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シリーズ「贅沢はするものだ」カキじゃないけど。 : Tempura Tempei

Tempura Tempei

(天ぷら天平)
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JPY 1,000~JPY 1,999person
  • Food and taste3.5
  • Service4.0
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance5.0
  • Drinks3.5
2022/06visited1st visit

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  • Food and taste3.5
  • Service4.0
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance5.0
  • Drinks3.5
JPY 1,000~JPY 1,999person

シリーズ「贅沢はするものだ」カキじゃないけど。

「贅沢はするものだ、心を満たすから。その場所にいく、その人に会う、そのすべてが食事に含まれる」

…映画の小津安二郎監督が食べることに関して語った言葉らしい。しかし監督、贅沢といっても懐石や洋食のフルコース、と言った「於大尽」「おごり」ではなく、吟味の効いた鰻丼や天丼の「あたま」つまり具の部分で酒を飲みながら店のひとと語り、しかるのち、つゆの染みたどんぶり飯を「食事」にする事を好んだらしい。

イマドキの食通先生、グルマンという名の大食漢な諸兄には物足りないかもしれないが、わたくしじしんは冒頭の言葉に大いに感じるところがあり、急ぎの用がなく、ひとりで過ごす事のできる時間を見つけると、嬉々として鰻屋、天ぷら屋の暖簾をくぐり、「あたまでいっぱい、台(めしの部分)で食事」という真似をして、あゝ愉快愉快と愉しむ風がある

え゛? 安直? 

#いんだよ細けえ事は! 

誰に迷惑かけるでもなく幸福(口福)に浸っているんだから、さ。

文句、ある?

ーーーーーーーー

天丼でいっぱいといえば、どうしても一度伺いたい店があった。

出来れば冬。

牡蠣の天ぷらが殊更によろしい、と、繰り返し繰り返しご案内があれば、これを採らないという選択があろうか、いや、ない、と、古文の定法 #二重否定は強い肯定 で心決めをしていた

…のだが、怒涛の日本海、裏日本たるエチゴから中京は遠い。

いつかそのうちと思っているうち幾星霜。

牡蠣の時期を大幅に過ぎた梅雨入り時、ようやく名古屋出張の機会を得、牡蠣天は食えないにしてもせめて次回のためのロケハンを、と、仕事の時間を調整して昼どきの店に飛び込む

と、てっきり路面の平屋造りかとばかり思い込んでいたが、社会通念上のビルヂングであった事にびっくり。

さらに店舗が二階に構えられている事に二度びっくりしつつ暖簾をくぐり、こんぬつわひとりですがと呼ばわり、どうぞどうぞと案内されるまま、冷気あぐれるテーヌル席*1 もといテーブル席の端に腰を降ろす。

テーブル席は揚げ玉天丼に決めている。

決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。

もしあるとすれば、東京下町で揚げ玉といえば、いわゆる天かすの事で、これのどんぶりってことは、お蕎麦屋でたまに出てくる「たぬき丼」の事かね、しかしそれにしちゃ普通の天丼より高いな、見てのオタノシミだゼ! と考えて、とは、わからないことはその場で素直に聞きなさいこのウスラバカ! と、リコー・マイティーチャー*2 のソノシートみたいな教材に叱られそうだから黙っている。

そう思いながらどんぶりが運ばれてくる寸前、ご店主自らがタップをひいてゆっくりと注いでくれたドラフト・ビアをやりながらアタマの部分に取り掛かると、東京のポヨンとしたのでも、関西の脆皮でサクリとくる奴でもない、「花を咲かせた」しかしみちっとした衣に包まれた「たね」は、ミディアム・ウエルに熱が通り、甘辛な独特な香りのするどんつゆと調和し、アイス・コールド・シュペール・ドライを引き立て、つゆのしょんだ*3 めし(米飯)は、関東人甲信越地方の土蜘蛛にはややヤワい仕上がりと感じられるものの米そのものの吟味は効いていて、ここで潰した「揚げ玉」*4 とともに口に運ぶと、脂気と鶏卵のこくが相乗効果を生み、

「こたえられない…」

と、池波正太郎先生の随筆のような台詞を口の中で呟き、うむ、やはり、冬の牡蠣天も食わねば気がすまぬ! と、木村忠吾を前にした長谷川平蔵よろしく伝法な口をきかない、事もない。

尚、具体的な御菜の詳細は、別掲のシャシンないし、シャシンのコメント欄に当たって頂きたい。

*1 ソクインのジョーにより敢えてリンクを貼らない 

*2 https://ameblo.jp/shunkun2019/entry-12574974532.html

*3 エチゴ弁。滲みた、浸透した、の意味

*4 シャシン参照のこと

  • Tempura Tempei - ビルヂングでびっくり!

    ビルヂングでびっくり!

  • Tempura Tempei - コンディメンツ。

    コンディメンツ。

  • Tempura Tempei - 贅沢ターイム!

    贅沢ターイム!

  • Tempura Tempei - 揚げ玉天丼。

    揚げ玉天丼。

  • Tempura Tempei - #食べログ的に撮るとこうなる。

    #食べログ的に撮るとこうなる。

  • Tempura Tempei - #家庭画報風味。

    #家庭画報風味。

  • Tempura Tempei - #アー写っぽく撮るとこうなる。

    #アー写っぽく撮るとこうなる。

  • Tempura Tempei - コレがアゲ・タマ。

    コレがアゲ・タマ。

  • Tempura Tempei - パカっ! こーゆー事であったか?!

    パカっ! こーゆー事であったか?!

Restaurant information

Details

Restaurant name
Tempura Tempei
Categories Tempura、Ten-don (Tempura bowl)
Phone number (for reservation and inquiry)

052-522-9300

Reservation availability

Reservations available

Address

愛知県名古屋市西区上名古屋3-15-19

Transportation

地下鉄浄心駅より徒歩8分

481 meters from Joshin.

Opening hours
  • Mon

    • Closed days
  • Tue

    • 11:00 - 14:00

      (L.O. 13:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

  • Wed

    • 11:00 - 14:00

      (L.O. 13:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

  • Thu

    • 11:00 - 14:00

      (L.O. 13:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

  • Fri

    • 11:00 - 14:00

      (L.O. 13:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

  • Sat

    • 11:00 - 14:00

      (L.O. 13:30)

    • 17:00 - 20:00

      (L.O. 19:30)

  • Sun

    • Closed days

Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting.

Average price

¥2,000~¥2,999

¥1,000~¥1,999

Average price(Based on reviews)
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999

View spending breakdown

Method of payment

Credit Cards Not Accepted

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

28 Seats

( カウンター席、テーブル席、小上がり席)

Private rooms

Unavailable

Private use

Unavailable

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking

Available

店舗前4台、第2駐車場2台

Space/facilities

Relaxing space,Counter seating,Horigotatsu seats

Menu

Drink

Sake (Nihonshu)

Feature - Related information

Occasion

Family friendly |Solo dining friendly |Friends

This occasion is recommended by many people.

Location

A house restaurant

Service

Take-out

Family friendly

Children welcome(Preschoolers welcome,School-age children welcome)

Website

http://www.tenpei1967.com/