【誰でも入れる聖心女子大学学生食堂が結構美味い】 : ラ メンサ ジャスミン

この日、とある人気テレビ番組プロデューサーである友人と一緒に男2人であの聖心女子大学の学生食堂「ラ・メンサ・ジャスミン」にお邪魔した。

学内の学食を一般人(もちろん男の人も)が使って良いことはあまり知られていないので、ランチにしても午後のティータイムに利用するにしてもスペースも時間もゆったり使えて心地よい。もちろん広尾駅から徒歩1分の一等地ではあるが、この周辺にあるお店より安く使えるし実に便利。
夜もお酒が飲め、食事も出来るので、ちょっとした会食にもネタとしても使える。

この日はランチで12時から利用。だいぶ前に来たときのメニューとは変わっているが、あの食べロググルメ著名人かつカレー好きで知られる『ホフディラン小宮山雄飛さん』考案の人気メニュー「レモンライス(税込800円)」がここで食べられるのは嬉しい。

僕はこれをオーダー。さらにオプションで『フルセット(スープ＋サラダ＋飲み物)税込600円』をお願いした。
ただ、ここで一番人気だと言う『たっぷり野菜の明太子パスタ(900円)』も気になって、追加で注文してしまった。

この日のスープは❶「コーンスープ」　…ひと口飲んで業務用スープかなぁと思いつつ、甘くて普通に美味しかった。

❷「サラダ」…サニーレタスやパプリカ、紫三つ葉を中心にした色とりどりのサラダ。

❸「レモンライス」到着…それにしてもホフディラン小宮山雄飛氏のアイデアで作られた食べ方が描かれたナプキンがまず可愛い。これだけもらいに行くのもアリかも。

ピーナッツやスパイス（結構クセのある匂いにヒング、香辛料として古くから使われてきたマスタードシード）で炒めたライスをレモンで味付け。この『レモンライス』を中心に各食材がオカズとなる。
『チキンカレーソース』…チキンの肉片が2つ入るシャバシャバのカレーソース。複数のスパイスが絡みあって、ちゃんと美味しい。でも主役はレモンライスでそこまでカレーソースは主張して来ない。
『玉ねぎのアチャール」…シャキシャキ旨し。
『季節のバジルピクルス』…これも玉ねぎにバジルが絡む。実はここに下記のチリソースをつけて食べるとこれまた旨し。
『エキゾチックチリソース』…ライスにつけたり、ピクルスにつけて食べると辛くて美味しい。気に入った。これ売ってたら買って帰りたい。
『パクチー』…カレーソースと一緒に食べると味変が楽しめる。

レモンライスは南インドなどの家庭料理らしい。
だから毎日食べても飽きの来ないような、そこまで主張もせず優しい味なのかな？

さてもう一品❹「たっぷり野菜の明太子パスタ」…ハズキルーペ調に『野菜が多過ぎてパスタが見えな〜い！』。
中からパスタを探ってフォークに絡め、
食べる。おお、明太子がたっぷりでこれは美味しいぞ。

なんだかあの人気の『ハシダ』のスパゲティを思い出した。味も近い。そのくらいレベルも高い。人気メニューというのもよく分かる。具には予想外のイカや小海老まで入っていてちょっと嬉しい。

全体に料理は以前よりだいぶ美味しくなっている印象。

最後にセットの❺「コーヒー(写真撮り忘れ)」。これもオーガニックでちゃんと美味しくて満足。
その辺の学生食堂と侮ると、ちょっと違う。ちゃんと美味しい。

また来ようっと。

あの上皇后様も日本人初の国連難民高等弁務官だった緒方貞子さんもご出身大学であらせられる「聖心女子大学」その4号館には誰でも使える学食がある。
ただ、普通に学校の門扉があって、さらにはたまに守衛さんがウロウロしているところを見かけると、スーッと入いにくい。ましてや男性はね、入るだけでちょっとドキドキする…(^^;;

でもホントは全然大丈夫！

という事で今日は一応女性もひとりお付き合いいただき売れっ子放送作家と3人で探索。

この店、今月リニュアルオープンと銘打っていて、実は昨年は別の業者さんが運営していたのを全面改装、メニューもリニュアルという形を取っている。

テーブルも明るい配色で余裕のある配置なのでゆったりと出来る感じで好感が持てる空間。外にはテラス席があり、犬用のリードフックも付いている。

今日はあいにくの雨だったけど、晴れた日には絶好のお散歩休憩所になりそう。
お客様の多くは上品な奥様がた。広尾ガーデンヒルズにお住まいの方達かな。

お店の方におススメメニューを聞くと「ハンバーグ(1380円、学生1000円)」という返事なので僕はそれを素直にオーダー。セットでオレンジジュースも200円プラスで。

売れっ子放送作家はなんと前日のハシゴ飯が効いたのか、「揚げ野菜添えBioサラダボール(950円、学生750円)」などという女子力アップメニューをオーダー。

紅一点女子は「季節のオーガニック野菜と雑穀米の天丼ひつまぶし風(950円、学生750円)」。ちょっと15〜20分待たされて、ややオペレーションは不安…。ただ僕らはなんとか時間に余裕はあったので許せちゃう。けど、授業がある学生さんはギリギリに駆け込んできたりすると大丈夫かな…、と心配になってしまう。

さてハンバーグ。上に妙なキノコが乗ってる？と思いきや、定番の目玉焼きだった。ちょっとビジュアルインパクトがあった。ハンバーグにナイフを入れると肉汁が滴り落ちる。肉はギッチリ詰まった感じで密度高く、質量多い。結構ボリューミー。女子学生には多くないのかな？
ソースはデミグラスソース、有機トマトソース、自家製照り焼きソースと用意されているが王道の「デミグラスソース」を選択。

横に添えられた野菜も案外量も十分で、Bioの季節野菜と謳うくらい健康に良さそうなシャキシャキ、自然感を感じる野菜。

味は旨味もしっかり、食べた感じもジューシーで十分美味しい。
もちろん僕らが最も美味しいと通い詰めるほどのところまで入ってないが、なんだか伸び代はまだまだ感じるので期待はできる。

なんでも若い料理長はあの「うかい亭」にいた方だそうで、さすがに鉄板×焼き、はプロということか。

隣の女子が食べている「季節のオーガニック野菜と雑穀米の天丼ひつまぶし風」も美味しそうに見え、ご当人は甘いタレが効いて美味しいとご満悦。

この店、夜の営業はこれから本格的に始めていくらしい。17時以降はお酒の提供もあるそう。

こんな広尾駅徒歩1分の一等地に、昼も夜もふらっと寄ってちょっと食べたり、飲んだり出来る場所があるのもちょっと嬉しい。