THE FIRST ボン吉。 : Bon Kichi

初めましてのボン吉さん。
折角なのでMENU B(5800円)をオーダー。

■オーガニックウーロン茶(660円)
まだまだ寒いこの時期。
ホットでいただきました。

■アミューズ
・蕪のポタージュ
　ほっこり優しい味わい
・豚バラのリエットを詰めたグジェール
　固めのシュー生地の食感に
　じんわり広がるリエットの旨味
・ホタテと生ハムのコロッケ
　素材感を押し上げる塩味のアクセント

うんうん、どれも美味しいです。

■パテクルート!!
　(パテの冷製パイ包み焼)
ボン吉さんのスペシャリテ。
内容は季節によって変わるのかな？
この日は３種類の鴨肉に猪のコンフィ
フォアグラのテリーヌ、ナッツ。
色んな食感や味わいが楽しめます。
更にカシスのソースやブルーベリーで
フルーティーな後味に。

■パン
このパン、地味に美味しい。
ずっと食べてられる。
もちろんお替りしましたよ。

■メカジキのグリル
白ワインで酸味を加えた
クリームのソース…と言っても
酸味は、ほんのり円やかで
とても食べやすい。
更に自家製パンチェッタや
ポロ葱のアクセント。
メカジキの味わい、食感を崩さない
酸味・塩味・甘味・乳味感で
絶妙のバランスでした。

■セップ茸と黒トリュフのリゾット
もう四の五の言わずに
素直に美味しいです。
こういうの食べる時は
トリュフの香りがどうのとか
リゾットの食感がどうのとか
余計なこと考えずに本能のまま
味わうべし！なのです。

■エゾ鹿 うちもも
　ポルト酒と山椒のソース
いやぁ～、メインこれにして良かった！
めっちゃ美味しかった。
淡泊な味だから網脂を巻いて焼いた。
との事なんだけど淡泊どころか
めちゃ濃厚な血の旨味を感じました。
血の旨味と言っても鉄っぽさじゃなくて
レバーの様などっしりとした血のコク深さ。
ソースも安納芋ピューレも美味しかった。

■苺のヴァシュラン
苺、メレンゲ、バニラアイスの
シンプルな３種類で構成。
逆にシンプルだからこそ伝わる
複雑味を楽しめます。
デザートも完璧、超美味しかった。

■お茶菓子
マドレーヌと紅茶で
食後の優雅なひと時を。

ボン吉さん最高でした。
やっぱり僕は足し算に足し算を重ねた
複雑な料理より、すっきりとまとまった
料理の方が好きですね。
通いやすい価格帯も嬉しく
また必ず再訪しようと思いました。

御馳走様でした。