コスパにうるさい中華料理好きなアナタに
Restaurant name |
Ichi
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Categories | Chinese、Dim sum |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0475-78-3996 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
千葉県東金市東金1009-1 |
Transportation |
JR東金線「東金駅」西口から徒歩10分 397 meters from Togane. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners) Electronic money Accepted |
Number of seats |
140 Seats |
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Private rooms |
Available |
Private use |
Available |
Non-smoking/smoking |
Smoking / Non-smoking area separated The revised Health Promotion Act for passive smoking prevention has been in effect since April 1, 2020. Please check with the restaurant for the most up-to-date information. |
Parking |
Available 約10台 |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits) |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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The opening day |
2012.10.7 |
確かここは以前はお鮨屋さんだったような…。行きつけの蕎麦屋が近くにある関係で、この界隈にはよく出没するのですが、2週間ほど前「片貝県道入り口」交差点でフト目にしたのが「餃子市」の開店告知の看板。「新しい餃子屋さんができたんだ」、くらいに思っておりましたが、さて今日はどこでお昼ゴハンを食べようか、と思案しているときに突然連れがこの看板のことを思い出し。ものは試しに行ってみるか、と相成った次第。
JR東金線・東金駅からはおそらく歩いて10分くらいでしょうか。クルマなら片貝県道入り口交差点を駅方向に曲がって進むと左手にあります。地図で見るとここは以前「明美鮨」だったところですね。鮨から中華に振り子が触れたのか、はたまたオーナーが代わったのかは不明ですが、店内は居抜きながらもかなり内装には手を入れたみたいで、和風の入り口をくぐると清潔感あふれる店内には、それなりに支那っぽい雰囲気が醸し出されています。
「餃子屋」と思ってお店に入り、席に着くとテーブルの上には「4品半額!」と書かれたPOPメニューがあり、ふかひれやら北京ダックやらが通常価格の半額なのでぜひどうぞ!みたいなことが書かれてあります。「ふかひれ??北京ダック???餃子はないの????」というのが第一印象。同じくテーブルにはランチメニュー(平日限定)が乗っかっていて、ラーメン餃子セットは680円。他のセットメニューもだいたい麺と一品モノ+餃子の組み合わせで800円前後。安すぎぢゃね?というのが次の印象。
安いことはいいことなのですが、次に頭をよぎるのは「味は?」ですよね。テーブルの隅っこに立てかけられてあるグランドメニューを開くと、「もはやこれは餃子屋ではない」というくらいのメニューが何ページにも渡って写真付きで掲載されています。何か目が回りそう。お目当ての焼き餃子は5個で210円。点心メニューの中にはこの焼き餃子以外にも「吉祥餃子」8個780円というのが記載されています。何が違うのか、次回のお楽しみということで。
さんざん悩んだ挙句、注文したのは写真にある坦々麺と、豚肉焼きそば、そして餃子を2枚。豚肉焼きそばは出てきたのを見た瞬間、おっ、これはイケてるかも、と思うビジュアルと仕上がり。単純に具材を順番に炒めただけの焼きそばですが、こういうのって意外と料理人の腕が出ちゃうんですよね。次に出てきたのが坦々麺。メニューの写真とちょっと違うな、と思うと同時に、このビジュアルはほかの店で見たことがあるな、と思って一口食べると…辛みより先に酸味が口の中で広がるタイプ。そうだ、これは幕張本郷にあった広東料理の名店「香港飯店(閉店)」の坦々麺だ、と思い出し。辛いことは辛いけど最初に柔らかい酸味が来るので、辛さに気が付かずに食べていると汗がダラダラ出てくるタイプ。坦々麺フリークの私としては王道とは言い難い坦々麺ですが、嫌いではないタイプです。
そして、餃子登場。御覧の通り羽根付き。一口食べると肉汁がピュルッ。餡は結構肉っぽいタイプ。以前都内の蒲田に住んでいた私は、当時「歓迎」やら「ニイハオ」やらで羽根付き餃子を食べまくっていたので、その遠い昔の輝かしい日々を思い出してしまいました。ハッキリ言って好きです、ここの餃子。だって、伝票見たら2枚で210円(麺とセットで頼むと半額になるらしい)と書かれてあるんだもん。105円で恐らく冷凍じゃない餃子が食べられるんだから、これを嫌いになっちゃいけませんね。
サービスも総じて普通。頼んだものが出てくるのも早かったです。たまたま座った席からは厨房の中の音や声が聞こえたのですが、シェフはおそらく中国人だと思われ。フロアのスタッフの方々は皆さん日本人でしたが。
お会計は上記4品で約1,600円。味もちゃんとしててボリュームだって十分。それでこの値段。東金に新たな目的地が出来たぞ、みたいな。ちなみに我々が伺ったのは週末の11:30くらいでしたが、その後続々と夫婦連れや家族連れが入店してきました。今後の人気を予感させますね。帰り際にもらったお店の名刺には「140席」とかかれたりましたので、鮨屋時代の名残の大座敷かなんかが2階にあるのかもしれません。ちょっと確認できませんでしたが。そうなると、宴会なんかにも使えそうでいいですよね。
ごちそうさまでした。また伺います。