到達点に合わせたような印象でした。味もさることながら、日月椀がとにかく美しかったです。

丹波産の松茸は噛むごとに薫るもので、今年頂いたものの中で一番美味しかったです。松茸と鱧の揚げ出しもGood。

鮨自体は日本料理屋のそれですが、鮪は日本料理屋で供されるものとは思えないレベルの高さでした。栗羊羹も絶品で、今まで頂いたどの和菓子よりも美味しかったです。

冷酒を2合に抑えて、お会計は5万円台半ば。食材の質は間違いなく上。まるでディープインパクトみたいなお店です。皿数は少ないですが、相変わらずポーションが大きく、満足度は高かったです。昨年のベストレストラン(京都)で1位を獲得したからなのか、予約が取りづらくなってしまったようです。他の季節ではどんな料理が供されるのか気になりますし、是非再訪問したいと思います。

2015年10月

――――――――――
ミシュラン二つ星、マイレビュアー様達も高評価の和食店です。東山駅から徒歩五分弱の場所にありますが、他所者には分かりづらい立地です。ちなみに、Googleで店名を検索すると、全く別の場所を指します(2014.11.01)。以前?の店舗を指しているのでしょうか。頂いた名刺によると正しい住所は京都市左京区岡崎神宮道仁王門白川南入となっています(食べログの情報と同じです)。

落ち鮎煮
河豚のお造り白子和え(淡路産)
生のフカヒレの姿煮
鱧の白焼き(淡路産)
焼き松茸(丹波産)
のどぐろと蕪の煮物
鮪の握り4貫(和歌山県勝浦産)
水物に柿を頂きました。

落ち鮎煮は番茶で煮たもので、滋味深い味でした。お茶もそのまま飲み干せます。河豚のお造りは厚めの身と皮に白子が掛かっています。上からポン酢を掛けて、かき混ぜていただきました。味・食感ともに楽しめました。非常に美味しかったです。淡路産の鱧と丹波産の松茸は目の前で炭火で焼いてもらいました。これも絶品でした。のどぐろと蕪の煮物も上品に仕上げられており、やはり素晴らしかったです。

ただ、鮪の握りですが、どうせならご飯物を頂いてみたかったというのが本音です。たしかに美味しかったですが、直前に訪問した鮨屋の鮪の方が美味しかったです。個人的には日本料理屋で食べる必要性をそこまで感じませんでした。鮨屋と比べるのもズレているとは思いますが。

ご主人は物腰の柔らかい方で、一見でも緊張を強いられるようなことはありませんでした。接客はご主人とホールの女性の二人だけで対応していますが、十分行き届いていたと思います。

冷酒を三合頂いて、お会計は6万円弱。最高の食材を使用し、ごまかしのない味とポーションで勝負しています。非常に美味しいですが、非常に高いです。ただ、高級食材を大きなポーションで供しているので、一概に高すぎるとも言えないのでしょう。高級ホテルに泊まるくらいならとは思うものの、そもそも比較対象がズレているような気もします。色々比較に困るお店です。予約が簡単に取れたのはCP的に唯一の救いでした。

2014年10月

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    こんばんは!

  • 旬席 鈴江 - お土産

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店舗基本情報

店名
旬席 鈴江
受賞・選出歴
2024年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2024 Bronze 受賞店

2023年Bronze受賞店

The Tabelog Award 2023 Bronze 受賞店

2022年Silver受賞店

The Tabelog Award 2022 Silver 受賞店

2021年Silver受賞店

The Tabelog Award 2021 Silver 受賞店

2020年Gold受賞店

The Tabelog Award 2020 Gold 受賞店

2019年Gold受賞店

The Tabelog Award 2019 Gold 受賞店

2018年Gold受賞店

The Tabelog Award 2018 Gold 受賞店

2017年Silver受賞店

The Tabelog Award 2017 Silver 受賞店

日本料理 百名店 2023 選出店

食べログ 日本料理 WEST 百名店 2023 選出店

日本料理 百名店 2021 選出店

食べログ 日本料理 WEST 百名店 2021 選出店

ジャンル 日本料理
予約・
お問い合わせ

075-771-7777

予約可否

予約可

住所

京都府京都市左京区岡崎神宮道仁王門白川南入ル

交通手段

京都市営地下鉄東山駅から徒歩4分

東山駅から277m

営業時間
    • 17:00 - 20:00
  • ■ 定休日
    8月中旬、年末年始

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥80,000~¥99,999

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禁煙・喫煙

全席禁煙

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空間・設備

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