チェーンでは珍しい「直火焙煎」のブレンドコーヒー #グルメ #カフェ #喫茶店 #グルメ好きな人と繋がりたい : CAFFE COLORADO Kyoto Eki Hachijo Guchi Ten

15時頃、1名で訪問しました。席は半分ほど埋まっていました。

京都八条口から八条通りを渡り、西に向かってしばらく行った八条通りの南側の並びにあります。全面喫煙可能店ですので、非喫煙の方は厳しいかも知れません。フルサービスのテーブルオーダーの形式です。

世界産地のストレートコーヒーが飲めることが、このお店の特徴でしょうか。

「カフェコロラド」はこの八条口の店舗以外にも京都だけで複数店舗が営業しています。レトロな雰囲気が古き良き喫茶店といった情緒を醸しますが、実はドトールと同系列です。

コーヒー豆の焙煎卸会社として出発したドトールコーヒーが初めて手掛けたコーヒーチェーンがこの「カフェコロラド」で、今では街に出て見かけない日はないほど隆盛を極める「ドトールコーヒーショップ」の兄筋に当たるチェーンです。

ドトールコーヒー創業者の鳥羽博道氏が、ヨーロッパのカフェ文化に触発されて、明るく健康的で老若男女が親しめる店をコンセプトにフランチャイズ展開を企画し、1972年（昭和47年）に1号店を神奈川県川崎市にオープンしたのが始まりです。

私見ですが、系列のドトールコーヒーショップよりもメニューの自由度が高く、店舗の独自メニューと思しきメニューもあり、独自色が出し安いフランチャイズ契約になっているのではと感じました。

【頂いた料理】

★コロラドブレンド（税込410円）

キューバ島の希少なコーヒーを贅沢にブレンドした直火焙煎のブレンドコーヒーです。

このコーヒーのポイントは「直火焙煎」です。

「直火焙煎」というのは、網状に穴が空いたドラム缶の中に生豆を入れ、直下の熱源で加熱する焙煎方式で、コーヒー豆の特徴をよく引き出せる方式と言われ、風味や香りが出やすいです。

この方式は、一回で焙煎できるコーヒー豆の量に限界があり、大量生産に向きません。そのためコストアップになりますが、味わいは向上すると言われています。

ちなみに「熱風式」という焙煎方法もあり、こちらはコーヒー豆の入ったドラム缶に熱風を送り込む方法で焙煎します。

大量生産が可能で、品質が均一になりやすく、多くのコーヒーチェーンで採用されている方式です。ただし、コーヒー豆の個性が出にくいと言われています。

【総評】

カフェコロラドは、街の喫茶店として馴染みある外観で目立ちにくいお店かも知れませんが、直火焙煎はチェーン店では珍しいです。

ここにお店のコンセプトと拘りを感じます。ぜひ一度お試し下さい。御馳走様でした。