秋田では希少なお茶の専門店
Restaurant name |
Sabou Kei
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Categories | Cafe |
Phone number (for reservation and inquiry) |
018-838-7680 |
Reservation Availability | |
Address |
秋田県秋田市広面字樋ノ沖34-2 |
Transportation |
旧:はじめ 広面店 1,774 meters from Akita. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Accepted |
Number of seats |
20 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 3台 |
Occasion |
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The opening day |
2018.3.12 |
Remarks |
大町にあるカフェレストラン「京都互福庵」分店 |
先日漸く置き電話が開通したようなので、初レビューさせて頂きます。
タイトルの通り、こちらで味わえる嗜好性飲料は基本的に茶葉を煎じたもののみとなります。
豆を炒ってグラインドしたものから抽出する黒い飲み物。所謂「珈琲」は取り扱っておりません。
無論お子様や清涼感を求めるお客向けに生絞りのレモンスカッシュなどはありますが、お店の主たる売りは紅茶や日本茶という事になります。
店主は20代半ばながら大町のカフェレストラン「京都互福庵」で修養を積み一念発起しての開店と聞き及んでおりますが、お茶、殊に紅茶への愛着と傾倒に並々ならぬものがあり、客のニーズに応じたお茶の提供に余念がないように感じられました。
先日(4月16日)に伺った際にも常連と思しき女性の二人連れ、掲載誌を頼りに徒歩で来られた妙齢の女性、昼休みの最中にランチを目当てに車で来たと思しきこれも又女性の二人連れ…と女性に人気のお店らしく、野郎単身の当方は幾分こそばゆい面持ちではありましたが、真摯な態度でお茶への想いを語る細面の店主という浪漫小説もかくありやというシチュエーションは同性ながら「成程」と得心のいく次第でありました。
この日は午後より来客の予定もありましたがランチを注文。ミートボールグラタンにサラダとスープが付いて1.000円。それにティーロワイヤルをアイスで頼みました。
以前何度か来店した際にはホットをサーバーで注文してゆったりと過ごさせて頂きましたが、今回は時間も限られていたのでランチを頂いて冷たいお茶で喉を潤して正味30分強の滞在ではありましたが、ホワイトソースを使わずトマトの爽やかな酸味を生かしたソースを主としたミートグラタンは焼き立てで熱く、とても美味しかったです。
後、店主がサービスで淹れてくれた桜の花の塩漬けを用いた「桜紅茶」、眞に春の味わいでした。
クオリティピークが2月前後で今の時期が旬と思われるヌワラエリヤ(セイロンティーの産地)の緑茶のように品のある緑がかった淡い茶湯に、塩を気出しした桜花の塩漬けがガラスのカップに佇んでいて本当に「春を喫する」といった風情を味わえました。
と、ここまで語っておきながら申し訳ありませんが急いでいた事もあり、ランチと桜紅茶の写真は撮るのを失念致しました。
又さほど遠くない次の機会に写真を撮ってお載せ出来ればと存じます。
尤もその時には、初夏や夏向けのお茶に変わっている可能性もありそうですが…
幾分主観が過ぎるかもしれませんが、雰囲気の良いお茶の専門店で、モーニングやランチ・手作りスィーツなども楽しめる良いお店と感じました。
お茶への造詣が深い店主との語らいも楽しみな、今風のようでいてどこか古風な居心地の良いお店です。