静かに蕎麦と古民家を味わえる店「茨城県編」

静かに蕎麦と古民家を味わえる店「茨城県編」

静かな場所で、ゆっくり寛げる古民家には、やはり蕎麦が合います。  「こんな場所に連れて行くと、一目おかれますよ。」と言う選りすぐりの古民家そば屋を選びました。

更新日:2014/11/13 (2014/11/05作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる292の口コミを参考にまとめました。

大円地山荘

 こんなところにそば屋があるのかと思う程の山道を行きます。
 男体山の登山口の近くです。
 そこに築100年の古民家を利用した渋いそば屋がありました。
 明るい店主夫婦に迎えられ座敷にあがります。
 登山者以外は3kmも車で来なければなりませんが、それだけの価値がありました。
 常陸秋そばを使った二八蕎麦に、今日はつけけんちんで食べましたが正に正解、硬くしっかりとした蕎麦にやさしい出汁のけんちん汁で、とても美味しく食べられました。 

いちょう

 江戸時代の茅葺屋根の民家で、夜は民宿「傳次朗」昼間は手打ち蕎麦「いちよう」です。
 蕎麦は地元産の常陸秋そばを使用、水は裏庭の湧水を利用したシコシコの田舎蕎麦です。
 一緒に出てきた山菜野菜天には、旬のこしあぶらが揚げられており、ボリュームもありました。

そば心 ゐ田

 生涯忘れられないお店の一つになるでしょう。
 まず、場所が辺鄙(大変失礼!)であるのに、お昼時には満席。
 古民家の玄関に入ると軽く静かなJAZZの調べが・・・
 我ら中高年はこれに安らぐんですよね~。
 待つこと30分、(まっ、これ位ならあり得るが)でもその間に抹茶がサービスで出てきて、それ程量も多くないつけそばなのに、食べ終わるのに25分、そば湯をのんで丁度1時間もかかってしまいました。
 いつもだったら、たべおわるのに5分とかからないのですが。
 何故って? ・・・・硬いんです。
 出てきた蕎麦は、素人が切ったような太い短い蕎麦なのですが、(大変失礼!)麺が固いので良くかみ締めながら食べなければなりません。
 その為、そばの旨みが口の中に広がり、汁を漬けづともおいしく食べられるのです。

泰旬庵そば風

 お店からの筑波山の麓の景色が見所です。
 この辺はパラセーリングのメッカで、日曜日にはパラシュートがあちこち浮かんでいます。
 建物は古民家を移築して作られ、今流行の落ち着くお洒落なお店です。
 蕎麦は、茨城県産の石臼挽き製粉の二八そばで、水切りが良く、綺麗に手編みのザルに盛られていました。
 硬めの食感で歯ごたえ充分、今回は鴨汁蕎麦にしましたが、鴨肉に片栗粉が絡められており、そのキョトキョトとした食感と、その中に閉じ込められた、大きな鴨肉の塊と肉汁が口の中に広がり、たまりませ~ん。
 三つ葉と柚子の香りも美味しかったです。
 ここの鴨汁はお勧めですね。

美里

美里 - そばがき(1,050円)

 駐車場の後ろの門の奥は、うっそうとした木々に囲まれた古びた一軒家、ガラス戸を開けると、プーンと薪の香りと、湿った土間の臭いが鼻をくすぐり、薄暗い電球の明かりが、古い昭和の田舎の居酒屋の趣を演出し、店の風格と渋さをかもし出しています。
 メニュー帳はなし、壁にぶら下っている板切れに、「今日はこれだけ」と言った感じで書かれています。
 注文した十割もりそば、自家石臼挽き製粉で、細く、舌触りのある、いかにも十割そばの味です。
 汁は辛目です。
 後から出てきた蕎麦湯の白さにも、こだわりを感じます。
 誰かを連れて来て、自慢したくなるお店ですね。

入口

美里 - 美里 内観(2011.1.17訪問)

こんな雰囲気です。
携帯の画像なのでアップ出来ず、お借りします。

美里

十割もりそば
携帯の画像なのでアップできず、お借りします。

※本記事は、2014/11/13に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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