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イタリアンの楽しさと美味しさを教えてくれる 超、好きです‼ いや~、美味しかった。楽しかった。 全体写真を撮り忘れてしまった(ToT)ので伝わりにくいのですが、お料理の写真の1枚目から5枚目までのアミューズ。 実は、いっぺんにテーブルに5皿が、とんとんとんとんとん、と置かれていくのです! 壮観。賑やか。楽しい。わくわく。 もう~、ハートわし掴みです。 のっけからのこのアミューズの演出で、一気に「コンヴィーヴィオの世界へようこそ!」とがっつりと惹きこまれてしまいます。 お料理もがっつりとしたイタリアンだけど、全く重くない。最後のラザニアもお代わりしてしまうほど、食べやすい。(ラザニアもココットに入った状態の写真を撮り忘れた。うううっ。) たまらんっす。 最初に(おそらく)スーシェフ、最後に辻シェフが 各テーブルを回られてご挨拶。 サービスの方もお料理の説明はもちろんのこと、知らない素材を聞いて、ハテナマーク顔をしていると、タブレットでネットから探した写真を見せてさらに詳しく説明してくださる気配り。 テーブルも5つくらいでこじんまりとしつつお洒落な寛げる店内空間。とても居心地がいい。 東京にいたら、毎月でも通いたいくらいです。 ・アミューズ ☆ガスパチョ; トマトの冷製スープ。爽やか。アボガトの緑にバジルの香り。トスカーナのオリーブオイルで仕上げられています。 ☆ラディッシュ;赤パプリカのソースで土に見立てたパン粉で畑の中のイメージ。 ☆ヤングコーンのフリット;パルマの生ハムを巻いてあり、ハムの塩気がフリットといい感じ~。 ☆鱈と鰹;バカラマンテカート(?)=鱈の練り物?カナッペ風。アクセントの黒胡椒がいいね。 鰹はさっと炙って、 豚の背脂をのせていただきます。 ☆植木鉢;チーズのオーブン焼き。中のアーモンドとの食感と香ばしさが楽しい。米のアラレをまぶしてさっと揚げたキタアカリ。たたいたトマトをオリーブに詰めて。 最初に3皿出てきた段階で、思わず「凄いな」と口から溢れたら、すかさず、「もう一回あります」と計5皿がテーブルに一気に並ぶ。完全、気分あげあげです。 ・ホワイトアスパラガスのグリル 軽くマリネしてあり、下にバッサーノソース(イタリアのなんとか?村の卵黄のソース) 。上に長崎のかますの炙りと北国赤海老(甘エビの食感と味わい)がのせられて、コールラビとフルーツトマトとケッパーのドレッシング。キャベツのような甘みにケッパーの酸味も効いた爽やかなドレッシングと少しねっとり感のあるなんとか村のソースで面白いなあ。かますと赤海老の組み合わせも面白い。オランダのホワイトアスパラガスは野菜のえぐみもありで好きです。 ・コンビバーガー カチョカヴァッロのチーズバーガー。牛のラグーとトマト。バンズが少し粗めに焼いてあるので牛のラグーのバンズの中への染み込み具合が半端ない。 定番らしく、先月は鯵の南蛮漬けだったとか。 うん、それ も食べたいぞ。 ・フォカチャ レーズンくるみパンも自家製 飽きない様に味を変えて。 ・カチョ エ ペペ スペシャリテ。 これ、美味しい! 私的にこれまでのパスタ経験で一番かも。極めてシンプルだけどこれだけをパクパク食べたいくらい。 叩いて潰してより風味を出した胡椒で、きゅっ、と締まりがある。 少し幅広なタリアテッレ、フィットチーネかな、がペコリーノトスカーナという羊のチーズとよく絡んで旨し。 ・甘鯛のうろこ焼き じゃがいものソースにサフランとトムヤンクンやフォーなどに使われるこぶミカンの葉で色彩と風味を増して。なるほど。でも、甘鯛のうろこ焼きはどこにも出てくるなあ。。 スプーンが面白い。スプーンにまつわるお話も笑いました。 ・豚のカツレツ チンタ・セネーゼ豚というトスカーナの原種に近い高級豚。日本で生産されているのは唯一人だそう。 この豚が堪らなく旨い。豚肉大好きなのだけど、この豚も私的豚史上、ベストかも。脂身の上質な甘さと赤身肉の旨味は至極です。カツレツではないこの豚のお料理も食べてみたい。 ・ラザニア ホウレン草を練り込んだベシャメルソースに牛のラグー。焼き上がりのココット状態で「これで2人前ですけど、先ずは1人前でお持ちします」といただいたが、山椒が効いていてとても食べやすく美味しくて、2人前もペロリといただいてしまいました。 このラザニアも私的史上一番です! ・ドルチェ パッションフルーツのジェラート。 ココナッツのスープ。クランブルを添えて、ココナッツパウダー。 ・小菓子 パスタに練り込まれたこだわり卵を使って、楽しいプレゼンテーションです。 お店のつくりも面白くて、北参道駅から歩いてくると最初に外からキッチンが見える窓。そこをぐるりと回って、入り口は2階。最後の写真は入り口ではありません。
2018/06訪問
1回
進化した❗ 1月の時に比べると明らかに出汁が違う。 と思って、沢煮椀をいただいて、「前回の鯛の時よりも美味しい」とふると、「そうですよね。出汁が違いますから」 やられた。確信犯だった。石山さん。 進化ではなかった。素材に合わせて出汁を変える技術だった。 前回の配膳前の秘密の小箱は「昆布塩」だったけど、今回は「生姜」のようでした。 2回目もやっぱり美味しい、と確認出来てうれしいな。 ・牡蠣 菜の花 餡出汁 厚岸のぷっくり牡蠣のエキスが口中に広がる。菜の花のうっすらとした苦味。 生姜と柚の餡出汁。 ・芹の根 愛菜鰹 タラの芽の唐揚げ 愛菜鰹は唐揚げにすると、こんなに味が見えてくるんだなあ。愛菜鰹ってなんだか味がぼやけていて好きではなかったけど、とても良い発見。 ・沢煮椀 ハマグリ 前回の鯛よりふんわりとしてまろやかな出汁。本当に、こちらの沢煮椀は大好きです。 ・淡路島の鯛昆布締め 桜マス あおりいか 毎度の青海苔も横に添えられて。 ・ぶりの焼きに辛味大根をのせて 山椒をぱらりん 皮をカリカリに焼いて、なかに赤身を残して、さっと焼きあげる。焼き方、ヨシ! ・鴨(蔵王産) 筍(福岡産) 芹と長ネギ 筍はしゃきしゃきと甘く。鴨はジューシーで柔らかい。 ・蕪と里芋 牛肉赤身の煮物 お食事ですと言われたので、何か追加でできますかとお願いして出てきたお皿。 蕪のほどけ方が素敵です。赤身肉も煮汁が染みてじわりときます。 ・雑炊 鴨と筍の出汁で 筍の姫皮が散らしてあり。鴨の脂は全く感じさせない。2杯目は生姜と柚で香りを変えて。 ・デザート あづき ラム酒のジュレ 抹茶ゼリー 不知火(デコポンを名乗れないデコポン) 春夏秋冬と素材を変えて奏でられる石山さんの出汁を味わいに通いたいお店です。 一月前に予約したのでこんな大雪になるとは予測もできず、大阪から戻れるのかドキドキだったけど欠航1つ前の飛行機は飛んだ着陸した。良かった。 浜松町も赤坂見附も大混雑だったが、四谷三丁目の駅に着いたのは予約時間の1時間も前。電話しても開店したら出ないお店のよう。雪で滑りそうになりながらも荒木町車力門通りの緩やかな坂を下って、神社と公園の間の細い道を入ると雪の中にぽっかりと灯り。 「凄く早く着いてしまいました。」「どうぞこちらへ。」と柔らかいお顔の丸めがねの石山さん。 神楽坂石川グループの蓮の料理長を長く勤められて、ご自身のお名前を店名に石川グループから初の独立。大雪で身体は冷え冷えだが、期待で心はぽかぽかに膨らんで来ました。 私の他はカップルさん二組。綺麗なカウンターにとても座り心地のよい椅子。 全てのお料理が素材の持つ味わいをしっかり引き出されてあり、とても美味しい。 出汁は塩と昆布だけのように感じるが、塩味と昆布の味が最も感じられたのが 「沢煮椀」明石の鯛の天然の味が引き立つ引き立つ❕汁を含んだ瞬間、「嗚呼!」と声が零れてしまい、椀の一番下におかれた柚が最後に香りたって、「ふふっ」と笑ってしまいました。何も入れずに 潮汁でも美味しいだろうな。 7,500円のコース一本。最初にこちらから、何か今日の一皿を加えていただけますかとお願いしたら、秋田のずわい蟹がありますとのこと。もちろん、いただきました。蟹の身もみそも柔かな酸味の出汁ジュレで素敵。 牡蠣と海苔の餡をかけた卵蒸しも、牡蠣と海苔の塩味と出汁餡 卵蒸しの甘味が口の中で溶け合って、これもまた「嗚呼!」。 さわら3部位を塩味の海苔で、生姜で。鹿児島県産のタケノコはしゃきしゃき歯応えで甘くほろ苦く。しゃぶにした鰤が口の中でほどける。 タケノコと鰤のお汁で最後の雑炊。二杯目は柚をふって。 塩加減の好みが別れるかも知れないけど、昆布で円やかに感じるので、私は好き。 素材も技術も一級品で、追加を入れても10,000円ちょっと。誰にも教えたくないと思ったけど、次の予約は3月になるほど。皆さん本当に美味いものをよくご存知ですね。 ・菜の花 車海老 白味噌 とんぶり ・かき揚げ 鯛と蓮根 芹の根 昆布塩旨し ・沢煮椀(豚脂と野菜の細ぎりの塩汁) 明石天然鯛 ・刺身 福岡のさわら腹 背 腹真ん中 淡路のアオリイカ 海苔 生姜 ・牡蠣と海苔の餡 卵蒸し ・タケノコ 鰤のしゃぶしゃぶ 芹 白ネギ ・秋田のズワイガニ みそ だしジュレ コースに特別で ズワイ蟹を入れてもらう。 ・雑炊 鰤とたけのこのお汁 二杯目は柚で ・つぶあん わらび餅 すりごま 奥にテーブルがあったので、使えるかお聞きしたら、まだ、1人では無理なので使わないとキッパリ。暫くして、もう一人増えたら使えるようにしますとのこと。なるほど。お一人でのオペレーションでも、今のカウンター8人くらいでは、待つこともなくいただけますものね。 食器のセンスも好きだなぁ。
2018/03訪問
2回
もっと早くお伺いしておけばよかった。 どのお皿も私好み。世界観が広がった。 カウンターだったので、本多シェフ自らからサーブも説明もしていただける。目の前に焼き場があり、火入れのカウントも、本多シェフの包丁さばきや盛り付けもじっくり見れる。 またしても、もの知らぬ私は、恥ずかしながら「スペイン料理とは?」なんてアホな質問。本多シェフの回答がとんでもないところからかえってきた❗ 俯瞰して見た和食から欧州料理との比較。宗教的歴史からの豚肉の多用。面白かった。勉強になりました。 楽しくて、美味しくて、幸せな時間でした。 ・米煎餅とオリーブオイルパン オリーブオイルが口中にぱーんと広がりました。 ・3種のタパス 蛤の冷製エスカベシュ、自家製チョリソ、バカラオ=タラのコロッケ? ・ホタテ貝のモンタディート モホソース バゲットではなくパイ生地にほたて。カナリア諸島原産ソース。そして胡麻の葉。スペイン料理としてはよくあるものとのことでしたが、初体験だった。美味しいぃ~! ・ペドロヒメネス香るフォアグラと白アスパラ フォアグラ見えませんね、写真。アスパラガスの下に隠れてます。本多シェフがフォアグラと白アスパラガスの組み合わせをお薦め。ホントに!こんなに後味のよいフォアグラははじめてかも。フォアグラはパテでしたが、ソリッドだったらどうだろう?とか妄想するほど、ずっと口の中にフォアグラ~アスパラ~フォアグラ~アスパラの味が寄せては返してました。 ・スナップエンドウ豆の軽い煮込み 甘エビとブテイファラネグラ スナップエンドウはぷちぷち感を出すためにわざと小さい粒々を選んで。その贅沢さね。煮込んで出たスープにオリーブオイルを加えたソース。甘エビで甘く、豚の内蔵コロコロで塩味。 ・軽く燻したキャビアのラビオリ 燻製の鍋から煙モクモク。ぶどうの木で燻して。 大根で巻いたブロッコリーソースのラビオリ。 燻したキャビア、凄いなあ。ブロッコリーソースにキャビアを浮かべて、また、凄いなあ。さらにラビオリとの三重奏で、凄いなあ。トリプル凄いなあ!でした。 ・アンコウのフリットとニョラのスープ 淡泊なので豚の背脂を巻いてフリットされているのだけど、旨すぎる。 赤ピーマンのソーススープをかけると味変化。 ・秋田県岩波ポークのロースト ビストとイディアサバルチーズ 出荷前に塩を食べさせて水分を抜いた豚の上に野菜の粒々ビスト。豚肉の甘み、大好き。ビストがのせられて面白い、スペインでは普通らしいが。袋茸と玉ねぎのローストにチーズでサラダ。 ・3種のチーズとその付け合せ 山羊、羊、牛の3種のチーズ。それぞれにチーズのくせを活かしてくれる付け合わせが添えられているのだけど、いやはや、まいりました。素敵。 ・シャーベットとマシュマロな宇和島産ブラッドオレンジブラッドオレンジとビーツと紫蘇。合うんだ、これが。 ・はちみつの軽いメレンゲ ローズマリーのアイス こらこら、デザートで「ジェンガ」しますか?楽しい ・自家製チョコレート カカオから自家製で作られるというチョコの5連発。これまた、楽しい ・ハーブティ 季節を換えて何度でも通いたいなあ。
2018/03訪問
1回
一期一会。 カウンターの奥に飾られた書やコースターにお店の思いがさりげなく表れています。 初めて伺った私にもお料理のお話だけではなく、とても気さくにいろいろなお話をしていただける店主の増田さん以下全てのスタッフの方々。常連の方々ばかりのカウンター席でお一人様新参者の私にもとても居心地のいい時間でした。 全体として、とても円やかな味付け。 素材の良さはもちろんなのだけど、素材の風味を活かすための料理法や組み合わせの妙味、出汁やタレの絶妙な塩梅を感じます。 凄いというより、自然と顔が綻んでしまう毎日食べたい、厭きない、優しいお料理を楽しませていただきました。 昆布茶をいただきながら、始まりを待ちます。 ☆先付 目にも楽しい逸品。 島根の渡蟹の甲羅を1週間かけて甲羅返しにして器にしたもの。 渡蟹の酢の物。この時期は雄の渡蟹が美味しいそうです。9月9日重陽の節句に因んで菊なますにしてあります。蒸し鮑、丹波しめじ、水前寺海苔が添えられて。酢が優しくてすっと口中に収まります。 ☆お椀 岩手産の松茸。鱧。ほたての揚げ真丈。 仄かに松茸の香りが立ち、とても円やかな出汁で、ほわほわの鱧と揚げてあるのでしこしこ感のあるほたて真丈に穏やかに纏わります。美味しい。 松茸を見せていただきました。香り立ちが始まったかなという感じです。 ☆お造り ・明石の鯛。縞鯵。車海老のあらい。鯛は焼霜にしてあり、皮と皮と身の間の旨さも感じます。 長芋、人参、レタス(!!!)のつまもしゃりしゃり、ぽりぽり。 土佐醤油、新潟のも塩、梅肉醤油といろいろな調味が試せます。梅肉にわさびを溶かし込んで食べるとそれだけでご飯が食べられる美味しさ。 時期が良かった。淡路島由良の赤ウニもいただきました。舌の上で蕩けていく赤ウニには自然と顔が綻びますね。 ・気仙沼の戻り鰹のたたき。 藁でさっと燻して。おろしポン酢とカイワレと玉ねぎの黄金律。 ☆飯蒸し 栗の飯蒸し。穴子、さらに奈良漬けの胡麻和え。 普段、奈良漬けを食べませんが、この奈良漬けの旨さにはびっくり。単独でも美味しいし、少し甘醤油で炊かれた穴子と飯蒸しに混ぜ混ぜしても、とても美味しい。 ☆焼き物 滋賀県安曇川(琵琶湖の鮎というのはこの「あどがわ」)の鮎の塩焼き。最後に胡麻油を塗って焼いてあるので、ぱりりとした食感と口中に胡麻の風味がほわりと広がります。2匹目は甘酢で。 ☆八寸 竜胆とすすきで秋らしい飾り付け。 ・煮蛸、きゅうり、海月の酢の物 ・無花果(日本無花果と言われる蓬莱柿)にごまだれ ・淡路の烏賊 このわたと和えて ・エリンギ茸の甘辛煮を松葉に刺して ・鳴門金時 ・万願寺を焼き浸し ・鰻の八幡巻き ・玉子真丈 酢がとても円やかなのでお聴きすると、京都の千鳥酢とのこと。上品な口当たり。 ☆あて ゲソの唐揚げが、何気に出て来ます! ☆握り 中トロの漬け。目葱と一緒に海苔巻き。漬けなので海苔に負けません。 ☆朴葉焼き 栗、銀杏、松茸、近江牛ミスジの幽庵焼き。 お肉の幽庵焼きを初めていただきましたが、朴葉をほどくと松茸の香りが立ち、幽庵味の沁みたミスジが柔らかく旨味たっぷり。この柔らかさは焼きというより蒸しなのかな。 ☆炊き合わせ 焼きナスと甘鯛の玉〆。餡掛けに生姜と葱をのせて。茄子も鯛もほくほくです。餡が美味しい。 ☆ご飯 土鍋ご飯をいろいろな食べ方でいただきます。 お米は増田さんの故郷、滋賀県の水鏡という品種の新米。暫くするとこしひかりになるようです。 ・炊きたてを一口 ・お塩をふって一口 ・増田さんの生家の蔵から持って来られたという、なんと昭和53年!に漬けた梅干し(とても柔らかな酸と塩気)で一口 ・静岡の釜揚げシラスで一口 最後にどちらかと言われたのだけど、どちらもお願いしていただいてしまいました。 ・玉子かけご飯 鰻の佃煮を刻んで広島の玉子の黄身を落としてまたもやシラス。混ぜ混ぜすると山椒醤油の鰻が醤油がわりになるという贅沢な玉子かけご飯。 ・鰻の佃煮のお茶漬け ほうじ茶のお茶漬け。うん?と思いましたが、鰻をお箸でくいくいと押して味を出させると確かにすっきりとしたほうじ茶の方が合ってんじゃん! お漬物もひじきの小皿も全ていただきました。 八丁味噌の上澄みのしじみのお味噌汁。これもすっきりあっさりとして〆のお食事に合います。 ☆水菓子 巨峰とオレンジのゼリー。柘榴を散らして。 ☆甘味 これも"どちらも"いただきました。 ・月影(仲秋の名月に因んで此方で名付けられた和菓子)。ユリ根のきんとん。黄身餡。京都の味噌。 ・水ようかん。とんでもなく柔らかい❗ 大将は滋賀の招福楼で20年の後、滋賀で6年、京都で11年、山玄茶を続けられているそう。 季節ごとに通いたいお店がまたまた増えてしまいました。ただ、夜のコースは夜にしかいただけないのが少し残念。 2番手さんに和食だけではなく京都の一人で行ける中華のお店も教えてもらいました。
2018/09訪問
1回
私の東京イタリアンの基準点だと思っているお店です。目黒川の桜の蕾はちらほらと開きかけています。明日からは桜を目当てにしたお客様でずっと満席とのこと。今回はぽっかりとあいた予約の間を狙えたみたいで、二組でした。ということもあり、話を向けるとソムリエ/サービスの方も雄弁に語っていただけました。もともとけっこうお話好きな人だなと思っていたけど。 前回の来店時から内装がとてもモダンシックに換わっていて、より居心地がいい空間になっていました。 私がこちらのお料理を好きなのは、和食の出汁が使われていたり、日本人向けのテイストを感じられながら、しっかりとしたイタリアンだから。和食が好きな私には まさに「私好みな」イタリアン。 今回のコースはジョイア。 ・トルタフリッタ 巻かれた生ハムがフリッタの油を消して更に、塩味がこれからの食欲を刺激します。 (アンティパスト) アンティパストの2品は「和」の味が感じられる。 ・アスパラガス 黒胡麻とパルミジャーノのエスプーマ 黒と白のソースで和とイタリアンの融合。 ・ほろほろ鶏のスープ アロットラット 菜の花 名古屋コーチンの旨味に菜の花の春らしい苦味。そこに、カップの鶏のスープをかける。オサレな焼鳥屋さんにも出てきそう。 (プリモ) ・文旦のリゾット 桜マスのグレープフルーツ 私的に本日の一番。桜マスに柑橘がマッチするのはよくわかるのだけど、柑橘が酸だけでなくて甘みのレベルまで昇華されていて、硬めのリゾットと柔らかい桜マスにまとわる。美味い❗ ・アニョロティ ダル プリン こちらのスペシャリテ。とても好きなのだけど、リゾット桜マスの後だと、もう少し量を減らしたほうが最後のふたつくらいは重く感じる。 (セコンド) ・ストラコット ディ マンゾ マルサラのソース ほろほろと口の中で崩れる牛のほほ肉 フォアグラの欠片を散らしたソースが濃厚。 (ドルチェ) ・温かいバナナのエクレア カルーアのジェラート バナナの甘みとコーヒーの苦味。 ・カプチーノ なんと!ノンアルコールペアリングを検討中とお聴きして、是非是非とお願いしたら、岡野シェフの地元のトマトジュースをお試しで提供していただいた。とても上品な甘み。どのお料理に合わせるかなあ。 ますます、いいお店になってほしい。
2018/03訪問
2回
中華好きなので、ついついあれもこれもとたくさん食べてしまいます。 関西にも、東京の「虎峰」みたいなお店はないのかな?小量多皿は東京にしかない文化なのかな? 前回伺ってとても美味しかったので、再訪しました。前回とは違うものをできるだけいただこうとメニューを開きますが、餃子や春巻は外せないし、アスパラガスと干し貝柱も勧められるままに食べてしまいました。 相変わらず、17:30から満席の人気店です。 ☆アオリ烏賊の葱山椒ソース とてもさっぱりとして最初のお皿としては最適。 百合の芽もしゃきしゃき。 ☆老虎菜特製餃子 ☆海老のパリパリ春巻 ☆子羊のキャレ十三香粉炒め 前回、食べ損ねてしまっていたので、満を持して(?)いただきました。 背中の骨肉をその名の通り13種類のスパイスでローストしてあります。 けっこう脂身もあるのだけど、スパイスのおかげで、お肉は全くしつこくありません。 ☆アスパラガスと干し貝柱の炒め物 また、オーダーしてしまいました。干し貝柱から出てくるこの塩梅好き。 ☆明石蛸とニンニクの芽のマーライ醤炒め 蛸さんぷにぷに。マーライ醤が旨し。 ☆鶏とカシューナッツの甘辛炒め 中華の定番の始まり。鶏とカシューナッツ、どうしてこんなに相性いいのかなぁ♪ ☆麻婆豆腐 暑いので、今回はこれが食べたかったのです。 麻はしっかり効いていますが、日本的に抑えた痺れ。でも、顔から汗はじわりじわりと出てきます。 うん、日本の夏も麻婆豆腐だあーーー! ☆大海老のチリソース 定番の最後は海老チリ。こちらの海老チリは頭から尻尾まで殻つきで、頭から尻尾まで殻つきのまま、ボリボリバリバリです。 ☆叉焼と白葱の和えそば 平打ち麺に中華胡麻ソースで、締めに爽やか~~。 ☆白桃と薔薇と胡桃のパフェ お楽しみのデザート。毎回、中華屋さんとは思えない楽しさ。 牛肉系をまだいただいていないので、次は、その辺りを攻めたいと思います。 「一菜一格百菜百味」 料理ひとつひとつにそれぞれの個性がありそれぞれの味がある。という四川の言葉だそうです。 店名の下に添えられたこの言葉どおりに、いただいた全てのお皿の個性溢れる味、香、食感、視感を楽しみました。 黒板メニューが広東、北京、四川と区分されていますが、味のベースは広東だと感じました。東京でいうとミモザの味に近い。甘く淡く上品。私好みでした。 元気で可愛い女性のサービスはとても気持ちよく、食事の美味しさと楽しさを増し増しにしてくれます。 アラカルトでオーダーしたのに、ちゃんと前菜、魚、肉、〆の考えられた順番で、かつ、タイミングよくサーブしていただけるのは、何気ないことかもしれないけれど、とても気配りがされているなあと感じました。カウンター5席、4人席3テーブルは満席なのに。 ・本鰹のお刺身サラダ タレをかけて、和えて。 ・アスパラガスと干し貝柱の炒め物 干し貝柱の風味がアスパラガスにもしっかりと絡んでのしゃきしゃき。 ・口水鶏 辛くない‼ このヨダレ鶏、好き。 ・餃子 羽根が、羽根が~、うわ~い。羽根の下には、もちもちの皮の可愛い餃子。 ・エビのぱりぱり春巻 爽やかピリリの出汁を浸けて。 ・トマト焼売 これはこれは、見た目斬新。味もトマトの酸味が海老や肉と絡んで。一口食いで口の中がジューシー。 ・あこうの蒸し 葱とパクチー オリーブ 中国醤油 本日明石で採れたあこう。身がプリプリで淡白なのにじわりじわりと旨味を感じる。 さすがに、あこうは高級魚なので時価で8,000円でした。 ・家鴨のはまなす酒 ロースト お肉は噛めば噛むほど甘みが出てきます。 ・桜エビの炒飯 とてもあっさりとしたご飯つぶパラパラの炒飯。 ・ナッツのパンナコッタ ガトーショコラ仕立て 中華料理店のデザートではありません。必ずデザートまで食べられることをお薦めします。 お昼にデザート教室までやっている元パティシエさんのデザートで、メニューに4,5種類、黒板メニューに同じく5種類。力、入ってます! 旨かったあ~、です。 ・白桃烏龍茶 桃と烏龍茶の香りが鼻腔に抜けます。ポットへのお湯足しもタイミングよくて。 夜は、17:30 - 19:20、19:30 - 21:20の2部制。 JR摂津本山駅からも、阪神青木駅からも、歩いて15分くらいの住宅地にあるとてもいいお店です。
2018/08訪問
2回
全ての味覚がフルアクティブ化するフレンチが楽しい 銀座のあのビルです。EXIT MELSA。 19:00に入った時にはちらほらでしたが、あっという間に満席。人気のお店ですね。 「美味しい。そして、楽しい!」とお伝えすると、「そうなんです。美味しさは当たり前に、それを超えて、楽しんでいただきたい。このお店の思いです。」と。 お店を出るときに、シェフにお伝えしたのは、 ・おもてなしの心のあたたかさ。 ・変化を与える柑橘類の使い方の素晴らしさ。 ・そして、とても面白かったのが、「苦味」を意識した食材が加えられていること。 いくつものお料理で 複数の食材と二重三重のソースとの重なりから生まれた美味しさに、この「苦味」食材が 時に 味の締まりや、時に 味の拡がりを与えてくれているように感じました。 味覚をフルアクティブ化してくれます。 夜は8,000円のみのコース。11品。 基本的には夜は1人では受けていないとのことでしたが、お昼でもディナーコースでお受けします、とありがたいお言葉をいただきました。 ・お出迎えの花束 是非、このお出迎えは体験してほしいです。ほっこりあたたかく、これから始まるお料理への期待がいやがおうにも高まります。 花束の中にジャガイモとビーツのチップス 。うっすらとした塩味。 この花束いただいて帰っていいですか、と図々しくお聞きすると、かなり高価なのでごめんなさい、と笑って返されました。 ・バーニャカウダ 可愛らしい蕪。何と 蕪の中にもお楽しみ。そして、バーニャカウダもすっきりした美味しさでしたが、蕪の周りのレモン塩で爽快な変化。 ・ラビオリとテクスチャー ラビオリをフレンチで仕立てるとこうなるんですね。バニラの泡とピスタチオのソース。ラビオリの中身もお楽しみ。 ・フォアグラとモンブラン マイナス190度で瞬間冷凍されたフォアグラが花弁のように。モンブランとの相性。カシスで爽やかに。 バターはライムの皮とヒマラヤ塩がふってあります。ブリオッシュ旨し。 ・野菜のパフェ 何年も続く、エールのスペシャリテだそう。1月半程度でメニューは替わるそうですが、1度も同じものはないとプライドを持たれていました。 これは最高でした、と思わずお伝えしました。 きくいも トマトジェリー にんじんムースの三重奏。その下に、この季節だからこその蟹で中休み。さらに下のやさい達はガラリと食感と味が変化する。楽しい~。 ・白子 北海道の鱈の白子。さっと火を入れて、歯触りとクリーミーな食感。パセリと牛肉のソース 文旦のつぶつぶで柑橘の酸味が合わさり、そして、 さらに青野菜の苦味。 あああぁ。 ・お魚料理 お魚はあんこう。えのき茸のような茸と何気なくキャラメリーゼされたジャンボマッシュルーム。ここにも味の変化がぱらりとかけてある。 ・お肉料理 青森の銀の鴨。歯応えしっかり、とてもジューシーで、狙いどおりシャラン鴨に勝ってますね。ビーツ ざくろのソース。 紫キャベツ。 ・アバァンデセール 雪国というカクテルからのインスピレーション。 キウイフルーツ バジル 杏仁泡ソース ヨーグルト。縦にスプーンを入れて。味のカルテット。 ・タルトタタン ・ハーブティーとミニャルディーズ フォトジェニックなプレゼンテーションも楽しく、カップルでいただくと、愛が深まるでしょう。 私みたいに男1人でも、超幸せでした。
2017/12訪問
1回
【フレンチ:スペシャリテで始まりスペシャリテで終わる】