Restaurant name |
Isoki
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Categories | Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0173-35-3063 |
Reservation Availability | |
Address |
青森県五所川原市岩木町16-2 |
Transportation |
610 meters from Goshogawara. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Number of seats |
20 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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恒例の夏の東北夫婦旅。
初めて五所川原の立佞武多(たちねぷた)を見たのは2012年。想像のはるか上を行く大きさに圧倒され、虜になりました。以来毎年欠かさず訪れてますが、2020、21年はコロナで中止。昨年復活したので久しぶりに見に行ったけど運行コースがショートカット。今年の夏は完全復活でやっぱり熱気が違います。立佞武多が首から上を家並みから出して移動する姿、横丁からヌッと現れる巨大な発光体。もう怪獣映画の世界なのです。それを追いかけて街中歩き回りました。
そんな最終日の立佞武多が終わり、いつも行ってる味処 北大路が満席とのことで、新しい店を開拓することに。といっても旅先で店を探すのは容易ではありません。都市圏以外では口コミ数が少なくて食べログはあまり役に立たない。そこでダンナが長年の居酒屋探訪の勘をを活かして見つけたのがこちらの店。いそき、と読むようです。入口が奥まっていて入りにくい。。。
店内は座敷が5卓でカウンター7~8席。祭りの法被姿の若い衆や中年グループといった地元民中心の客層。座敷に座って壁メニューを眺めます。看板に貝焼きみその店と書いてあったので、まずは貝焼き定食750円(運転のため飲めないのでご飯です)を注文。
10分ほどの時間をかけて貝焼きみそが登場。すごいデカいホタテの貝殻にぐつぐつの味噌とネギ、卵が混ざってます。ここの貝焼きにはホタテが入ってません。このタイプは嶽温泉の小島旅館で食べて以来。観光客が食べる貝焼きみそはホタテが入ってたりウニがトッピングされていたりで値段もそれなりなのですが、ここのは単品で400円というお手ごろなメニュー。ぐちゃぐちゃと混ぜ合わせてご飯に乗せていただく家庭料理。これがもう絶品。貝の出汁が貝殻から出るというけどホントなのかな。赤味噌が濃くて、でも卵でちょっとマイルドになっていてすごくおいしい。もちろん酒の肴にもうってつけ。ちなみに貝焼きみそは津軽では「かやきみそ」と発音するみたいです。
動きがキビキビした店主さんが刺身を持ってきます。イカは透き通り過ぎず、シコッとした歯ごたえ。ホタテは甘く味が濃い。ツルツルコリコリのねかぶも旨い。それと鳥皮もパリパリタイプでおいしかった。外がカリッカリで中からチーズがトローって出てくるチーとろフライもサワーに合うとダンナが絶賛。田酒の特別純米が550円とか、とってもリーズナブル。
見覚えのある壁のサイン、六角精児のだ。やっぱり彼もおいしい店探す嗅覚が優れてるんだね。しばらくは立佞武多の後はここにしよう。