はたしてこれがスタンダードなのか : Yakitori Standard Nakano Kitaguchi Ten

「塚田農場 中野北口店」があった場所にで出来た焼き鳥チェーン店。
なんだか塚田農場と同じ資本だというウワサもあるが、来店数が増えると出世するシステムは存在しなかった。

まずは中瓶ビール（480円＋税）を注文。お通しのない店なので、早速焼き鳥を頼むとしよう。
砂肝（120円＋税）、半熟うずら（120円＋税）、つくねピーマン（150円＋税）をお願いした。
砂肝の出来は普通レベル。半熟のうずらの玉子ってのはなかなかいける。

だが、このつくねピーマン（写真1枚目）はどうだろうか。
普通はピーマンを半分に切って、そこにひき肉を詰めると思うのだが、
この店のそれはピーマンを厚さ7mm程度の輪切りにして、そこにひき肉を入れたもの。
これはちょっと材料をカットし過ぎだと思う。

彼女が合流したので、彼女が食べたいと言う自家製もつ煮込み（390円＋税）と、もも素揚げ（420円＋税）をオーダー。
更に唐揚げも追加しようとする私を、もも素揚げを一緒に食べればいいじゃんと彼女が制止する。
それもそうかと飲み物のカンカン（280円＋税）だけを追加した。

カンカンは少し甘みのあるチューハイで、アイスコーヒーかモスコミュールでも飲むようなカップで提供された。
カップ自体も冷えていて心地いい。暑い時期ならもっと美味く感じただろう。

しばらくして届けられたもも素揚げは、かなりダイエットしたと思われるサイズ（写真3枚目）。
人間の太腿で例えると松本伊代クラスだと思う。彼女とシェアするにはしのびない量だったので
もも素揚げは彼女にたくし、私は鉄板もやしスタンダード（390円＋税）を追加。
こちらは、鶏肉、もやし、ニラをにんにく醤油で炒めた一品であった。

〆に鶏白湯ラーメン/塩（420円+税）を食べて終了。
つくねピーマンともも素揚げについては、スタンダードというにはあまりに小さかったが、
〆のラーメンはこの程度の小ささが丁度いいと思う。

いろいろとケチをつけるようなことを書いてきたが、飲み物の値段は安いし、
スタンダード（標準）のレベルはあると考え総合評価は☆3.0とさせてもらった。

ただ私の隣に座った若い男性二人組みは、席に着くや否や一人前づつのラーメンとウーロン茶を頼んだ。
何を食べても、どんな順番でオーダーしても、それは人の自由ではあるけれど、
こういう使い方が焼き鳥やのスタンダードになるのは、ちょっと嫌かなと思った。