熊本に行ったら絶対食べたい！美味しいご当地グルメ8選

熊本のご当地グルメとして一番メジャーなのはやはり「馬刺し」ではないでしょうか。特に熊本の馬刺しは「霜降り」へのこだわりが全国の馬肉産地のなかでも一番強いように感じます。
その熊本の馬刺しで一番有名なのが千興ファーム経営の「菅乃屋」ブランドでしょう。熊本県内に馬肉専門の飲食店を複数展開しています。
東京でも千興ファームの馬刺しを取り扱う飲食店は増えましたが、やはり現地で食べる超特撰の霜降り馬刺しは別格！タテガミや内臓の刺身などの美味しさも現地で味わってこそと思います。

牛のレバ刺しに続いて豚のレバ刺しも規制の方向となっていますが（2015年5月現在）、そんな規制とは無縁で合法的に楽しめるレバ刺しと言えば「馬レバ刺し」。
東京で出会う馬レバ刺しは臭い粗悪品が多いのですが、現地の名店「むつ五郎」のレバ刺しは本当にピュアな味わいで感銘を受けました。
牛レバ刺しに負けない濃厚な旨味がありながら、コリコリの歯応えが独特！熊本でも人気が高く希少品となっているようですが、是非ともご当地で味わいたい逸品です。

熊本の馬刺しは全国的な知名度の高さだと思うのですが、「馬焼肉」という焼肉スタイルで馬肉を楽しめるのもご当地熊本ならではでないでしょうか。
熊本の人に馬刺し以外のお勧めを尋ねて教えて貰った「らむ」は熊本で50年以上続く老舗の有名店だそう。
馬は焼くより刺身で食べるほうが美味しいとの固定観念を持っていましたが覆されました。
「菅乃屋」にも馬焼肉のメニューはあるのですが、焼肉に関しては「らむ」のほうが遥かに美味しかったです。

熊本と言えば「熊本ラーメン」も全国的に有名なご当地グルメではないでしょうか。
長浜ラーメン（博多ラーメン）に比べると麺が太めでスープに鶏ガラも加わるようです。トッピングにキクラゲが入るのも特徴的でしょうか。
世界展開をするチェーン「味千」の本店、食べログ高評価の「天外天」、「黒亭」などでも食べたのですが、一番気に入ったのは何故か水前寺にある「五郎八（いろは）」の熊本ラーメンでした。
こちらラーメンだけでなく馬のホルモン焼きも超お勧め。馬のホルモン焼きを肴に飲んで〆ラーとか至福の組み合わせです！

熊本では給食でも出されるというご当地グルメ「太平燕（タイピーエン）」。熊本の人から初めて料理名を聞いたときは何のことだか全く分からなかったです。
例えて言えばチャンポンの麺を春雨に変えたような麺料理でしょうか。個人的にはチャンポンのほうが美味しいと思いましたがヘルシーで女子ウケ要素はあります。
こちら「紅蘭亭」は太平燕の元祖とも言われている1軒。同じく元祖と言われる中華園（2015年閉店）と食べ比べましたが、私は紅蘭亭のほうが気に入りました。

熊本で最初の洋菓子店という老舗「SWISS（スイス）」のスペシャリテ「リキュールマロン」。
リキュールを吸ってアルコールの主張が強めなスポンジの中にバタークリーム。そのクリームの中には熊本県産渋皮マロン。
しっとりしたスポンジとハードなクリームの相性が良くてかなり美味しいスイーツでした。
熊本のスイーツといえば「陣太鼓」や「いきなり団子」など、和菓子に有名なものが多いですが洋菓子も侮れません。
熊本空港でも販売されていたので、熊本土産に購入しても喜ばれると思いますよ！

熊本のご当地グルメとして「馬刺し」に並ぶ知名度の高さであろう「辛子蓮根」。熊本藩主細川家の門外不出の料理だったとも言われています。
その辛子蓮根で有名なお店がこちら「森からし蓮根」だそうで、鶴屋デパートや熊本空港にも出店していました。
ただ本当に美味しいのは揚げたてに限ると思います。レンコンの天ぷらに辛子味噌を詰めたようなイメージなのですが、天ぷらだって冷めたものより揚げたてのほうが遥かに美味しいわけですから。

熊本のご当地グルメとしては馬刺しに次ぐ美味しさと思う「豆腐の味噌漬け」。
「辛子蓮根」や「一文字ぐるぐる」は知名度の高さの割には普通なのですが、これはお酒の肴に最高の逸品だと思います。最近は東京の居酒屋でも扱いが増えてきているような印象。
五木屋本舗の「山うに豆腐」が豆腐の味噌漬けのブランドとしては一番人気なのですが、その山うに豆腐より美味しいと感じたのがこちら「食彩の里ふしみ」の「おとうふの味噌漬け」。
実店舗ではなくネット通販で購入して食べただけですが、香しいチーズのようなその味わいの虜になりました。球磨焼酎はもちろん、日本酒にもワインにも良さそうです。