FAQ

いつも待ち遠しいおおたにさんの料理 : Ootani

Official information

This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.

Enjoy authentic Japanese Japanese-style meal wrapped in the warmth and aroma of wood.

Ootani

(おおたに)
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4.3

¥15,000~¥19,999per head
  • Cuisine/Taste4.3
  • Service4.4
  • Atmosphere4.2
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.2
2024/05Visitation12th

4.3

  • Cuisine/Taste4.3
  • Service4.4
  • Atmosphere4.2
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.2
JPY 15,000~JPY 19,999per head

いつも待ち遠しいおおたにさんの料理

今や予約が1年待ち以上となってしまった名古屋の超人気店である。リーズナブルな価格で本格的な和食のコースを頂けるので老若男女問わず大人気となっているのである。

こちらではカウンター席が11人、そしてテーブル席も4~5名なのでまあまあの人数が入ることができるのであるが、大将とかなり成長してきたナンバー2の若い料理人とで手際よく料理を進めていくのであった。


この日は

先付
鮑の柔らか煮と帆立貝柱のムース
生海苔ジュレ

椀物
しらすと空豆の真丈
白ずいきの薄葛仕立て

お造り
金目鯛の昆布締め
本鮪
蝦蛄のお造り

鰹の藁たたき、生姜のとろみしょう油

八寸
鰺フライ、ホワイトアスパラの肉巻きフライ
柴漬けのタルタルソース

ホッケの西京焼き、新ごぼうと鶏肉のきんぴら

本鱒とアスパラのグラタン

粟麩の照り焼き、豆打ちあん

冷し鉢
なめらか胡麻豆腐

煮物
鰯のつみれと渡り蟹のあんかけ

ご飯物
あさり、桜海老、枝豆の炊き込みご飯
おくらと里芋の赤出汁

香の物
きゅうりのぬか漬け、かりもりの浅漬け
新生姜のしょうゆ漬け 岩もずくの三杯酢

甘味
宮崎マンゴーとレモンシャーベット
抹茶とあずきのアイスクリームと和三盆のわらび餅



どれもさすが!と思えるものばかりであった。値段的に極上素材はないがこの金額でよくここまでやるなあ~~という料理ばかりであった。

出汁は基本に忠実なすっきりとしたバランスの良さが際立つ。お造りも金目鯛を昆布締めにして旨味を増し、マグロ、そして蝦蛄なども美味しいものであった。

また八寸はどれも少量ながらも凝りに凝って作ってあった。お弟子さんにも一部を担当させるという次世代の教育も忘れない大将の思いやりもここから感じられるのである。

今回も大満足!願わくはもう少し通う頻度を高めたいが多くの客が殺到しているためそれは叶わぬ夢というものである。
また次回を楽しみに待ちたい!!

2023/10Visitation11th

4.3

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.4
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 10,000~JPY 14,999per head

オータニさんはホームラン王!!

定期訪問中のおおたにさんに2カ月ぶりに訪問することができた。あっちの有名なオータニさんも凄いがこちらのオータニさんも負けてはいないのである。今回も素晴らしい秋の料理を楽しませて頂いた。

この日は

先付
渡り蟹としらすのゼリー寄せ

椀物
むかご真丈と帆立貝柱のお椀

造り
ヒラメと秋刀魚のお造り、かますの昆布締め

造り
さわらの藁焼き、玉ねぎポン酢

八寸
三河もち豚の西京焼き
栗チップス
戻り鰹のフライとペコロスのフライ、ちり酢
百合根の生湯葉蒸し、小いかの印籠詰め、
柿なます

冷やし鉢
滑らか胡麻豆腐

煮物
宮崎牛のしゃぶしゃぶと秋野菜の炊き合わせ

ご飯物
鮭と牛蒡の炊き込みご飯、いくら添え
九条ねぎと山えのきの赤出汁

香の物
きゅうりのぬか漬け、長芋の山葵漬け、紫漬けとキャベツの塩昆布漬け
茗荷の甘酢漬け

甘味
梨と葡萄のチョコ、無花果のムース


スペシャリテの滑らか胡麻豆腐はこれを食べないとおおたにさんに来た気がしないというぐらいのものである。店の顔と言っても良いだろう。胡麻の香りのする豆腐と胡麻で作ったせんべいのコンビはこれ以上美味しい胡麻豆腐はないだろうな・・・

あのせんべい、売り出したら大人買いするのに・・・


むかご真丈と帆立の貝柱の椀物も素晴らしい出汁で見事だったし、お造りもヒラメと秋刀魚、そしてかますが第一段、そしてさわらの藁焼きが第二段とダブルで嬉しいものであった。

そして魚ばかりではなく肉も忘れていない・・・この日は宮崎牛のサーロインを使った昆布出汁でのしゃぶしゃぶをごまだれで楽しませてもらった。

この値段でこれだけの料理を楽しめるところは名古屋広と言えどもこちらぐらいしか思いつかない。
予約は大変だが末永く通い続けたい、そんな名店である。

2023/08Visitation10th

4.3

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.4
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 10,000~JPY 14,999per head

兜をかぶせてあげたいオータニサン

この値段でホントにいいの??といつも思ってしまう割烹である。

私の知る限り名古屋でここ以上に味と値段が釣り合っていない店はないのではないか?と思うほどなのだ。

仕方がないのかもしれないが最近はどこの店も値上げが激しく、2~3年の間に気付くと2倍近い値段になっている店もあるようだ。

世間ではそんな状況ではあるがこちらでは敢えてピン素材は使わず、普通の素材を使いそれでいて極上の料理に持っていくというまさに料理人の腕が光る料理を食べさせてくれるのである。

今回も全く隙の無い抜群の和食のコースを食べさせて頂いた。

この日は

先付
毛蟹と玉蜀黍のムース

椀物
枝豆真丈と鮑のお椀

お造り
鯛、ケンサキイカ、鰹の藁焼き

お造り
鮪のお造りとつぶ貝の豆打和え

八寸
宮崎牛イチボのたれ焼きと揚げ万願寺唐辛子
蓼味噌、スズキのフライ、アスパラの肉巻きフライ、
柴漬けのタルタルソース
鰯の梅煮と夏野菜の山椒煮
穴子とおくらの煮凝り

冷し鉢
滑らか胡麻豆腐

煮物
鱧のしゃぶしゃぶと夏野菜の炊き合わせ

御飯物
鮎御飯
京揚げとえのき茸の赤出汁

香の物
きゅうりぬか漬け、べったら漬け
長芋の梅酢漬け、絹もずくの生姜酢

甘味
シャインマスカットと桃のムース


最初から最後まで大満足であった。お造りは今回は鯛、ケンサキイカ、カツオのオーソドックスなお皿と、マグロの山かけのようなちょっとひねったお皿の2種を頂いた。どれも素材的には「普通の魚」なのであるが大谷大将の手にかかるとこれが極上の料理となるのである。

椀物の出汁も素晴らしく、このクラスの割烹ではダントツであろう。またこちらのスペシャリテであるなめらか胡麻豆腐はこれを食べないと帰れない、そう思えるほどになってきた。

この日の〆は夏らしく鮎ご飯であった。香りが素晴しくこれも美味しかったなあ~~

これだけ安くて美味しいので予約はほぼ1年待ち位のようである。ただ毎月新規分の予約は決まった日に電話で取っているようなので、運が良ければ訪問することができるであろう。

末永く通いたい、そんな大好きな割烹なのである。

2023/06Visitation9th

4.3

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.4
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.6
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 10,000~JPY 14,999per head

大人気の正統派和食

久しぶりに大好きなこちらのお店に訪問することができた。久しぶりにお会いした大将は顔が黒くなりかなり痩せられたようである。聞くところによると大好きなお酒は週末だけにして、それ以外の開いている時間はジムでトレーニングしているようである。

以前とは違いかなりカッコいい男に変身していた!!

最近のシェフはモテるからテレビをにぎわしているから大将もあの人を目指しているのかなあ~~(笑)


この日は

先付
蛤と白ずいきの冷製茶碗蒸し

椀物
帆立貝柱真丈のお椀
薄切り冬瓜と車麩

お造り
黒ムツ焼き霜造り
鯒(こち)、ケンサキイカのお造り

本マグロのお造り、とろみ醤油、山芋

八寸
アジフライ(どんちっち)と柴漬けのタルタルソース
三河もち豚の西京焼き
蒸し鶏と丸茄子の利休漬け
じゅん菜と糸瓜の梅酢漬け
新じゃが芋チップス 海苔塩味
粟麩の照り焼き 豆打ちあん

冷し鉢
なめらか胡麻豆腐

煮物
鰯つみれと夏野菜の炊き合わせ

ご飯物
鯛と実山椒 万願寺唐辛子の炊き込みご飯
茗荷と若布の赤出汁

香の物
きゅうりのぬか漬け、かりもりの浅漬け
心証が醤油漬け、岩もずくの三杯酢

甘味
マンゴープリン


高級素材こそないがそれでもメチャ美味しい!!和食の基本を守って限られた予算の中で料理をここまでの高みに持って行く大将を私は他にはそう知らない。
来月から多少の値上げはするもののこの値段でこれだけの料理を楽しめるのはこのご時世では奇跡のように思えるのだ。

どれも丁重に作られた美味しいものばかりであった。かなり仕込みに時間をかけているのだろうなあ~~また接客業に基本中の基本、お客さんにいかに快適に過ごしてもらえるか、ということをスタッフ一同が阿吽の呼吸で心得ているようであった。

やはりこういう店ではあまりリクエストは出さず大将にすべてをお任せするスタイルがベストであろう。

こういう店こそ末永く通いたいものである。

2022/11Visitation8th

4.2

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.2
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.4
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 10,000~JPY 14,999per head

期待以上の美味しさ、チャラい大将との会話が楽しい店

先月に続き約1カ月ぶりの訪問となった。今回はいつもお世話になっているヤマサさんの貸し切り会に参加させて頂いた。いつもありがとうございます!!

参加者は周りを見渡すと食べログの重鎮ばかりでこれは大将もやりにくいだろうなあ~~と思っていたら何てことはない・・・大将はそんなこと全く意に介さずいつものペースで黙々と料理を作り、こちらがいじると期待以上の反応をしてくれるのである。

この日も季節の食材をふんだんに使い、決して高級食材ではないが腕と工夫で最高の料理を楽しませて下った。

この日は


【先付】下仁田ねぎのムース、帆立、いくら、ジュレ

【椀物】牡蠣真丈、白味噌仕立てのお椀、めかぶ、今市蕪、辛子

【造り】平目、ヤイト鰹、かますの昆布締め


【造り】鰤のお造り、とろみ醤油、アマランサス、柚子、アイスプラント、辛味大根のシャーベット

【八寸】鰆の幽庵焼き、白ねぎ牛肉巻き(宮崎牛)、鯖と大根の味噌煮、銀杏の塩煎り、くわいチップ    ス

【冷やし鉢】なめらか胡麻豆腐

【煮物】鱈白子の天ぷらと冬野菜の炊き合わせ、玉蕪、海老芋、丹波しめじ

【御飯物】鯛と京人参、むかごの炊き込みご飯、京揚げとなめこの赤出汁

【香の物】きゅうりの糠漬け、ミニトマトの甘酢漬け、菊芋の醤油漬け、大根と菊の浅漬け

【甘味】安納芋のスイートポテト、紫芋チップス、ラフランスとルビーグレープフルーツのジュレ



であった。

先付の九条ネギのムースはしっかりとしたネギの味がするのに驚いた。これはありそうでなかったものだからね~~
白味噌仕立ての椀物には驚いたし、お造りはこのクラスの和食店ではあり得ないほどの美味しさであった。
特に脂っこいブリのお造りに対しては辛み大根の汁を凍らせたシャーベットをかけて頂いたのであるがこれがメチャ旨!!素晴らしいアイデアであった。

白子の天ぷらと海老芋の炊き合わせは出汁がしっかりしているおおたにさんならではの美味しさ・・とても幸せになれる味であった。

〆のむかごご飯は大粒を選りすぐってのものであった。むかご自体に山芋の風味とぬるっとした食感を感じることができた。

デザートの安納芋のスイートポテトはまさに普通の和菓子屋さんでは太刀打ちできないほどの美味しさで一同黙って味わいにふけっていた。

最初から最後まで全く抜かりがないコースで大満足!!もうお師匠さんの店とは比較にならないぐらいの美味しさになってしまった。

これからも通い続けたい、そんな名店である。

2022/10Visitation7th

4.1

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.1
  • Atmosphere3.9
  • Cost performance4.4
  • Liquor/Drinks3.9
JPY 8,000~JPY 9,999per head

1万円でおつりがくる本格的な日本料理

大好きな和食店に2カ月ぶりに訪問することができた。ただこちらは名古屋でも屈指の予約困難店なので今予約しても次に行けるのは10か月後ぐらいになるようだ。
凄まじい勢いのあるお店である。

本格的な日本料理のコースを1万円程度で食べることができるのは名古屋市内でもこちらを除いて私は思いつかないのである。

こちらの凄いところは一般的な単なる「安い店」とは全く違うのだ。安くてグレードの低い店なら多くあるが、料理の内容でも十分高級店と肩を並べることができるというか、それ以上の美味しさ、味わいを楽しませてくれるのである。

今回もほぼ10カ月前ぐらいに予約した席であった。行きたいときに行けないのがつらいところではあるが、それでも食べ終わったときには思わず笑みがこぼれる・・そんなお店なのである。

今回は秋らしい料理の数々を楽しませて頂いた。

先付
渡り蟹と車海老のムース

椀物
むかご真丈と玉子豆腐のお椀

お造り
鰤、鮪、剣先イカのお造り

お造り
鰆の焼き霜造り

八寸
イクラと鮭のおこわ、三河もち豚の角煮、カマスの塩焼き、南瓜の葛粉揚げ
粟麩の胡桃味噌焼き

冷し鉢
なめらか胡麻豆腐

煮物
甘鯛のあられ揚げと秋野菜のきのこ餡かけ

御飯物
鯛と銀杏、蓮根の炊き込みご飯、
巻き湯葉とほうれん草の赤だし

香の物
きゅうりの糠漬け、今市かぶの甘酢漬け
白菜の柚子漬け、大根の浅漬け

さつま芋のアイス最中
秋果実のレモンシャーベット


完全に和食のフルコースであった。この日はメニューの構成上かなり量が多く終了時には腹パンで帰りは動くのがしんどいぐらいであったが毎度の如く大満足であった。

出汁はとても美味しく椀物はそこらの高級店には全く負けていない。古巣のMづきよりも美味しいとの評判である。お造りなども決して高級素材は使ってはいないのだが、そこは割烹・・切ることで味を作っているようなのである。

八寸も凝ったものであるし、定番となったなめらか胡麻豆腐は不動の美味しさを楽しむことができた。きのこ餡かけの松茸は堂々と中国産を使用しているがこの割り切り方が素晴しい。

客に良い物だけを出して料金を高くするより、決まった値段の中ででき得る最高の料理を楽しませてくれるのである。これはむしろ高級店のメニューの組み立てよりも難しい気もするのだ。

予約が困難なのでそう簡単には訪問できないが末永く通い続けたい、そんな素敵なお店である。

2022/08Visitation6th

4.1

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.1
  • Atmosphere3.9
  • Cost performance4.4
  • Liquor/Drinks3.9
JPY 10,000~JPY 14,999per head

最強コスパの名古屋屈指の実力店!!

人気が出ると大幅な値上げをする和食店が多い中、そういう方向に一切走らないとても好感の持てるお店である。

以前にも書いたがこちらの大谷大将は私が良くもちづきさんに通っていた10年程前、そちらのお弟子さんとして頑張っておられた方だ。修業時代から知っているのでこちらに伺うと旧友にあったような心休まるものを感じることができるのである。

大幅値上げする店は料金が2倍になったら味が2倍美味しくなるかと言えばほとんどの場合そうではない。付け足しみたいにちょっとしたキャビアを乗せてみたりと無理してその値段に寄せようとしているだけの場合が多い気がするのである。

諸事情はあろうがやはり客にとってはそこそこの値段で美味しい料理を食べたいということは偽らざる正直な気持ちなのである。

素材の良さをいかにも自分の腕のおかげと勘違いしている料理人が多い中、こちらの大将は料理の値段に見合う素材を使い、それをできるだけ高いところに持っていくその姿勢には頭が下がるのだ。

そんな大将の姿勢に共感する人が殺到し、今や超予約困難店となってしまったのである。

この日頂いたのは

先付
鱧とそうめん南瓜の梅酢

椀物
車海老真丈と松茸のお椀

お造り
いちみ鯛、黒むつ、ケンサキイカ
カツオのたたき ちり酢

八寸
鱧の棒寿司、サザエのつぼ焼き、帆立貝柱の明太子焼
落花生の塩茹で、ジャガイモのはりはり

冷し鉢
なめらか胡麻豆腐

煮物
宮崎牛と加茂茄子の田楽

ご飯物
鯛と万願寺唐辛子、金美人参の炊き込みご飯
なめこと九条ねぎの赤出汁

香の物
きゅうりのぬか漬け、水茄子の浅漬け
柚子大根 ミニトマトの甘酢漬け

甘味
桃、シャインマスカット、巨峰のパンナコッタ


季節のピン素材こそないが、「普通」の食材を料理人の腕でここまでの高みに持っていく店というのも名古屋ではここ以外に数えるほどしか思いつかない。
高い素材を使えば美味しくなるのは当たり前なのだが、こちらではそれ以上の感動を与えてくれるのである。

例えばイチミダイのお刺身は他の高級料理店でもたまに見かける「普通の」食材なのであるが、比較した場合圧倒的にこちらの方が美味しいのである。

また日本料理の華である椀物も出汁がとても素晴らしい~~今回は車海老真丈と松茸であったが、松茸は中国産、しかしそれでもとても美味しい椀物に仕上がっていた。

いつものように最初から最後まで大満足であった。次回は少し先になるが気長に待ってあの明るい大将の料理を楽しみに行きたいものである。

2022/02Visitation5th

4.1

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.1
  • Atmosphere3.9
  • Cost performance4.4
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 10,000~JPY 14,999per head

貸し切り会で特別コース

名古屋での貸し切り会を多分一番開いているのでは・・・と思える大きな方の会に参加させて頂いた。
大きな○○ちゃんさん、いつもありがとうございます!!

おおたに、と言えば名古屋でも屈指の予約困難店である。あの本格的な味に対してとてもお値打ちなので皆さん殺到しているのからなのである。私もできれば毎月訪問したいなあ~~

今回はカウンター11名での貸し切りであった。また貸切だからこそできる特別コースでお願いしてあったようである。ホント幹事の〇〇ちゃんには感謝しかないのである。

この日頂いたのは

先付  ホタルイカと帆立貝のムース、木の芽酢
椀物  ズワイガニ真丈のお椀
お造り 金目鯛昆布締め、スミイカ、細魚のお造り
    メジ鮪の焼き霜造り
小鍋  伊勢海老の白味噌仕立て
八寸  白魚の茶碗蒸し、目鯛の西京焼き、虎河豚白子の塩焼き
    生海苔あん、原木椎茸、いちぼ肉巻き、空豆チップス
冷し鉢 なめらかごま豆腐
煮物  車海老と筍の飛竜頭
御飯物 鯛と新ごぼう、金美人参の炊き込みご飯、里芋の赤出汁
香の物 きゅうりぬか漬け、春キャベツ塩昆布漬け、山うどの梅酢漬け
    花わさび醤油漬け
甘味  せとかオレンジゼリー、抹茶と小豆のアイス最中


であった。

どの料理もしっかりと手間暇かけて作られており、滋味深い味を感じさせてくれた。
今回の特別コースはいつものコースに伊勢海老を付けてくれたもののようであった。活きている伊勢海老を大将が手際よく捌いて、白味噌仕立ての鍋で頂いたが、白味噌と伊勢海老の相性が抜群であり、生のお刺身で食べるよりもずっと美味しい食べ方であった。やはり伊勢海老、車海老とも私は火入れした物の方が好きだなあ~~

また定番というか今や大将のスペシャリテとなった滑らかごま豆腐は上に乗ったごませんべいと共に何度食べても飽きが来ることなく、むしろ料理の途中で待ち遠しい~~と感じさせててくれるぐらいであった。地味だがこういう料理はやはり心に染みるものがある。

そして今回も最後のご飯まで全く隙はなかった。
もちろんこの値段では高級食材はなかったが、それでも素材に頼ることはなく大将の腕で勝負する極上の料理ばかりであった。

素材の良さを、さも自分の腕のように自慢する料理人の作るものよりはよっぽど好きである。

末永く通い続きたい。

2021/12Visitation4th

4.1

  • Cuisine/Taste4.2
  • Service4.1
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 10,000~JPY 14,999per head

ますます美味しさにパワーアップ!!

今や押しも押されもしないぐらいのポジションにある名古屋の和食の名店である。多くの店がある程度人気が出るとビックリするほど値上げをして、その分美味しくなれば良いのだが「ほとんど変わらない・・」もしくは、素材はよくなったのに味が落ちている、ということが多い中、オープン以来自分の立ち位置を全く変えず、1本芯の通った営業をしているのだ。

名古屋のこのクラスの店で、コースで食べても一人1万円しないのは、もうココ、おおたにさんしか頭に浮かばないのである。

気軽に行ければよいのだが、残念ながらこちらは超人気店で約8か月待ちになっているのである。しかしそれだけ待っても行く価値のあるお店なのだ。

今回は冬の良い時期に訪問することができた。

今回頂いたのは

ズワイ蟹と菜の花のゼリー寄せ

牡蠣真丈、かぶらのすり流しの椀物

ヒラメ、マグロ、赤貝のお造り

トラフグのお造り

八寸 
セイコガニ、土佐酢、このわた蒸し、白ネギ牛肉巻き、
わかさぎ燻製、市田柿のクリームチーズ和え

なめらか胡麻豆腐

鱈白子の天ぷらと冬野菜の炊き上げ

鯛と舞茸、むかごの炊き込んご飯
茗荷となめこの赤出汁

苺とルレクチェのデコポンジュレ
黒糖のあいすくりーむと安納芋のブリュレ


であった。どれも豪華さ、きらびやかさはないが、出汁がしっかりとして、和食としてのグレードは名古屋ではトップクラスであろう。
お造りはコース料金がこちらの3倍する店の物と比べてもそん色ないし、椀物も素晴らしい~~

そして今ではおおたにさんのスペシャリテとなっているなめらか胡麻豆腐は、食べるたびに美味しく感じるようになってきているのである。

豪華な食材は当然ないのだが、このグレードの素材を使ってここまで人を感動させるのはこの店以外にはないだろうな~~
ピンの素材がすべてではない、ということを教えてくれるのである。
素材の良さを自分の腕の良さと勘違いして客に自慢する料理人とは違うのだ。


ここより高くて美味しくない店は多数あるが、ここより安くて美味しい店は私としては思いつかないのである。

大将の修業先であるもちづきさんも最近多少の値上げをしたとはいえ、かなり価格を抑えておられる。そういう精神も継いでいるのだろうね~~

予約が難しいのは皆さん同じような気持ちで通っておられるのだろうなあ~~

次の訪問がとても楽しみなのだ。


2021/06Visitation3th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.1
  • Atmosphere3.9
  • Cost performance4.2
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 8,000~JPY 9,999per head

大将の自信が垣間見える料理

前回は2年前、友人の貸し切り会での訪問であったが、今回は友人のヤマサさんの貸し切り会に参加させて頂くことができた。ヤマサさん、いつもありがとうございます!!

こちらのお店にはオープン当初から何度も通っていたのだが、だんだんと予約が難しくなり知らない間に足が遠のいてしまった。自分自身が応援している料理屋さんが流行るのは嬉しいのだが、食べログでレビュアー仲間が絶賛しまくった結果、期待以上に流行り過ぎて自分自身が行けなくなるという本末転倒な状況になってしまうという経験が皆さんあると思うのだが、こちらもそんなお店の一つなのである。もちろん店主に悪気がないのは言うもでもないが・・

2年ぶりに会った大将は坊主頭からロン毛に変わっていた。理由を聞いたら20年以上坊主だったからもうそろそろ伸ばしてもいいかな、と思ったそうである。

オープン当初は正直実力以上に人気が出て、どこか自信なさげな料理が並んでいた記憶があるが、もうすっかり押しも押されもしない立派な大将に成長したようであった。そんな大谷さんの自信が料理にも表れている気がしたのである。料理の方はかつてはイノベーティブを意識してか正統派の日本料理からちょっとはみ出した物もあったのだが、今では誰もが唸る真正面の直球勝負のようなのだ。こういうとこからもこの10年、かなりのご苦労をされたことが何となく分かるのである。

この日の最初はまだかの南蛮漬けからであった。細切りの人参と海ブドウが添えられ、周りにはあのもちづきさんの海苔茶漬けを連想させるようなソースがかかっていた。最初からなかなかいいねえ~~

椀物は帆立の真薯、じゅんさいであった。帆立も美味しかったが出汁もなかなかのものである。進化しているなあ~~この店・・

そしてお造りはイサキとシャコ、奥にはこちが盛られていた。どれも全く臭みのない素性の良いお刺身たちであった。これとは別にマグロの刺身をとろみしょう油で頂いた後はいよいよ和食の華、八寸の登場であった。味の塩焼き、アスパラ牛肉巻き、ワタリガニ、白ずいきの土佐酢、タコの柔らか煮、白いか小芋のうま煮であった。どれも手間がかかっているのは当然ではあるが、とっても美味しくさすがミシュラン★というのも納得できる内容であった。

そして次はこちらのお店がオープン以来ずっと出し続けているスペシャリテの滑らかごま豆腐であった。上に乗っているせんべいみたいのものを崩して豆腐と食べると何とも口の中が心地良いのである。おおたにさんに来たな、という感じがひしひしと湧いてくるのだ。

そして最後の〆は穴子と夏野菜の炊き込みご飯であった。

どれも全くハズレがなく、訪問するごとに美味しくなっている気がする。これで1万円もしないのだから人気があるのは当然であろう。

また忘れない頃に訪問させて頂きたい。

2019/03Visitation2th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.1
  • Atmosphere3.9
  • Cost performance4.2
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 10,000~JPY 14,999per head

ますます腕を上げられたようです‼️

多分4~5年ぶりの訪問である。オープン当初は何度かお邪魔させて頂いたが、あれよあれよという間に超人気店となり予約が4~5カ月先じゃないと取れなくなってしまった。行きたかったのだが、そうなると足が遠のくのも事実である。

しかし今回友人のほぼ貸し切り会に参加させて頂くことができた。Mさん、どうもありがとうございます!!
また事前に私が参加することは大将は知らなかったようだが顔を見て思い出してお互いびっくりであった。。大将が修業時代から知っているので覚えていてくれてとて嬉しい。しばらく訪問しなかった不義理をここでお詫びしたい。

さて今回もおおたにさんの素晴らしい料理は健在であった。と言うよりも私が行かなかった5年の間に大きく進歩したと言って模様だろう。最初の雲丹の先付、そして真薯の出汁などもとても美味しかった。

八寸、そして春の色どり、桜の香りのする餡かけの椎茸と筍は素晴らしく美味しかった。

またオープン以来変わらず出し続けられているこちらのスペシャリテと言っても良い、ごま豆腐は他の追随を許さないほど完成度が高くて、大阪から来た食べ歩きの経験値の高い方も大満足されていた。
最初から最後まで全く抜かりがなく、これで8000円はコスパが良過ぎだろう。予約が半致死先じゃないと取れないのもうなずける。

料理も美味しいのだが、あの大将の人柄にも触れるのが楽しみである。また待ってでも行きたいそんなお店なのだ。

2013/12Visitation1th

3.7

  • Cuisine/Taste3.5
  • Service3.8
  • Atmosphere3.7
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks3.5
JPY 8,000~JPY 9,999per head

若い大将が作る創作和食

オープンしてちょうど2年弱ぐらいになるのだろうか。中村公園の交差点を南に行くと左手にこの店はある。ちなみに店の前に2台分の駐車場がある。ここの大将、大谷さんは大門の名店、もちづき で修業をしたのち独立した。
すべての料理が基本がしっかりしており、そのうえで遊び心十分な料理を提供してくれる。一時は有名ブロガーさんの本に載ったりとひそかなブームになったがその後どうなったのであろうか。そういう私も約1年伺っていないので現状は不明である。

私が前回伺った時は、やはりちょっと肩に力が入っておられる感じが否めなかった。超えるにはあまりに大きい師匠の望月さんからの呪縛もあったのであろうか?もちづきさんの18番の海苔のお茶漬けとかは一切出てこなくてご飯類は土鍋でのむかごご飯であった。
その当時はかなり自分自身の道を探されていたのではないだろうか。
料理もなにか今流行の泡を使ったりと私から言うと何をやっているのだろう??という感じもした。しかし刺身、椀物、真薯、焼き物など日本料理の基本となるところは一切の妥協はなかった。大将自身もとっても明るい人で私も大好きである。
他の方のレビューだとかなりの人気店になっているとか…

そろそろ不意打ちで行ってみようかなあ~~どんな料理を出してくれるのかとっても楽しみなお店である。

Restaurant information

Details

Restaurant name
Ootani
Categories Japanese Cuisine
Phone number (for reservation and inquiry)

050-5456-5165

Reservation Availability

Reservations Only

Address

愛知県名古屋市中村区豊国通4-7

Transportation

10 minutes walk from Nakamura Koen Station on the Higashiyama Subway Line, Exit 6

447 meters from Iwatsuka.

Opening hours
  • ■ 営業時間
    昼:12時~
    夜:18時~22時

    ■ 定休日
    昼:毎週日~水・金曜・毎月1日、夜:毎週日曜、他日も有り
Budget

¥10,000~¥14,999

¥6,000~¥7,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥10,000~¥14,999¥6,000~¥7,999

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Method of payment

Credit Cards Not Accepted

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

16 Seats

( 10 seats at the counter, 6 seats at the horigotatsu tatami room)

Private dining rooms

OK

For 4 people、For 6 people

We have a horigotatsu (semi-private room) available.

Private use

not allowed

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

OK

2 cars in front of the store

Space/facilities

Stylish space,Comfortable space,Wide seat,Counter,Horigotatsu seats

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu)

Food

Particular about vegetable,Particular about fish

Feature - Related information

Occasion

With family/children |With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Location

House restaurant

With children

Kids are welcome

Website

http://ajidokoro-otani.com/

The opening day

2013.7.10

Phone Number

052-471-3537

Remarks

★Reservation required