Restaurant name |
Kaji kawa(Kaji kawa)
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
052-752-5542 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
愛知県名古屋市千種区高見1-26-4 タカミ光ビル 1F |
Transportation |
445 meters from Ikeshita. |
Opening hours | |
Budget |
¥10,000~¥14,999 ¥6,000~¥7,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥15,000~¥19,999¥6,000~¥7,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
9 Seats ( counter only) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK Three cars on the other side of the eastern road |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
ネットでの評判を見て、夜に訪問しました。うわさどおり、9席あるカウンターは満席になっていました。池下駅から歩いていったのですが、梶川につくまでの道中にある飲食店は、どこも皆、あまりお客さんが入ってないのにここだけは満席だからたいしたものです。
料理については、正直言って、とてもがっかりしました。美味の何たるかがまったくわかってないどころか、日本料理の基本である「出汁」すら、まともに引くことができていません。お椀のお出汁の水っぽいこと。深みがまったくありません。
焼き物の「太刀魚とふぐの竜田揚げ」。太刀魚はカラ過ぎて、食べるのがいやになりました。ふぐの竜田揚げも味のつけすぎで、焦げ臭さだけが鼻につきます。
「ふぐのお寿司」も、ポン酢のつけすぎ。それに加えて、甘ったるい寿し飯とは最悪のマッチッング。
続いて出た「帆立貝とたらの白子のゆず味噌」は、最悪中の最悪。甘ったるい西京味噌を使っているうえに田楽味噌のように濃いので、こんなんで魚介類を食えというのは、まさに忍耐力のテストをされているようでした。その西京味噌にしても、麹の香りや味の深みがまったくなく、どこにでも売っているような凡庸なもの。
「うにと海老芋の豆乳の茶碗蒸し」は、まずウニがいけません。ミョウバンが効きすぎていて、苦いだけでウニの甘さが死んでいます。海老芋も、片栗粉をつけて揚げてあるので、まわりの衣が邪魔をして、海老芋の良さがまったく死んでしまっています。
「カキと近江かぶらのすり流し」。カキには火が通っていました。上からかかっていたものは、よくわからなかったのですが、しょうゆがらいだけが印象に残りました。近江かぶらのすり流しのほうも、一生懸命理解しようと思いながら食しましたが、かぶらのもつ苦味がそのまま出ているだけで、
けっきょく理解不能でした。
「鴨と葱のごはん」は、なんと、先着の組のために炊いたご飯をそのまま使用。なので、当然冷や飯。これには本当にびっくりさせられました。
デザートの「ジャスミンティーのクリーム、ブリュレ」。クリーム、ブリュレといえば、フランスの名料理人、ロブションを思い出しますが、そのロブションの味を知っている者にとっては、まったく笑っちゃうような代物。
お刺身を抜いて、はじめから最後まで美味しくない料理ばかりでしたが、ただ一つ、先付けに出てきたマスカルポーネと牛乳で寄せたお豆腐だけが、バランスのよい、まぁまぁのお料理だったと思います。(ただし、これもチーズ通の人にとっては疑問符がつくかもしれませんが。)
「梶川」さんを一言で評すとすれば、「格好だけつけた宴会料理」、あるいは、「大人のままごとごっこ」になるのではないでしょうか。
今回は、辛口評論になりましたが、お店が流行っているのですから、これからも、がんばって、どうか精進してください。
ごちそうさまでした。