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銀座ライオン/あなたがいれば、この東京砂漠
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Jackie_m
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Jackie_mさんの他のお店の口コミ
店舗情報（詳細）
店舗基本情報
| 店名 |
ビヤレストラン 銀座ライオン 池袋西口
|
|---|---|
| ジャンル | ビアホール、ステーキ、ビアバー |
|
予約・ お問い合わせ |
050-1807-8699 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR池袋駅3番出口より徒歩1分 池袋駅から206m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥4,000～￥4,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥5,000～￥5,999
￥3,000～￥3,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （VISA、JCB、Diners、AMEX、Master） 電子マネー可 （交通系電子マネー（Suicaなど）、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPay） QRコード決済可 （PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY） |
| 領収書（適格簡易請求書） |
適格請求書（インボイス）対応の領収書発行が可能 登録番号：T5010001044916 ※最新の登録状況は国税庁インボイス制度適格請求書発行事業者公表サイトをご確認いただくか、店舗にお問い合わせください。 |
席・設備
| 席数 |
180席 |
|---|---|
| 最大予約可能人数 |
着席時 140人、立食時 160人 |
| 個室 |
有 （10～20人可、20～30人可、30人以上可） 完全個室ご用意しております。 大型個室は、64名様までご利用頂けます。 併設店ダブリナーズ貸切も承っております。 ダブリナーズ貸切、30名様～お電話にて承っております。 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙
喫煙ルーム完備 |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、ソファー席あり、プロジェクターあり、無料Wi-Fiあり、車椅子で入店可 |
メニュー
| コース | 飲み放題 |
|---|---|
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり |
| 料理 | 英語メニューあり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可（乳児可、未就学児可、小学生可）、ベビーカー入店可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
1996年10月10日 |
| 関連店舗情報 | 銀座ライオンの店舗一覧を見る |
| 初投稿者 |
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―― でもあなたはいない
池袋東口、野口五郎交差点近くの「銀座ライオン」さんがコロナ過に無くなり、実は内心、ちょっぴり悲しかった。
今日も西口ROSA会館にある怪しい映画館にやってきて、「007/カジノロワイヤル」を撮った監督最新のアクションの切符をとった。
先日007の卒業となったダニエル・ラドクリフだが(ラドクリフ ?)、彼の作品の中では最初の“カジノロワイヤル”が一番傑作だと私は思っていて(つ～か誰もが、かな ?)、しかしその監督はその後B級アクションに甘んじているのか、今回も映画のグレードとしては、その括りで間違いないと思う
その昔、レストラン経営に失敗して、再起を目指しつつアルバイトしていたおじさんと話したことがあるが、腕のいいシェフを高いギャラを払ってでも雇うということは、お客さんにおいしい料理を味わってもらいたいから、などという生ぬるい気持ちなんかからじゃなくって、安価な食材を腕の良さでカヴァしてもらっての粗利率のUPを目論んでのこと、以外にないという。
ということはそれと同様に、こういった見るからに低予算映画への、腕の立つ監督の起用ということも、粗利率の良い映画、というか興行利益をよりとれる映画、というものを目指してのことなのだろうか ? と考えると複雑な気持ちにもなるが、でも観客としては、それで映画が面白くなるのならそれで良いのかな、とも
<R4.7.2>
「ビヤレストラン 銀座ライオン 池袋西口」
うだるような灼熱の地上から地階に逃れ、入念に設置されたそれほど重くもない木製のドアを二つ引き入った瞬間 ! 眼前に空調の十分に効いた天井高く広々とした空間が顕れて、一気に救われた感に包まれる !!
西ドイツはバイエルン地方の民族衣装を身に纏った若葉マークの若き女性は、十条のいっぱい呑み屋の女子大生よりも知性的に見え(笑)、そのゲルマン魂に報いる為、というのは真っ赤な嘘で、そのオアシス、楽園的雰囲気に完全に呑まれてまさか私としたことが、真っ昼間っからあってはならぬ言葉を口走ってしまう !
「デュワーズ、ロックで、お水と一緒にください ♪」
“デュワーズ・ホワイトラベル” @638
「ウィスキィの水割りをロックグラスで、お酒とお水と半々くらいにして持ってきてもらえますか ?」 と告げるよりも、ロックでもらって自分で水を足したほうがスムースに注文がとおるということを覚え、今日も実践。
またこの方法は、自分で水を割っていくことで濃さの調整も出来るというメリットも、同時に得ることが出来る
“ビヤホールの自家製ポテトサラダ” @550
鞄の中の岩塩に手を付けずともやっていけるということが、酒場のポテトサラダの真骨頂 !
小さなスプウンが刺さっていたが、さすがに子供じみてはいないだろうかとカトラリーバスケットからフルサイズのフォウクを抜き、それでやっていく
“煮込みビーフハンバーグ” @1,280
どこかで見ててくださっているのか、お酒をやらずにただご飯するときよりはワンテンポ遅れて、でもまだポテトサラダをやり切っていないくらいのタイミングで舞い降りたぼくのハンバーグは、たとえセントラルキッチン製であったとしても(こらっ !)、ドミソースがとりわけ食欲のそそられる深くて濃いcolorを振りまいており、そしてハンバーグの下でドミソースにまみれて圧死している付け合わせのスパゲッティも、死者であるくせ生者のこのぼくに向かって、激しく性的魅力をアッピールしてくる !
手元で汗を掻くビッグボア&ショートストロークのグラスはほぼエンプティ。すぐ向こうの女性はハンプティ・ダンプティ。横でスナックのママと女の子のふたりをはべらせる、元大学教授は加藤嘉。笠智衆でも良いけど加藤嘉。
(何故二度言った !?)
そんな世間の荒波に木の葉のように為す術なくきり揉まれる、しかしそれでも藻掻く、これがぼくの一つの解答 !
「これお代わりください ! デュワーズ、ロックで」
バイエルン地方の民族衣装では、未婚女性の穿く靴下は黒と決まっているよう。もしも、万が一、私と彼女たちとの間に図らずも間違えが生じてしまったとしても、その靴下だけは大切に穿かせたまま、私は自身に与えられた役割を演じ切ろうと今から決めておく。
アウトバーンで鍛え上げられた質実剛健の足腰を持つ女性が美しく見えるのは、それは健康だからだろう。病弱で許されるのは大原麗子以上の美女たちだけであって、だからこそ、そこであき竹城の魅力も光ろうというもの。
健康ということは、ただそれだけで美しいってことだから。
その若さが、「銀座ライオン」さん標準採用のシュヴァルツヴァルト/黒い森を心のふるさととするノエビア化粧品の、「イオナ、私は美しい」のような派手さはないが、naturalで品の良い発色を大切にしたcosmeticsで彩られるならば、とりわけ
褐色のドミソースでプレーンの茹で置き炒めスパゲッティを凌辱した瞬間が、この物語のクライマックスであったと思う。
その余韻冷めやらぬ中、上機嫌でふたたび灼熱の地上に這い上がった。
先ほどよりも幾分足が軽く、熱射もそれほど暴力的ではなくなったような気がするのは、私の身体がair-cooledから、アルコールを媒体としたliquid-cooledへとチェンジしたからだろうか。
身体の隅々まで張り巡らされた毛細血管のウォータージャケットと、この東京砂漠を抜けるほど良いカムシン(熱風)とがうまく相乗し、ファンベルトのスペアなど持っていなくとも、全身が効率よく冷却されているのだろう
ビルの谷間の川は流れない
人の波だけが黒く流れていく
その中をうつむくことだけはしないように、縫って歩いてくぼく