Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Ganso Menya Harajuku(Ganso Menya Harajuku)
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Categories | Ramen |
052-322-8019 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
愛知県名古屋市中区金山1-15-14 トーカンマンション金山 |
Transportation |
・1 minute walk from Exit 5 of Kanayama Subway Station to Asunaru West Exit ・If you are coming by JR/Meitetsu, it will be smoother if you take Asunaru Kanayama towards the West Exit. 163 meters from Kanayama. |
Opening hours |
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Budget |
~¥999 ~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Table money/charge |
無し |
Number of seats |
25 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables From April 1st, smoking will be completely prohibited. |
Parking lot |
not allowed Coin parking available nearby |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome(Elementary school students are welcome) |
勤めている会社が金山に移転したので、帰りに駅の周辺をブラブラ歩いていたら、この店が目に入った。アスナル金山の西側に面する界隈である。
“筑豊ラーメン”を謳っていて、店名が何故原宿か?と思い調べてみると、1994年に原宿にオープンした「元祖原宿ばさらか1994」という店が元になっているという。現在は原宿店は存在しないようだ。因みに“ばさらか”とは福岡の方言で、“とても”という意味だそうだ。名古屋の“でら”である。
筑豊とは、昔の筑前国(ちくぜんのくに : 現在の福岡県西部)と、豊前国(ぶぜんのくに : 同、東部及び大分県の一部)から取ったものだが、現在は福岡県の内陸部を指す地域名であり、明治期から炭鉱で栄えた地域である。筑豊ラーメンは、当時の炭鉱労働者が好んで食べたということが、店内の壁に記されている。
夕方5時半に入店。店は午前11時から深夜0時までの通し営業。開店から午後2時までは禁煙。
入ってすぐ左手に券売機がある。ラーメンは、濃厚豚骨の(白)、揚げニンニクとマー油が入った(黒)、ピリ辛ミンチの入った坦々麺風の(赤)に分かれている。
とんこつ(白)チャーシューメン800円の食券を買い、店員さんに渡して、カウンターの1番手前の席に着く。
先客は無し。店員さんは男性2人で、接客は丁寧。
店内は奥行きがあり、カウンター13席、4人掛けのテーブルが3脚。合計25席。
BGMがJ-POPというかアイドル物で、ちょっと調子が狂う。
卓上の調味料は、紅生姜、胡椒、酢、にんにく、豆板醤、すりごまで、トリスハイボールの人形が紛れている。ポットの水にはレモンが入っている。
カウンターの棚の上に大きなタッパーがあり、2種類の色の煮玉子が入っていて、その隣に高菜がある。これはどちらも有料。
5分弱でラーメンが出て来た。
薄く茶色掛かった白濁スープに、バラ肉のチャーシューが5枚並べられ、キクラゲ、ネギ、大きな海苔が添えられている。
スープはコクと甘みがあり、しょっぱさ加減もちょうど良く、油が丁寧に取り除かれている。濃厚で多少豚骨臭があるが飲み易く、かなり自分好み。
麺は茹で加減を聞かれなかったが、硬めで歯応えも味も良い。
チャーシューは、脂身が綺麗に透き通っていて甘く、肉にも良い味が染み込んでいる。薄いスライスでも歯応えが残っているが、箸で簡単に裂ける。
キクラゲが多めに入っていて、食感が良いアクセントになっている。
替玉を注文すると、細麺か太麺かを聞かれ、細麺に。硬さを聞かれ、表示が見当たらないので聞くと、1番硬いのは“粉落とし”とのことなので、それでお願いして100円を支払う。
腹いっぱいだが全く胃もたれしていない、理想の食後感。
炭鉱労働者のソウルフードが、シンプルで丁寧に作られた、豚骨ラーメンの一つの理想形として昇華していると感じた。 (2014年2月28日訪問)