Restaurant name |
Kouyouken(Kouyouken)
|
---|---|
Categories | Ramen |
052-882-9780 |
|
Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
愛知県名古屋市昭和区広見町2-21-3 |
Transportation |
地下鉄桜山駅から徒歩10分、名古屋市営バス滝子バス停からすぐ。 615 meters from Sakurayama. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
11 Seats ( カウンター席のみ) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed . |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店舗西隣にあり計6台 |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter |
Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Location |
House restaurant |
With children |
Kids are welcome
子供用椅子、食器あり |
The opening day |
1976.10.3 |
名古屋でのランチです
週末に急遽決まった、1泊での名古屋行き
高速道路も混んでおらず、愛車で2時間ほどで駆け抜けました
ランチは、昭和区桜山エリアに在る人気ラーメン店「好陽軒」へ
”台湾ラーメン”や”スガキヤラーメン”の様に全国区の知名度では在りませんが
地元では、知る人ぞ知る的なご当地ラーメン”好来系ラーメン”の店です
開店時間直後に到着すると、駐車場は満車だったので、東側のコインパーキングへ
店内の待合席も満席でしたが、回転は早く20分ほどで席へ案内されました!
●名古屋メシの好来系ラーメン
お店は名古屋市昭和区の八熊通沿い、滝子の五差路の交差点から東へ100mほど
多分、住宅兼店舗だと思われる、飾り気のない4階建の1階がお店です
大きな看板には、味わい深い筆跡で”好陽軒 らあめんや”と描かれています
店内は奥に延びた造りで、調理場に面したカウンター席が11席のみ
その背面に、同じほど座れる待合席が連なっています
調理場だけでなく、店内全体に手入れが行届いた感じで
それに相応しい、白衣姿のご夫婦が切盛りしています
好来系とは・・・・
1959年に名古屋市千種区で創業したラーメン店「好来」を祖とする
あっさり淡麗系のラーメンで、”薬膳ラーメン”とも呼ばれています
源流の「好来」は、二代目時代に現在の「総本家 好来道場」の店舗に移転
現在は三代目が店を守り、その弟子や孫弟子が、”好来系”として
名古屋を中心に20店舗以上が、味を受け継いでいます
「好陽軒」の店主は、源流での修行の後、1976年に独立創業しています
好系のスープは、鶏ガラ、少量の豚骨、大量の玉葱、人参、大蒜の根菜類に加えて
きしめんのダシにも使用されるムロアジ等の魚介等を、6時間以上煮込んで作ります
スープは白濁しており、一見すると豚骨醤油味を想像させますが
そのため見た目とは裏腹に、すっきり、あっさりとした味わいが特徴です
根菜類は、薬膳にも広く利用される食材なので、このスープを使ったラーメンって事で
”薬膳ラーメン”とも呼ばれているとか?
自分は卓上に”高麗人参酢”が用意されているのが特徴的だから”薬膳”なんだと思っていました
好来系は、”松、竹、寿”の文字でおしながきが表記されている店が多いのも特徴
「好陽軒」のおしながきは、こんな感じです
■松 叉焼麺 1100円
自家製チャーシュー四枚、メンマ五本
■大松 大盛叉焼麺 1300円
麺1.5倍
■寿 スペシャル 1400円
自家製チャーシュー八枚、メンマ五本
■大寿 大盛スペシャル 1600円
麺1.5倍
■竹 メンマ 1500円
自家製チャーシュー四枚、メンマ丼一面
■大竹 大盛メンマ 1700円
麺1.5倍
■寿 スペシャル 1800円
自家製チャーシュー八枚、メンマ丼一面
■大寿竹 大盛スペシャル 2000円
麺1.5倍
■ねぎ多し 100円
小鉢入り
●”竹”はメンマ何本?
約40年前の学生時代に、名古屋市千種区に住んでいたので
当時の「好来(現好来道場)」で、何度か食べた事が在り
それ以来、かなり久し振りに食べる事になります
麺の食感やスープの味わいの詳細等は記憶の彼方ですが
”太いメンマと、高麗人参が瓶に入った酢”を加えて食べた事は覚えています
自分は”竹 メンマ”、妻はスタンダードの”松 叉焼麺”を註文しました
註文を済ませると、卓上に料理名が描かれた、黒い札が置かれました
■”竹 メンマ”
おしながき通りで、メンマは丼一面に盛られ、麺、叉焼は見えません
スープは折り重なったメンマの間から少しだけ顔を覗かせています
メンマ好きには、堪らないビジュアルです
これってメンマは何本盛られているのでしょう?
白濁した、淡い豚骨醤油風のスープは、口に含むと薄っすら葱の風味がする優しい味わい
太めでエッジが効いたモチッと噛み応えの在る麺がスープとよく絡みます
メンマ塗れのインパクト大のビジュアルですが、味わいは滋味で優しく美味しんです
厚みの在るバラ巻きチャーシューは、”愛知みかわ豚”を使用
噛む度に、肉の旨味が煮汁のコクがジュワッと溢れてきます
太くてツルシャキのメンマは、乾燥した最高級品を仕入れ、1週間の手間暇を掛けたもの
硬過ぎず、柔らか過ぎずの程よい歯触りで、じんわり味が染みています
多分30本は食べたかなぁ?大満足です
後半戦は、卓上の辣油と高麗人参酢で味変を愉しみます
辣油は胡麻の風味とコク、淡い辛さが加わり、少しインパクトが感じられます
高麗人参酢を加えると酸味と淡い甘味が加わって、スープにサッパリ感が加わります
スープも残さず完食して、大満足でした!
■”松 叉焼麺”
”叉焼麺”がスタンダードって云うのも珍しいですね
厚みの在るチャーシューが4枚、これだけでも満足度が高いと思います
妻にはこの麺量と厚めのチャーシューは、ボリューム過多だった様で
麺少しとチャーシュー1枚は手助けする事になりました
カウンターで待ちながら調理場の様子を見ていると
麺を茹でる際に、他店とは違って、4つ区切られた大きなザルを使用します
1度に4杯分茹でる事ができ、ザルに麺を入れ、そのまま茹でて湯切りをします
後で知りましたが、この麺茹でスタイルも、好来系の特徴の様です
●最後に
約40年ぶりに食べた、”好来系ラーメン”は味の記憶は定かでは在りませんでしたが
何処となく懐かしい感じで、大好きなメンマも大量摂取できて大満足でした
結構食べ過ぎましたが、高麗人参酢を投入した薬膳ラーメンなので
健康面では良い効果が表れるって事で、良しとしておきましょう
店主夫婦の年季の入った、息がピッタリの
”ありがとうございました、まったっど~ぞ!”に送られて店を後にしました!