Restaurant name |
Odayoshi
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Categories | Udon |
Phone number (for reservation and inquiry) |
089-943-4522 |
Reservation Availability | |
Address |
愛媛県松山市大街道3-6-1 2F |
Transportation |
259 meters from Okaido. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (AMEX) Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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営業時間が短く、平日は営業していない事も多いので、なかなか機会に恵まれませんでした。
それと・・・、『元祖』『本家』『伊予うどん』『松山に来たら・・・』『・・・ぞなもし』の言葉に
いささか違和感を感じてました。と言いますのも、こちらのうどんは小田の山の中で食べられている
小田うどんで、決して愛媛を代表するうどんでもなければ「伊予うどん」なんて呼び方もしていません。
そして、松山のうどんと私が認めるのは、「温泉帰りのとしだ」(今は廃業)であり、
「肉うどんのかめや」、そして「ことり&アサヒの鍋焼きうどん」でしょう。
とか御託を並べながら、駐車場の奥ののれんをくぐり、階段を上がって行くと、なんとそこには
満員御礼の店内と廊下で待つ人々・・・。いや〜これだけ流行っているお店をブログネタに
しない手は無いですよね。と思っていると、運よく客の入れ替わりに当たったようで5分ほどで
席に案内されました。
が、メニューをよくよく見れば、ワンアイテムのみ。それもさぬきなら10人前に相当する・・・、
【釜揚げたらいうどん一人前900円】。 帰ろうにも帰れぬ状況です。(^_^;)
釜揚げゆえ「ゆで時間15分です」という事ですが、席に案内されてからきっちり20分
待たされました。その間のひまつぶしにこの由来書をじっくりと読ませていただきます。
さらに、先人の智恵を熟読し、きたるべきうどんの食べ方を予習しておきます。はい、
たらいに入ったうどんは2人前です。そして、たらいの後ろに並んでいるのは解説書通りに
右からネギ・おろししょうが・大葉・ゆず・ごま・天玉です。 最初のうちは解説通りに
二口づつ食べて行きますが、しょうがを入れて二口食べた時点でも、たらいにはいった
うどんの半分には程遠い事に気がつきます。さらに、薬味はドンドン混ざって行くので、
結局自分の好みで食べるのが一番おいしいのではないかと気がつきました。由来書に
ある通り、ダシには大豆が入っています。これは愛媛県南部地方の特徴で、松山以東では
まずお目にかかれません。うどんは、箸でつかむと切れそうなほどの腰抜けうどんで、
さぬきのコシの強いうどんを期待した人は、本当に腰を抜かしてしまうかもしれません。
結果、二口づつではなく順番を行ったり来たりしながら、通常の倍はあるでああろう一人前を
なんとか完食いたしました。たらいを箸でかき回していると、ミニおたまが運ばれてきて、
ダシをたらいのゆで汁で割って飲んで下さいとの事。確かに塩分が少なく、余計な添加物などが
無いので最後まで飲み干す事が出来ました。本当にそば湯ならぬうどん湯ですが、結構
これだけでもカロリーがありそうな飲み物です。と、900円という値段には、いささか
驚かされましたが、ここまで手をかけたうどんなら納得かも知れません。ただ、観光地立地と
いうことで、さぬきうどんのつもりで、予備知識の無い人が飛び込んで驚かれない事を願うばかりです。