Restaurant name |
Shinshin Tei(Shinshin Tei)
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Categories | Chinese |
Phone number (for reservation and inquiry) |
052-532-0841 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
愛知県名古屋市西区香呑町3-8 ドルフ香呑Ⅱ 101 |
Transportation |
532 meters from Shonai Dori. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price |
¥3,000~¥3,999 ~¥999 |
Average price(Based on reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
44 Seats |
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Private rooms |
Unavailable |
Private use |
Available For up to 20 people |
Non-smoking/smoking |
Smoking allowed The revised Health Promotion Act for passive smoking prevention has been in effect since April 1, 2020. Please check with the restaurant for the most up-to-date information. |
Parking |
Available 店舗前2台、東へ20m先に5台 |
Space/facilities |
Relaxing space,Counter seating |
Food |
Particular about vegetable,Particular about fish,Health and wellness menu |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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今日の午前中は複雑なインプラント手術があった。骨が全く無いので、大学病院なら一週間の入院してもらい、全身麻酔下で腰骨から腸骨を移植し、一ヶ月は松葉杖が必要な大変な手術だ。私の医院でも10年前では、大学病院と同じ術式で手術をしていたが、現在では世界最先端の設備と技術の導入により日帰りで、意識が無く痛みも無い状態で手術が終了するようになった。患者には良いこと尽くめだが、欠点は、私が非常に疲れるということだ。私は難しい手術ばかりしているので、一日に出来る仕事は午前中に手術を一症例執刀するだけだ。午後は次の手術の準備に時間を費やしている。
さて、本日はあまりの疲労で、糖質制限ダイエット中の私だが、体が欲したのは中華料理だ。中華料理は餡がかかっている料理が多く、糖質制限ダイエットには向かない。しかし、疲労しきった私の心と体は優しい中華を求めていた。今日は手術の出来が100点だったので、御褒美ということで自分に許すことにした。さて、中華はホテル中華でも何でも良かったが、私が求めた中華は高価な素材を使用した絶品中華では無く、優しい味の食堂の中華料理だ。
私は、毎日の生活に自分の身の丈より、極端に素晴らしい物を欲しいとは思わない。唯一贅沢なのは家内や子供達で、家族は私にとっては身の丈以上の素晴らしい神様からの授かり物だ。私は自分の生活を成り立たせてくれる医院の設備や材料には世界最高の物ばかりを揃えているが、私自身の私生活には、安い?フランス車と、安いアメリカブランドの既製服、ワインも付き合いでは高価なワインも飲むが、自宅では¥3000円程度のワインで十分満足している。自分らしい生活を考えた時には、この生活でも充分すぎると考えている。
そう言う意味では、この店の料理は最高だ。普通の食材の、普通の皿ばかりだ。でも、どの皿も手を抜いていない。基本に忠実で絶妙な熱の通り具合と、ジャストの加熱時間で出てくる。素材は全てが生き生きして、素直に美味しい。ビックリさせるような驚きは無いが、刺激の乏しい?優しさの固まりのような料理だ。非常に丁寧な仕事がしてある。これだけを食べ終わると非常に良い食後感で、満足感を実感出来る。昼からもパワーが出て来るような素朴で素敵な美味しい料理ばかりだ。
この店に訪れた時間は午後1時を回っていたが、次から次へとお客さんが入ってくる。サラリーマン風の人、お婆ちゃんの2人づれ、作業着のお兄さん、何故かファッツィョナブルな若い女性の集団。皆、優しくて美味しい料理を求めての来店だ。今はグルメブームで話題性のある店で目新しい料理ばかりが注目を浴びる時代だが、この店のような優しくて丁寧な料理をモットウにして頑張っている店を応援し評価していきたいというのが私の方針だ。