Restaurant name |
Hokkori Tei Momotarou
|
---|---|
Categories | Cafeteria, Izakaya (Tavern), Oden |
Phone number (for reservation and inquiry) |
|
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
千葉県千葉市中央区長洲1-5-4 |
Transportation |
84 meters from Kenchomae. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
- JPY 999
|
Payment methods |
Credit cards not accepted Electronic money not accepted QR code payments not accepted |
Private rooms |
Unavailable |
---|---|
Private use |
Available |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking |
Unavailable There are several paid parking lots nearby |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits) |
---|
Occasion |
|
---|
■■■ 【日本昔ばなし】桃太郎 ■■■
昔むかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。毎日お爺さんは山へ刈かりに、お婆さんは川へ洗濯に行きました・・・当店は、この書き出しで始まる有名な昔ばなしを店名にしている本千葉のカフェ&バーのお店です。
千葉県警察本部での用事を済ませた帰りに、本千葉駅へ向かっていたら、モモタロウなんていうちょっと変わった店名看板を偶然見つけ、ひょっこり入ってみることにしました。
お店はとにかく手作り感がたっぷりの造りをしています。
店内には座布団とかお手製のメニュー表などが一杯で、地方都市にありがちなスナックの雰囲気も混じっています。個人的には、この家庭的でわちゃわちゃした雰囲気は嫌いじゃないですね。
・・・と申しますか、素朴な造りが過ぎて、入口のシャッターが半分締まっっちゃているので、これは流石に改善した方が良いのではないかと思いますね~。
従業員さんはとても愛嬌のある女将さんと、ちょっと美形な若い女性の二人での応接でした。
ランチメニューを見ると静岡(清水網元)直送の釜揚げしらす丼のセット(小鉢・汁付き)がメインのようで、お値段は800円です。写真を見るとかなり大盛りで、小鉢も全然小さくありません。そして、このメニューについては、頼まななかった事を後ほどかなり悔しがることになります。
他には、辛いとイラストに唐辛子の描いてある牛すじカレーが700円です。
創作料理的なガパオ丼とサラダ・汁のセット(800円)も面白そうですね。
さらに、黒はんぺんとレンコンのフライ・煮物・とり南蛮・汁付きというボリューミーなセット定食(800円)や、盛りだくさんのモモタロウプレートランチ(800円)もあるようです。
少し迷いましたが、外看板にあった「野菜を食べよう」という言葉に魅かれたこともありましたので、煮込み具合が期待できるハヤシライス(700円)を注文することにしました。
配膳までの少しの時間、店内を見回してみます。
まず、入口付近におでんの器械があることに気付きました。また、メニュー表の夜の部を見でみると、あ、これは・・・どうやら当店は静岡おでんをウリにしたお店のようです。
となると、先ほどのランチは釜揚げしらす丼にすべきだったと、少ししくじった思いがしてきました。なぜなら、しらすは鮮度が命で、輸送に手間のかかる内陸の、しかも回転の悪い小規模な店では良い品に当たった記憶がなく、自然と避けていたからです。でも当店からは静岡の香りがたくさんしますので、関係者からの直仕入れの可能性がありますよね。ま、聞いてみたら予想通りだったんですけどw
ですが、既に注文して5分が経過し、キッチンではお二人が一生懸命調理をしている様子が見えましたので、さすがに変更(や追加)はしないで待つことにしました。
さて、味噌汁、サラダ、ハヤシライスと順に届けられます。
どれも具沢山で、本当にお野菜たっぷりです。
写真だけでは伝わりにくいかと思いますが、器自体が全部大きいのでボリューム的にはかなり満足度が高いと思います。ハヤシライスのルーは特に玉ねぎの溶け込みが多くて、口に入れると酸味も少なく自然な甘さを感じます。最後に加えたであろうトマトも具合がシャキッとしていて、良いアクセントになっていました。
サラダも作りたての鮮度があります。汁の中のしめじと大根と人参なんて、当たり前の素材ですけど、食すると何とも懐かしくなってきます。外食ばかりの おのこ には何とも嬉しくなる料理です。
よーし、評価は個人の主観だから、思い切ってこの点数(★4.0)にしちゃいましょう。
だってしょうがないじゃない。
心のこもった料理と、目をしっかり見て会話する女将さんの一生懸命さを感じたのだから。それに大量にキープされている一升瓶のボトルの数々を見ていると、お人柄に魅了された常連客も多いのでしょう。何を隠そう、自分も直感で良い店だと思いましたよ。しつらえは家庭的でゴチャゴチャした店ですけどね。
もし、美食を重ねることが重鎮レビュワーの条件であり、食べログランキングに評価を追従させることが優良レビュワーなのだとしたら、私はそんなものにはなれません。だって、このサイトは店の関係者ではない普通の人が投稿していると聞いて、私はレビュワーになっていて、自分の意見を書けるサイトと思っていたから。
そして出来れば、運営さんには立派な企業としての務めを果たした上で、真面目に飲食業に関わる人達を支援したいという「本当に無報酬のレビュワー」さんたちの意図を汲んでもらいたかったのだけど。
諫言は耳に届かず、レビューも消され、思い出のコメントも消され、質問をしても、ステマに関する情報提供を申し出ても回答は来ず・・・送られて来るのは、木で鼻をくくったような私は悪くありませんの慇懃無礼なコピペ文。
そんな私が思うのは、2年前に書いた昔ばなしの桃太郎です。
■■■ 【日本昔ばなし】桃太郎 ■■■
昔むかし、あるところにお爺さんとお婆さんがおりました。毎日お爺さんは山へ刈かりに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。
ある日、お婆さんが、川で洗濯をしていますと、川上から大きな桃が一つ、ドンブラコッコ、ドンブラコッコ、と流れて来ました。
「おやおや、これは見事な桃だこと。お土産に持って帰りましょう」
と言って、桃を拾い上げて、洗濯物といっしょにたらいの中に入いれて、えっちら、おっちら抱えてお家へ帰りました。
夕方になってお爺さんは山から帰って来ました。
「おや、お爺さん、お帰りなさい。さあ、早くお上がんなさい。良い物あげますから。」
「それはありがたいな。何だね、その良い物というのは。」
こういいながら、お爺さんはわらじをぬいで、座敷に上がりました。その間に戸棚の中からさっきの桃を重そうにかかえて来て、
「ほら、ご覧なさいこの桃を」
と言いました。
「ほほう、これはこれは。どこからこんな見事な桃を買って来た」
「いいえ、買って来たのではありません。今日、川で拾って来れたのですよ」
「ほう、本来はお店で対価を払って買ってくるべき桃を、タダで拾って来れたとは」
「素晴らしい話でしょう」
「まあまあ、きっとどこかの組織が授けて下さったにちがいない」
お爺さんは何やら意味あり気な事を言ってニヤリと笑いました。
するとその時、出し抜けに桃はポンと中から二つに割われて、
「おぎゃあ、おぎゃあ」
と勇ましいうぶ声を上あげながら、可愛らしい赤ちゃんが元気良く飛び出しました。
「おやおや、何という元気な子だろう。」
二人はこう言って顔を見合わせながら面白そうに笑いました。
そして桃の中から生まれた子だというので、この子に桃太郎侍という名をつけました。
それから桃太郎侍は大事に育てられました。桃太郎侍は直ぐにレビュワー登録をし、だんだん投稿数も増えるにつれて評価影響点もつくようになりました。その内彼女は、美魔女的な美しさを備えるようになります。普通の女性レビュワーにはないサバサバした男前の性格と、底なしのビール好きという事もあって、付近ではかなうレビュアーは一人もいないくらいになっていました。
そして桃太郎侍のレビューは500に達しました。
するとそのころ、ほうぼうのZ級居酒屋をめぐって帰って来たkuidoの平次という人があって、いろいろ珍しい不思議なお話をした末に、
「遠い遠いネットの海の果てに、四十魔島(すてましま)というところがある。鬼たちが、いかめしいくろがねのオフィスの中に住んで、ガイドラインに違反する工作をした挙句、ほうぼうの居酒屋国からかすめ取った貴い宝物を貯め込んでいる」
と教えました。
正義感の強い桃太郎侍はこの話を聞くと、その四十魔島へ行ってみたくって、もう居いても立たってもいられなくなりました。
そして二人の前へ出て、
「四十魔島(ステマしま)へ鬼征伐に行こうと思います」
と言い、旅に出ることになったのです。
桃太郎侍がずんずん行きますと、大きな山の上に来ました。すると、草むらの中から、レイド犬が一ぴき駆けて来ました。桃太郎侍がふり返ると、レイド犬はていねいに、おじぎをして、
「桃太郎侍さん、桃太郎侍さん、どちらへおいでになります」
と尋ねました。
「四十魔島へ、鬼征伐に行くのよ」
「画面のボタンは何でございます」
「フォローをするボタンよ」
「一つ下さい、相互にフォローしましょう」
「よし、よし、あげるからついて来なさい」
レイド犬はフォローをもらって、桃太郎侍の後からついて行きました。
山を下りてしばらく行くと、今度は森の中にはいりました。すると木の上から、猿が一匹、かけ下りて来きました。桃太郎侍がふり返ると、猿はていねいに、おじぎをして、
「桃太郎侍さん、桃太郎侍さん、どちらへおいでになります」
と尋ねました。
「四十魔島へ鬼征伐に行くのよ」
「画面のボタンは何でございます」
「美魔女様のフォローボタンよ」
「一つ下さい、相互にフォローしましょう」
「よし、よし、あげるからついて来なさい」
食道猿(kuidouzaru)もフォローをもらって、桃太郎侍の後からついて行きました。
こんどは広い野原へ出ました。すると空の上で声がして、キジが一羽飛んで来ました。
桃太郎侍がふり返ると、キジはていねいに、おじぎをして、
「桃太郎侍さん、桃太郎侍さん、どちらへおいでになります」
と尋ねました。
「四十魔島へ鬼征伐に行くのよ」
「画面のボタンは何でございます」
「美魔女様のフォローボタンよ」
「一つ下さい、相互にフォローしましょう」
「よし、よし、あげるからついて来なさい」
雉アサミもフォローをもらって、桃太郎侍の後からとてもゆっくりとついて行きました。余りにゆっくりだったので、横断歩道の信号で渡り損ねるところでした。
犬と、猿と、キジと、これで三人もいい家来ができたので、桃太郎侍はいよいよ勇み立って、またずんずん進んで行きますと、やがて広い繁華街にでました。
「わたくしは、Z級を避けて居酒屋の予約をとりましょう」
こう言って、食道猿はタブレットで食べログを開きました。
「わたくしは、エスコートを致しましょう」
こう言って、レイド犬は美魔女様(桃太郎侍)の腕をとって歩き出だしました。
「わたくしはオーダー役をつとめましょう」
こう言って、雉アサミは自分の好きな牡蠣と牡蠣を注文しました。
とても楽しい情報交換のオフ会になりました。もちろん各自が正規の料金を支払った、自費での飲み会です。そして一行は、四十魔島(ステマしま)への鬼征伐を忘れた訳ではありません。
桃太郎侍は、すかさずこのオフ会のレビューを上げると、鬼の悪行について非難すると共に、もし必要なら証拠を提出すると書き込みました。平成30年7月のことでした。
見張りをしていた鬼の兵隊は、その勇ましい美魔女様のレビューを読むと吃驚して、あわてて城に逃げ込こんで、くろがねの門を固く閉めてしまいました。
その時、レイド犬は門の前に立って、
「アハハハハハハハハ、美魔女様が怒った」
と「いいね!ボタン」をドンドンと叩きました。鬼はその音を聞くと、ふるえ上がって、ますます沈黙するしかありませんでした。
すかさず、食道猿が鬼の悪行をエクセルデータでまとめた表を提供しました。4年間にわたって調査した、「特定の投稿者」の口コミレビューが「特定企業の店」や「特定の時期」に偏っていると示す客観的な資料であり、その余りの露骨な工作が暴かれると、もはや くろがねの門はガタガタです。
すると雉アサミが高いところから飛び降りてきて、ユーザーとして許せないとコメントします。彼女の言うことは正論でしたから、鬼はたまらず逃げ出しました。そして造作なく門は開かれました。
鬨の声を上あげて、桃太郎侍美魔女様の主従が、勇ましくお城の中に攻め込んでいきます。
鬼の大将も大勢の家来を引き連れて、目くらましにたくさんのコンビニレビュー等を放出しながら向かってきました。
けれども、鬼は人数(1000匹以上)が多いばかりで、いつも自分の利益ばかり考えています。そして、「失敗のないレストラン選び」という大義を蔑ろにする鬼たちは、それを暴かれるとまるで意気地がありません。自分が不当な利益を得ていないかと問われ、場合によっては様々な法令に抵触する可能性を指摘されると、痛い、痛いと逃げまわり、おいおい泣き出してしまいました。
鬼の大将も、とうとう桃太郎侍美魔女様に論破されてしまいました。
「どうだ、これでも降参しないか」
といって、ぎゅうぎゅう、ぎゅうぎゅう、押さえつけました。
「降参します、降参します。どうかアカウントの存続だけはお助け下さい。2019年5月21日のような目に合うのはもうこりごりでございます。その代わりにガイドラインに違反する恣意的な書き込みは以降一切しません」
こう言って、許してもらいました。
こうして桃太郎侍の一行は、失敗のないお店選びができるようになった宝のような口コミサイトを手に入れました。
そして、今回特別に頑張った食道猿は、本千葉にあるホっこり亭モモタロウに導いてもらったのでした。
(お話はおしまい)
さて、私たち食べログレビュワーは原則無報酬で投稿を続けております。そして、何がその活動を続けるモチベーションになるかといいますと、私の場合は多くのレビュワー様との交流です。その中でも、故人となったある友人との思い出は、かけがえのない大切な宝物です。
桃太郎という店名は日本昔ばなしの有名なお題ですが、ある方との関りから忘れることが出来ない店名でもあります。その思い出を理解できず、削除と無視を繰り返される現状には激しい怒りを感じずにはいられません。そして情報提供を申し出ていることについても、未だに返答を頂けていません。私のある事への推測は確信に変わりつつあります。
表題は有名な報道写真家、一ノ瀬泰造さんの言葉です。子供の頃に読んだ彼の書簡集は私の生き様に大きな影響を与えてくれました。そして、彼もまた20世紀を代表する戦場カメラマンであるロバート・キャパの影響を受けてこの言葉を綴ったはずで、模倣文が好きな自分との妙な縁を感じています。
"うまく改善がされたら、皆様に報告します。もし、地雷を踏んだらサヨウナラ!"