Restaurant name |
Aoi
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Categories | Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0898-47-2228 |
Reservation Availability | |
Address |
愛媛県今治市拝志11-33 |
Transportation |
1,555 meters from Iyo Tomita. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
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Number of seats |
30 Seats |
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Private dining rooms |
OK |
Non-smoking/smoking |
− |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Website |
旨い魚の揚がるところに料理は育たない、といわれます。
瀬戸内指折りの今治でも、魚料理といえば、たいていは刺身にするか、煮るか、焼くか。
どれも単純です。しかし、単純だけに包丁の冴えと、何より作り手の心持が皿の上に表れます。
「青井」に凝った料理はありませんが、隅々にまで心行き届いた料理が、清清しさをもたらします。
料理に向かう店主の誠実な人柄そのままに、群を抜いた今治料理が出されます。
アコの洗いは、本当に丁寧に作られていて、濃厚ながら爽やかで、心まで洗われる気がします。
オコゼの煮付けは、吸地に泳ぐようで、プリプリした身の旨みを十二分に味わい尽くせます。
ワサビが冷蔵ものであるのはいただけませんが、これは地域の違い、致し方ないところ。
(ちなみに、はな亭、阿仁間は上質の山葵、洋は地の山葵を使っています。)
夫婦二人の小さな店なので、大きな生簀から好きな魚を選ぶというわけには行きません。
しかし、あらかじめこちらの希望を伝えれば、旨い魚介を精一杯集めてくれます。
初めての客から予約が入っても、特別に仕入れをするのはためらわれるものですが、
ここでは、刺身はなに、煮付けはなに、焼物はなに、といった細かい注文にまで応えてくれます。
とはいえ、1万円の料理を頼もうとしても、それほどの料理はできないと言われます。
料理に無理が出そうな時には、席があっても、飛び込み客は断られます。そんな職人の店です。
['08.1.12追記]
実は予約なしで行ったらどうなのか心配でしたが、信頼できる舌の持ち主が体験されたそうです。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/travel/351/1160123335/859 安心しました。
ただ、天然車海老やアワビなど、今治でも値の張るものを食べたいなら、予約が必要でしょうね。
天麩羅はカウンターで揚げ立てを食べるもの、盛り合わせはご法度、という感覚の方にもお勧め。
正直今治では、温かければいいでしょ、といった感じで、味の抜けたものもよく出てきますが、
ここのカウンターに座れば、素材の旨みを閉じ込めた、カリッとした天麩羅が食べられます。