Restaurant name |
Rokujiya(Rokujiya)
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Categories | Japanese sweets、Sweets |
Phone number (for reservation and inquiry) |
089-941-6666 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
愛媛県松山市勝山町2-18-8 |
Transportation |
市内電車「上一方駅」から徒歩1分 81 meters from Kamiichiman. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
40 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Wheelchair access |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
Website |
愛媛県松山市の代表的銘菓『タルト』。
一般的にタルトといえば、皿状の生地にフルーツなどを盛り付けた洋菓子をイメージしますが、松山のタルトはカステラ生地で餡を巻いたロールケーキ状の和菓子で、全く特徴が異なります。
歴史を調べると、松山のタルトは久松家初代松山藩主・松平定行公が南蛮菓子をベースに考案したといわれています。
幕府より長崎探題職兼務の名をうけていた定行公は、正保4年(1647年)にポルトガル船2隻が入港したという知らせを聞き、長崎の海上警備に赴いた際、カステラの中にジャムが巻かれた南蛮菓子に出会い、その味の虜になったそうです。
松山へ帰郷する際に長崎から製法を持ち帰り、ジャムが柑橘系だったことから四国特産の柚子をアクセントに加えた餡を巻いた、和の要素を取り入れたお菓子へ独自に変化させたそうです。
製法は後に久松家の家伝になり、明治以降に松山の菓子司に技術が広まったことから、松山市を中心に現在では愛媛県全域の銘菓として定着していったとのこと。
『タルト』という名前の由来は、オランダ語でケーキを意味する「taart」からとする説、ポルトガル語でロールケーキを意味する「torta」からとする説などがありますが、これらの語(taart・torta・tarteなど)はいずれもラテン語の「焼き菓子(tōrta)」に由来するそうです。
愛媛に来たら必ず買って帰りたいお土産の定番の一つ。
今回訪れたお店が、タルトを中心とした和菓子類の製造販売をしている『六時屋』。
創業は昭和8年(1933年)。
店名の由来は、時計で六時は長針と短針がまっすぐになることから、「まっすぐ正直な心で商売をしよう」という思いで命名されたそうです。
タルトの販売店として県内屈指の有名店。
取り扱い店舗は公式サイトによると松山市勝山町にある本店の他、道後店、松山三越、いよてつ高島屋が掲載されていました。
今回は本店を訪問。
こちらは1993年に創立60周年を記念して建てられた本社ビルに併設されています。
この日は祝日の月曜日、お店には9時過ぎに訪問。
この時店内には先客1人のみでした。
お菓子のラインナップは公式サイトに掲載されています。
タルトは基本の柚子入りの餡以外にも、お店によっては抹茶やみかん、栗など様々な種類がありますが、こちらのお店では基本の一種類のみのようです。
店内には喫茶スペースもあり、ぜんざいやあんみつ、わらびもちなど様々な甘味がいただけます。
今回は同じくタルトの代表店として知られる「一六本舗」のものと食べ比べをしようと思い、『切タルト』130円(税込)のみを購入。
本来タルトは長い棹状のものが基本のようですが、1人で食べるのに適したひと切れサイズの個包装で販売しているのが嬉しいですね。
餡には北海道産の厳選された極上小豆を使用、こちらのタルトは機械を使用せず、全て職人がすだれを用いた独自の製法で巻き上げて作るそうです。
カステラ生地はしっとりと柔らか。
餡はねっとりズッシリと密度が高く、小豆の味わいが濃厚ながらほんのりと柚子が効いてスッキリとした上品な後味。
一六本舗のものは柚子が結構強めに効いていましたが、こちらのタルトは小豆の味わいが強く、カステラ生地も好みで更に美味しかった印象。
定番タルトでは六時屋の方が好みだったものの、一六本舗は他にも色々な種類のタルトがあり、桜や抹茶は特に好みだったので、どちらのお店もそれぞれの良さがあってお気に入りです。
まだまだ色々なお店のものを食べ比べしたいので、愛媛に来た際はタルトを必ず買って帰りたいと思います。
ご馳走様でした!