Restaurant name |
Honkaku Hakare No Mise Indhi Nihachi
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Categories | Curry |
047-343-0996 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
千葉県松戸市大金平3-206-2 |
Transportation |
流鉄流山線小金城趾駅から徒歩1分 172 meters from Koganejoshi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
22 Seats ( テーブル席、ソファー席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed 店の前に1台分のスペース、駅前にコインパーキング有り。 |
Space/facilities |
Comfortable space,Sofa seats |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
1978.12.3 |
「総武流山電鉄」という名のローカル私鉄は地元の人から流鉄と呼ばれ親しまれていた、そしたら2008年、本当に流鉄株式会社に社名変更しちゃったのだ
〈インディー28〉
お店の最寄り駅は流鉄流山線・小金城跡駅。
だが、わたくしは車で行った。
店先に一台ぶんの駐車スペースがあるが、あいにく塞がっていた。
なので、すぐ近くのドラッグストアでお買い物を楽しみ、その広大な駐車スペースの一角を束の間借りたのは内緒の話しだ。
社名といい店名といい、名前が気になる日だ。
「伊代はまだ16だから♪」と松本伊代が歌っていたのは記憶に新しい、しかしインディ28って何だろう?
調合されているスパイスの数を指す、と言う先達のレビューを読んだが、その真相は分からぬままにお店の扉を開けた、名前も気になるが、建て付けが悪いのも気になった‥
さて、シンプルに楽しむのならば
◯インディカレー¥700
という廉価版がある。
しかし、メニューの最上段を占めるのは「デラックス」という明らかにお店推しのメニュー枠、しかも6種類もあるではないか。
ビーフ、ポーク、チキン、エビ、ドライカレー、そして今回オーダーしたものが
◯帆立カレー¥1150(大辛4倍・無料)
◯ライス大盛り¥100
辛さは超大辛8倍までが無料、そこから先50倍までが+¥100、51倍から先は50倍アップする毎にプラス¥100らしい。
神保町のエチオピア並みにきめ細やかな対応だ。
まず最初にらっきょうを親の仇の様に微塵切りにしたもの、福神漬け、レーズン、これら三種の神器が提供される。
卓上に出しっぱなしで無く、こうして1人ひとりに出されるのは何だか嬉しいものだ。
コーヒー用かな?っと思ったミルクは、しかし最後までコーヒーは出て来る事は無かった。
これは北インドカレーっぽくルーにかける為の物だったのだ、と後で知る事になる。
そしてプレートに載った帆立カレー、ターメリックライス、コールスローのミニサラダが登場した。
お皿いちめんに敷き詰められた黄色い絨毯、サラッサラのカレーをかけると砂漠の砂に撒いた水みたいにスッと染み込む。
これほど粘性の低いカレーは久しぶりに頂いた気がする、具材は見事に小さな帆立のみで、後は全てスープと化している、野菜由来か?遠くの方に少し甘さを感じるルーはスパイシーさはそれ程では無く、むしろ洋食屋のカレーに通づる奥深さがある、サラッサラの粘性を除けばの話し。
付近に飲食店が少ないという事はあるにしろ、結構お客さんに贔屓にされている様で、月曜日の1時半にしては満席に近かった。
これは多分、この独特の雰囲気を持つカレーがインディフリーク達を呼び集めているのだろう気がした。
食べログの点数がパッと伸びる感じの…例えば明快なスパイス使いとか映えるカレーでは無い。
でも、硬派と評していいくらい世界観のあるカレーには、癖になるような魅力を感じる。
個人的にはリピートしていい類いのお店。
ちなみに、最後に出てきたのはコーヒーでは無く小さなアイスクリーム、クリープの使い道をこの時知ったけど、この内容ならば¥1000超えでも良いんじゃないかと納得してしまった。
誇りに満ちた感のある個性の強いお店だが、それが何故だか心地が良い。
ご馳走さまでした。
(終)