南予の魚を食べたければ : Izakaya Matsuda

松山の友人に連れられの訪問。

カウンター10席、座敷が2つ程度のこじんまりとした店。
カウンターに席を設けてもらいました。
調理場には、生簀がいくつか並んでおり、イセエビが懐を威嚇してきます。
（初見で高いかな、と心配でしたが、（実際、時価の文字も）、最終的に良心的で満足）

金曜20時の店内は、同伴と思しき二人連れや宴会客で賑わっていましたようでしたが
21時を過ぎると落ち着いて飲める状況になってきましたので
友人と久しぶりの話に花を咲かせました。

椎名誠を上回る真っ黒に日焼けして人生タノシンドルゾ的な主人と、おくさん、おかあさんが切り盛りしており、
松山は初めてと伝えると、ご主人自ら釣ってきた地元の石鯛をおすすめされ、頂いてまいりました。

結果、頼んだのは以下のもの。

・石鯛の刺身・焼き
　石鯛の半身を下ろして刺身にしてもらい、あらを含めた残りは焼きに回してくれる
この店ならではのサービスだそう。
絞めたばかりのイシダイの肝を刺身で食します。これは絶品！コリコリノチトローって感じで、たまり醤油？のうまみによくあいます。
縁側って水っぽいイメージがあったんですがコリコリのウマウマで、おいしいもの食べてないのがバレバレです。

　焼き物もしっかり塩してあって、身がぷりぷり！骨からしっぽまでムシャ振りつきました。
手は汚れましたがきれいに食べてくれたねと、お母さんに褒められます。いやしいだけです（笑）

・カツオの塩たたき
ここ数年四国ではブームなのだそう（ほかの地域も？私は食べたことなかったです）
あら塩きかしたカツオのたたきを、ユズの絞り汁につけて食べるのがなんとも美味。
次の日に高地のひろめ市場でも食べましたが、カツオの分厚さはこちらが上でした。

・大皿物のタケノコの煮つけ
　甘目に味付けは地元ならではという感じですかね。酒のつまみです。

・煮魚物もう一品
　おまかせするとカサゴが出てまいりました。プっルプルで最高でした。

飲み物は、ビール～焼酎～地酒を8合ばかし。

最後に、水菓で、スイカ、初もののカキで締めて満足です。

次回イセエビも狙います。