Restaurant name |
Sushi Yuasa
|
---|---|
Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
052-521-7228 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
愛知県名古屋市西区押切1-3-1 |
Transportation |
523 meters from Sengen Cho. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥3,000~¥3,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
|
Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
18 Seats ( カウンター席10席、小上がり席8席) |
---|---|
Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
OK 東へ50Mにあるリパーク押切の1時間チケット(ランチは30分)頂けます |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter,Horigotatsu seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu) |
---|
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
---|---|
Service |
Take-out |
PR for restaurants |
毎朝市場で吟味した新鮮な旬魚をご提供。名古屋市西区の【寿し ゆあさ】
毎朝柳橋市場で吟味する、新鮮な旬な魚介類に加え一品料理、旬な焼物、煮魚なども大好評です。日替りネタの金目鯛、のどくろなどの握りもあり、日によっては、変わったネタにも出会えるかも? 酒類も奥三河の地酒「蜂龍盃」は名古屋では珍しいお酒です。ランチは握り寿司、丼、どれも茶碗蒸し・赤だし・漬物付です。寿司ケーキは6300円〜ご用意。ご予算に応じてお作り出来ます。 |
興味を覚えて初訪問。日差しが厳しく、日陰を選んで歩き、更に日傘を差すもじんわりとおつむりが煮えてしまいそうです。加えて地面からの輻射熱も大変厳しく、おみあしを焦がします。
午後一時を回った頃合いで、扉を開けると貸し切り状態。おきまりの握りを注文したところで、<蜂龍盃>の原酒と純米があることに気づき、純米酒を注文しました。昼時に酒を嗜むのは、私にしては相当珍しいことですが、勿論理由があります。
ある美食家の方より、「奥三河に<蜂龍盃>なる酒があり、これが昨今珍しい昔風な造りの酒で、たいそう美味です」と薦めていただいていたのです。ですが、生産量が少なく、流通経路もごく限られているため、見かけることがありませんでした。枡に小ぶりのグラスを置き、溢れんばかりに注いでくれました。これで650円は相当良心的だと思います。
<蜂龍盃純米酒>は、米と米麹の香りが強く、したがって旨味の幅がずどんと広く、酸は鉈のような鋭角的。人口に膾炙する区分けとしては濃淳旨口ということになるでしょうか。この二十年ほどでほとんどの蔵は世代交代を果たしたので、このような昔風な酒は消滅したのだろうと思っていましたが、どうやら伝統を重んじる少数派として今に残っているようです。大変興味深い体験ではありましたが、この店屋のスシとは全く合いません。リズム感が決定的に違うように感じます。
シャリは締めが甘くやや硬めなのがおらが町風。私としてはもう少し地魚を中心に旬なネタで楽しませてもらいたいと感じましたが、価格を考えたら申し分のない内容で握っていただきました。私はこれだけ地元の味に馴染み、慈しんでいるのに、どう言うわけか、スシに関しては江戸前の「鮨」が好みで、それがまた田舎者臭い癖に感じられるため、実に諧謔的ではないかと……いや、それこそが自分の正体なのだと思ってしまいます。
店主は寡黙で無駄口を利かない方。店内放送は90年代の歌謡曲。昔は近所にもこのような寿司屋がたくさんあったはずなのに、いつの間にか郊外型回転寿司か、予約の取れない高額店ばかりになってしまいました。今回の体験では心響くものが無かったものの、どうやったら楽しめるのかな? なんて思っている自分に気づいた帰路でした。それが我がことながら可笑しみを感じます。