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本日夜空席あり
050-5890-7212
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田中知之(FPM)さんの他のお店の口コミ
店名 |
スンガリー 新宿三丁目店
|
---|---|
ジャンル | ロシア料理、ビアバー、ワインバー |
予約・ お問い合わせ |
050-5890-7212 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「新宿区西新宿1-7-2」から移転しています。 |
交通手段 |
新宿駅から地下道でご来店の場合、新宿駅地下街B10(サブナード入口)に入り、直進、一つ目の角を左折フットセラピーさん(B2)のビルの地下一階です。1階はファミリーマートがあります。 新宿三丁目駅から286m |
営業時間 |
|
予算 |
¥5,000~¥5,999 ¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥8,000~¥9,999
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー可 (交通系電子マネー(Suicaなど)、iD) QRコード決済可 (PayPay) |
サービス料・ チャージ |
ランチ時間帯、および飲み放題コースの場合はサービス料無し。それ以外のご利用の場合は、サービス料5%を頂戴いたします。 |
席数 |
47席 (テーブル20 ) |
---|---|
最大予約可能人数 |
着席時 56人、立食時 50人 |
個室 |
有 (8人可、10~20人可、20~30人可) 最大24名様、20名様、10名様用個室、半個室タイプの4名様用ボックスシートなど、お客様のご都合に合うお席のご用意が可能です。様々なシーンでご利用下さい。 |
貸切 |
可 (20人~50人可) |
禁煙・喫煙 | 全席禁煙 |
駐車場 |
無 近隣に多数あり。 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、席が広い、カップルシートあり、ソファー席あり、バリアフリー、プロジェクターあり、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
コース | 飲み放題 |
---|---|
ドリンク | ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる、カクテルにこだわる |
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、ベジタリアンメニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、お祝い・サプライズ可、ドリンク持込可、テイクアウト、デリバリー |
お子様連れ |
子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可 |
ドレスコード | 特にありませんが、男性のタンクトップ、ビーチサンダルはご配慮いただければ幸いです。 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
2017年8月1日 |
電話番号 |
080-8858-3435 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
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新宿にあるロシア・ウクライナ・ジョージア料理の老舗レストラン。昭和32年に歌手加藤登紀子さんのご両親が創業(実は私、細い糸のような縁を辿れば加藤さんの遠い親戚に当たるのです。とは言え、またお目にかかったこともないのですが…)。以前、新年の親族の集まりでこちらにお邪魔したことがきっかけで、私はこのレストランの持つ不思議な心地良さの虜になっていたのですが、先日久々に再訪が叶いました。新宿の靖国通り沿いの雑居ビルの地下にあるお店は、南ロシアのクラスノダール地方にある老舗レストランをイメージしたインテリアが素晴らしく、一歩足を踏み入れた瞬間に自分が新宿の喧騒の中に居ることをすっかり忘れてしまうのです。店員さんはロシアやウクライナの留学生の方々が多く、一緒懸命な接客に好感が持てます(当然、美男美女揃い)。
私、ロシアはモスクワにもサンクトペテルブルクにもDJで何度も訪れており、現地のロシア料理店にも色々行っています。が、断然こちらでいただく方が美味しいです。かと言って日本向けにアレンジが過ぎるのではなく、良い意味での異国情緒はちゃんとあります。決して写真映えする料理ではないかも知れませんが、このニュアンスが僕はとても好きです。
この夜いただいたのは、
マリノーブナヤ・ケタとブリヌイ
スモークではなく生の天然紅鮭のマリネをイースト発酵させたパンケーキで巻いた料理。
グリヴィ―ヴ・スメターニェ
マッシュルームのクリーム煮 つぼ焼き
焼きたてのパンの蓋を開けると、マッシュルームとホワイトアスパラガスの香りが。
サリャンカ
ピクルス、オリーブ、ケッパー、レモンスライス、塩漬け野菜や燻製肉の酸味がさわやかなトマト風味のスープ。
ハルチョ―
ジョージア風牛肉とお米のスープ。フレッシュなパクチーを添えてある。
ビーフストロガノフ
ご存知、ロシア〜ウクライナの伝統メニュー。牛ひれ肉とマッシュルームのサワークリームとブラウンソース煮込み、サフランライス添え。創業当時からの人気メニューだが、常にアップデートされているとのこと。
シュクメルリ
最近「松屋」でも期間限定メニューとして登場して知名度も上がったジョージアの人気メニュー。鶏もも肉のプレス焼き、ガーリッククリーム煮込み。たっぷりのニンニクはジョージアのオレンジワインと相性が抜群だった。
お酒も旧ロシア帝国時代から愛飲されるロシア産シャンパンに始まり、最近ナチュールワイン愛好家から絶大な人気を集めるジョージアワインが常時15種類程、ウォッカに至ってはフレーバーも含め30種類と豊富にラインナップされています。
この夜は、
スパークリングワイン Abrau Brut
ロシア産旧ロシア帝国宮殿のクレムリン時代に「ソビエトシャンパン」として愛飲された、王室御用達スパークリング。 ロシア、クラスノダール地方のワイナリーAbrau Durso。ブドウ品種はシャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ブラン。
スパークリングワイン Dugladze Brut
ジョージアはイメレティ地方のワイナリーDugladze。ブドウ品種は土着品種のティツカ、ムツヴァネ、ルカツィテリ。
オレンジワイン Amidasturi
ジョージア、カヘティ地方のワイナリーであるCasreli。 ブドウ品種は土着品種でルカツテリ、ムツバネ、ムスカトゥリ・ルカツテリ。無農薬栽培されたぶどうをクヴェヴリ(素焼きの甕)の中で発酵させたワイン。単体で飲むとかなりガッツのある味わいだが、シュクメルなど濃厚な料理との相性が素晴らしい。
赤ワイン Chelti of Gvevri
ジョージアのカヘティ地方のワイナリー Chelti。 5代続くファミリーであるワイナリーの自家農園で栽培されたサペラヴィ種を厳選し、皮ごとクヴェヴリの中で発酵させたノンフィルターのワイン。チェルティ社の赤ワインはかのヘンリー王子とメーガン妃の披露宴で使われたそう。
ウオッカ
コーヒーキャンディ
コーヒー豆をお店で漬け込んだオリジナル・フレーバーのウオッカ。
デザートはハチミツとサフランのクリーム・ブリュレとトゥボルグチーズのタルトであるバトルシキ。
2022年2月24日に始まったロシアのウクライナへの侵攻はいまだ決着の糸口を掴めないでいます。旧ソ連時代は同じ連邦国であったロシアとウクライナの対立に世界中の人々は胸を痛めていますが、先日、加藤登紀子さんもそんな胸中を独白する著書を出版されました。加藤さんのご両親が創業時に掲げられた「料理に国境無しの感を強くする。料理を通じて、平和的な交流ができれば」という理念が、いまだこのお店にはしっかり息づいているような気がします。2022年の最後にこのお店を訪れることができたことを、何かの導きだとも思わずにはいられないのであります。ご馳走さまでした。そして、大晦日の今日、愚かな戦争の一時でも早い終結を改めて願うのであります。