カクテルコンペの作品
八戸でバー?と侮るなかれ。
八戸には、様々なカクテルコンペで優れた成績をおさめるバーテンダーが何人もいらっしゃる。
八戸市長杯カクテルコンペが毎年開催されるなど、バーテンダーの層が厚い土地柄。
バーで飲む事が好きな人種にとっては、極めて魅力あふれる場所なのだ。
ここは、2014年と2016年の2回、Deagio World Class Japan Final で総合2位となった茂内さんのお店。
注文したのは
◆ブドウのカクテル
◆林檎のカクテル
◆お任せで
◆カルバドス いくつか
印象深かったのは、2016年大会の四季の中から2つを選び、対照的なカクテルに仕上げるというチャレンジで部門優勝した作品。
春はピクニックをテーマに、タンカレー、抹茶、青リンゴが使われた一杯が、レモンやライムと一緒にバスケットに収められている。
秋は収穫とお月見。
ウォッカをベースに甘酒、リンゴジュースなどを使った一杯は、杉の酒器に入れられて、月見で一杯と言わんばかりに、お猪口に注いで飲む趣向。
要はこれは作品であり、プレゼンテーションであるという事なのだ。
日本のバーの従来のスタイルは全く違うけれど、味が良いという事だけではない、ストーリー作りやキャラクター作り、プレゼンテーションの技術が、世界のカクテルの大会での重要な審査ポイントだという事が、こういった作品に触れるとよく分かる。
肝心のお味については…
頂いた全てのカクテルにおいて、飲み疲れしない味の組み立てであった。
コレはかなり好印象。
アルコール感や甘さ酸味がハイバランスであると、ひと口目は美味しくても、どんどん舌がツラくなってくる。
トゥーマッチに美味しいものは、ほんの少しでいいんだ。
その点こちらのカクテルは、何杯飲んでも舌がツラくならない。
もっと飲んでみたいと思わせる、素晴らしいバランスであった。
楽しくてかなり飲んでしまったけれど、八戸には他にも行くべきバーがある。
まだ飲みたいカクテルがあったのに…という気持ちを残しつつ、お店を後にした。
Restaurant name |
ROSE GARDEN(ROSE GARDEN)
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Categories | Bar |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0178-44-0041 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
青森県八戸市長横町7 マルマンビル 3F |
Transportation |
本八戸駅より徒歩15分 992 meters from Hon Hachinohe. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥4,000~¥4,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
20 Seats ( カウンター8席、テーブル4席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
Smoking establishment Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information. |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Counter |
Drink |
Cocktails,Particular about cocktails |
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Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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2度目のローズガーデン。
注文したのは
◆パプリカのカクテル
◆エスプレッソのカクテル
うん、パプリカのカクテル、美味しい。
「アメリカのバーではお客は店につくけれど、
日本のバーだとお客はバーテンダーにつく」
そう教えてくれたのはSGの後閑さん。
自らの嗜好を振り返り、
ホントにそうだなと思う。
それぞれのカクテルに込められたストーリーを聴きながら飲むのが、ここでの過ごし方の醍醐味だと思ってているのだけれど。
この日は20時過ぎの口開け近くの訪問で、お目当ての茂内さんはいらっしゃらず。
加えてテーブル席への案内だった事もあり、2番手バーテンダー氏とのコミニュケーションもいまいちで。
テンション上がらず一杯ずつで退散。
まぁ、そう言う夜もあるね。