Restaurant name |
Dairai Ken
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Categories | Ramen、Udon |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0187-62-0530 |
Reservation Availability | |
Address |
秋田県大仙市大曲栄町9-25 |
Transportation |
1,323 meters from Omagari. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
~¥999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
20 Seats ( テーブル5卓(4人×5)) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 店舗前 |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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With children |
Kids are welcome |
1934年頃創業の老舗。
二代目ご主人が急逝された際に一時閉店を余儀なくされたことがあったが、そのニュースは新聞でも取り上げられたほどに地元では広く知られたお店だった。
その二代目の奥様と娘さんが店を再興し、現在に至るが、この母娘が秋田美人さんである。
特に娘さんの透けるような真っ白なお肌は眩しいほど。
2010年に現在の建物にリニューアルしたが、小綺麗ではあるものの質素なテーブルが並んだ店内は、昔から存在するかのような郷愁の空気感。
ここの名物メニューであり一番人気は“天ぷら中華そばだが”そばやうどんも揃える麺食堂。
入店したらまず厨房入り口のカウンターで、注文とお会計を済ませてから空いている席に座るのがこのお店のローカルルール。
私が初めてこのお店を訪れたのは8年前のこと。
優しい顔をしたラーメンでありながら塩分濃度がバシっと効いててちょっと意外だった記憶。
しかしとても美味しかった上に秋田美人の娘さんのファンになってしまい、あまり間を置かずその後二度ほど足を運んだ。
今回は8年ぶり4度目の訪問。
豪勢に“天ぷら肉入り中華大盛り”を。
豪勢にと言ってもやや値段が上がりながらも770円という安さだ。
薄い色味の清湯は実に旨味がしっかりとしている。
鶏ガラや昆布などの出汁が、最初にバッチリと口中を旨味で潤し、優しい余韻がしみじみと染み渡ってくる。
前回よりもかなり塩分濃度が控えめになった印象で、これ幸いと全て飲み干してしまった。
麺は少し前にそれまで仕入れていた製麺所が廃業されたことで変えたようだが、ぶりもちの中太の縮れた麺は相も変わらずこのスープとの相性抜群。
天ぷらは薄い生地で、天ぷらそのものを食べさせるというよりはスープに適度な油分とコクを添加する役目を果たす。
極薄切りのチャーシューは噛み締めタイプで肉の旨味がじんわりと染み出てくるもの。
大曲エリアは人気ラーメン店が多数しのぎを削る激戦区だが、まずはこのお店のラーメンを食べずしては語れないくらいの最重要店であると余所者ながら強く思う。