Restaurant name |
Ra-Men Kizuna
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Categories | Ramen、Chinese |
Phone number (for reservation and inquiry) |
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Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
愛知県名古屋市中村区椿町11-1 B1F |
Transportation |
JR名古屋駅太閤口から徒歩5分 260 meters from Nagoya. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment ランチタイムは禁煙 Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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「げんこつ」950円+税
名駅裏の数少ないラーメン店として以前から存在は知っていた。ただ、貼り出されたメニューの多さと微妙な店名、地下で様子が見えないことなどから“ハズレ店”の予感がプンプンして敬遠していた。金曜夜、ついに行く店が無く初訪問したが、いい意味で裏切られる衝撃体験だった。
ドアを開けると意外や広い店内、さらに満員で待ち客もいてビックリ。東南アジア系の外国人スタッフに誘導されてカウンター席へ。飲み屋の居抜きらしくテーブルやボックス含め30席はあるだろうか。そこを何人もの外国人スタッフがキビキビと動き回っている。
メニューを眺めていると「6メイサマデス〜」「4メイサマデス〜」と次々に客が入ってくる。飲み会後の酔客がさらに一杯飲みながらラーメンで締めるのだろう。とにかく活気があり、スタッフが8人いる理由がわかってきた。唯一の日本人店長が、まるで鵜飼のようにスタッフに指示を出し、ラーメンがテンポよく提供されていく。
ラーメンは正直、本格的なものではない。一つの寸胴から、多品種のラーメンを作るので、業務用のタレを使っているのだろう。一押しが「げんこつ」とのことだが、豚骨臭はなく、クリーミーなスープはあっさりして逆に飲みやすいものだ。麺や具材も特徴はなく、ラーメンの記憶はほぼ残らなかった。
ただ、いろんなラーメン店を見てきたが、ひっきりなしに訪れる酔客と、多国籍スタッフによるホスピタリティ溢れる接客。まるで近未来のSF映画に描かれたアジアのような混沌とした空間に圧倒される体験だった。これはこれで“アリ”なのだ。ラーメンの世界は奥深く、そして人を惹きつける魔法に満ちている。