店名 |
Kamakura Izumi Kamakura Ten(Kamakura Izumi Kamakura Ten)
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獲獎及選出記錄 |
入選Tabelog 壽司 EAST "百名店" 2021
入選Tabelog 壽司 EAST "百名店" 2021 受賞・選出歴 閉じる
百名店 選出歴
寿司 百名店 2021 選出店
食べログ 寿司 EAST 百名店 2021 選出店 |
菜系 | 壽司 |
預訂・咨詢 |
0467-22-3737 |
預訂可/不可 |
僅限預約
如果您有不喜歡的食材或過敏,請打電話聯係店鋪。 |
地址 |
神奈川県鎌倉市長谷2-17-18 |
交通方式 |
江之電“長穀”下車徒步3分鐘 距离長谷 96 米 |
營業時間 |
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預算 |
JPY 30,000~JPY 39,999 |
預算(評論總數) |
JPY 15,000~JPY 19,999JPY 15,000~JPY 19,999
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付款方式 |
可信用卡付款 (VISA,Master,JCB,AMEX,Diners) 不接受電子貨幣 不接受二維碼支付 |
座位數 |
16 Seats ( (但是,基本上只有櫃臺的8個座位。)) |
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最大宴席可容納人數 | 16人(座位) |
包廂 |
不可 |
包場 |
可 可接受20人以下 |
禁煙・吸煙 |
禁止吸煙 |
停車場 |
不可 附近有停車場 |
空間、設備 |
平靜的環境,座位寬敞,有吧檯座位 |
飲品 |
有日本清酒,有燒酒,有葡萄酒,對日本酒講究,對燒酒講究 |
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料理 |
對魚類料理講究 |
此時建議 |
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位置 |
神秘不為人知的餐廳 |
網站 | |
備註 |
限主廚套餐 |
餐廳的宣傳 |
傳統的江戶前的壽司給人以時尚的印象,特別是模仿廣重浮世繪白浪的烏賊的工藝品。
帶喜歡壽司的外國人去的話,一定會很高興! |
目黒の「いずみ」で、あら輝の話が出たときに、お客さんに教えてもらった鎌倉の鮨屋さんです。先代に暖簾分けを許されて鎌倉の長谷駅前でお店をやってらっしゃいます。
行った当日はサッカーアジア大会決勝の翌日。「つい夜更かしをして・・・」と、サッカーの岡田監督と同じ歳(54歳?)の神代さんが迎えてくれました。
お店は12時からと言うことでしたが、いつまで経っても札が準備中になっているので入るのを躊躇していました。時間になったので入って聞いたところ、完全予約制でお任せのお店なので、フリーの客がフラッと入って来にくいようにいつも札は準備中にしているそうです。最近はミシェランで☆が付いたそうで予約の電話はつながりにくかったですが、一度お店に行くと携帯の番号の入った名刺を頂けます。
つまみは、
子持ち昆布
赤貝の肝焼き
のれそれ(ポン酢)
極小蛍烏賊(中骨・目・くちばし抜き)
鱈の白子のムニエル
で始まり、鮨は
白烏賊(塩)
平目(昆布締め)、
金目鯛、
赤身のヅケ、
小肌(〆)、
サヨリ(昆布締め)、
白子の茶碗蒸し
鮭児
中トロ(戸井)
べったら漬け
タコ
鯖(五島)、
車海老(黄身酢漬、天草)
蜆の味噌汁(白の合わせ)
鮪赤身、ウニ、イクラの小鉢、
穴子(手渡し)
鯵(五島)
玉
追加で
煮蛤(鹿島)
キス(青鱚)
かんぴょう巻き
苺・オレンジ
とお願いして、二万円未満でした。一通りで一万五千円だと思います。前日予約した方には、エビや漬けを準備するのが(10時間かかるので)間に合わなかったとのことで、他の握りを出していました。
お酒は天狗舞で始めましたが、握りには佐渡の「真稜」が辛口で鮨の邪魔をしないと推薦があり次からこちらにしました。
まず最初に驚いたのは、グラスに入ってポン酢と出てきた「のれそれ」(穴子の稚魚)がとても新鮮だったこと。今年は早いのか?1月としてはかなり大きかったですし、普段浜名湖の物を食べ慣れていますが、これ程新鮮なのは珍しいです。
次に、極小の蛍烏賊が、中骨、目、くちばしが取り除かれて出てきたこと。毛抜きで一つ一つ抜き取るそうで大変な手間だと思います。烏賊の細工や赤貝の細かい包丁入れなども丁寧で、口当たりに気を遣っているようです。
そう言えば、壁際のステンレスはピカピカに磨かれ、お店は大変綺麗でした。唐津の「つく田」も本当に綺麗に掃除をしてある話で盛り上がり、「飲食店はやはり綺麗でなくては」とおっしゃってました。大将は客に合わせた軽妙なトークも上手です。
しゃりも握りも最初は堅め、途中から少し柔らかめになりましたが意識的にそうしたのかどうかは分かりません。金沢の「小松弥助」、「志の助」、などの柔らかい握り等もご存じで、実際に食べに行かれたようでした。大将とお話していても、全国の鮨屋の二代目や若手の話が出てきて、どちらかというと久兵衛系統で修行したお弟子さん達に詳しいような印象を持ちました。
鯖や鰺が五島列島の物だったり、ウニは根室、いくらは固くならないように沖捕りの物を使うとか、戸井のマグロは5日間熟成させてとか、自ら築地に出向いて全国の食材を選んで使っているようです。酢は割と優しい物を使っている感じがしました。鯖はりんご酢で締めて、新潟の「かんずり」(唐辛子ペースト)が乗って出てくるなど、目黒のいずみ程ではありませんがいろいろな工夫も目立ちました。
きちんと仕事をしてある江戸前鮨のお店です。銀座の半分程の値段で食べられますし、鎌倉方面に行った時はまた行こうと思います。
P.S.
食後は、向かいのお店フレッシュオリーブの「オリーブジェラート」がとても美味しいです(2人までなら店内で食べられます)
P.S.2
美味しかったとお断りした上で、その割に点数がやや低いのは、以下若干の問題を感じたからです。蛇足かもしれませんが付け加えておきます。
1.現在お弟子さんがいないそうで焼き物なども大将がいちいち奥に行って出してくれるのですが、今回はカウンターの客が六人。鱈の白子のムニエルはパン粉を付けてオリーブ油で焼いてありましたが、すっかり冷えてイマイチでした。熱ければとても美味しかったと思います。少ない人数なら問題ないでしょう。
2.握りでは、羅臼漁協の写真付き証明書もあった鮭児ですが、今回頂いた物はやや固く脂の乗りも悪く、私たちが鮭児に求める「独特の脂ののりと舌の上でとろける柔らかさ」はまったくありませんでした。羅臼漁協の鮭児は、証明書やタグが付くよりもずっと前から(20年前位)名古屋本郷の「おけい鮨」で毎年食べていますが、今回の原因がサケ自身の個体による物か、保存の問題か、出てきた部分(おそらく腹身ではなく尾に近い部分)のせいかは分かりません。
3.根室のウニの質はちょっと頂けませんでした。戸井の鮪と手渡しの穴子は悪くはないですが感動する物ではありませんでした。
以上は決して批判ではなく、たまたま今回は味の☆を3.5に押さえた理由(いい訳)ですのでご理解下さい。繰り返しますが美味しい鮨屋だと思います。