マイベストレストラン【2020】

マイベストレストラン【2020】

2020年にレビューした中で、印象に残った店を「マイベストレストラン」に選出しました。

記事作成日:2020/12/31

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる1715の口コミを参考にまとめました。

2020年の総括!

2020年に訪れた店を振り返り、 下記の店舗をピックアップしました。

①アドゥエパッシ

温もり溢れる秀逸なイタリアン

昼の点数:4.4

料理・味 4.7

サービス 4.3

雰囲気 4.2

CP 4.2

酒・ドリンク -

\2,000~\2,999 / 1人

大垣市の二ツ木交差点と墨俣西交差点の間の南側で、県道31号線から南下するとすぐの東側に位置する。

外観はシンプルながらもスタイリッシュな佇まいで、店内はすっきりしていてカジュアルな雰囲気である。


ランチメニューは平日のみランチコースが2種類で、ディナータイムはアラカルトも取り揃えられている。

平日のランチコースは第1前菜、第2前菜、パスタ、デザート盛り合わせ、ドリンクが2200円である。


第1前菜はペルシュウとサラミとトルタフリッタで、揚げたてのトルテフリッタが一緒に添えられている。

国内唯一のパルマハム職人が製造するペルシュウで、旨みが凝縮されていて風味豊かな味わいを楽しめる。

脂がとろけるようにふんわりした滑らかな舌触りで、軽やかなトルタフリッタとのバランスが絶妙である。


第2前菜のボンベッタはチーズを豚肉で巻いており、全体にパン粉を塗して香ばしく焼き上げられている。

豚肉の旨みとチーズのコクが閉じ込められた状態で、表面の所々に付けられた焦げ目がアクセントである。


高加水パンは生地が柔らかくてしっとりとしており、オリーブとトマトのパンにはオレガノが入っている。

パンはそれぞれ小さく切られた食べやすいサイズで、人数分を籠に盛り付けられていておかわりもできる。


ミートソースの手打ちタリオリーニは麺が自家製で、存在感のある大きなミンチがごろごろと入っている。

薄めの平打ち麺にミートソースが絡んだ仕上がりで、食べ進めるごとに引き立つような旨みを堪能できる。

ミンチはほろりと解れるように柔らかい口当たりで、麺はもちもちとしていて弾力のある食感を楽しめる。


デザート盛り合わせは3種類が器に並べられており、素材本来の甘みをしっかりと生かして作られている。

パイナップルのジェラートはねっとりした舌触りで、爽やかな甘みにまろやかな酸味が程良く感じられる。

ビアンコマンジャーレはココナッツが主張しており、ティラミスはあっさりした上質な甘みを堪能できる。

カフェラテは優しい甘みのある引き締まった苦みで、小菓子は焼き菓子とピスタチオの2種類を楽しめる。


デザート盛り合わせ以外はプリフィクススタイルで、地元食材をふんだんに使うこだわりが伝わってくる。

オーナーシェフはイタリアで修業を積んだ本格派で、遠方からの客層にも親しまれている印象の店である。

②おお乃

揚げたてを順次提供される人気の天ぷら膳

昼の点数:3.7

料理・味 3.6

サービス 3.5

雰囲気 3.3

CP 4.4

酒・ドリンク -

\1,000~\1,999 / 1人

京都市の伏見区にある向島駅東出口から北上すると、交差点角地の第3長栄マンションの1階に位置する。

外観は簡素にまとめられていて和の趣漂う佇まいで、店内はこぢんまりしたアットホームな雰囲気である。


メニューは天ぷらの品数が異なる天ぷら膳が中心で、御膳と要予約のみの松花堂弁当に絞り込まれている。

ランチタイムの一番人気は1350円の天ぷら膳で、天ぷらは3種類ずつを3回に分けて順次提供される。


天ぷら膳は見計らいながら天ぷらが揚げられており、小鉢の種類が多くて盆にぎっしりと乗せられている。

内容はまぐろの山かけ、冷やしうどん、炊き合わせ、冷奴、サラダ、ご飯、吸物、香の物、水菓子である。

天ぷらはカレー塩と天つゆが一緒に添えられており、茶碗蒸しが別に付いていてご飯のおかわりもできる。


天ぷらの1回目は竹輪のサラダ巻き、茄子、海老で、2回目は鰯、秋葵、椎茸が籠に盛り付けられている。

3回目は餅の磯辺揚げ、出し巻き、海老の全9品で、衣はカラッとした軽やかな香ばしい食感を楽しめる。


天ぷらは素材本来の味わいが生かされた仕上がりで、一品ずつしっかりと作られているのが伝わってくる。

ランチタイムは前半と後半の二部に分けられており、多くの常連客からも親しまれている印象の店である。

③たけうちうどん店

圧倒的な人気を誇る名物のとり天ぶっかけ

昼の点数:3.6

料理・味 4.1

サービス 3.3

雰囲気 3.5

CP 3.5

酒・ドリンク -

~\999 / 1人

大阪市北区にある大阪市立豊崎小学校の西向かいで、新御堂筋の豊崎2と豊崎4西交差点の間に位置する。

外観はこぢんまりとまとめられたモダンな佇まいで、店内は照明が抑えられた活気に溢れる雰囲気である。


メニューはうどんに特化して潔く絞り込んだ内容で、ランチタイムには3種類のセットが用意されている。

うどんの量はそれぞれ500gとボリューム抜群で、大盛りにすると1000gに増量することができる。


とり天ぶっかけは深みのある大きな器に入っており、うどんに乗せられたとり天の存在感が際立っている。

薬味は大根おろし、おろし生姜、青ねぎ、レモンで、つゆがたっぷりと入っていて黒々した見た目である。


つゆは出汁が効いた甘みのあるまろやかな味わいで、繊細ながらも力強い旨みがあってすっきりしている。

うどんはしっかりとコシのある滑らかな口当たりで、くにゅくにゅした独特の柔らかい弾力が感じられる。

吸い付くような伸びがあってつるつるした舌触りで、レモンを全体に搾ると爽やかに味の変化を楽しめる。


とり天は醤油ベースの下味が付けられた仕上がりで、フリッターのように香ばしくてザクザクとしている。

もも肉が揚げられていて旨みが閉じ込められており、衣にふっくらした厚みがあって食べ応え十分である。


オーダーの大半がとり天ぶっかけと圧倒的な人気で、うどんは冷か温のどちらかを選択することができる。

平日にもかかわらず昼間は絶えず行列ができており、様々な客層に幅広く親しまれている印象の店である。

※本記事は、2020/12/31に作成されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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