カニ特集第三弾 　　なかなか上品な御蕎麦でした。 : Hacchou ya

　前投稿しましたように、福井駅周辺の蟹のお店を探索しました。七～八軒廻ったのですが、全てが当たり前のように2,000円～4,000円クラスです。セットメニューなら何とか1,000円程度になるお店を3軒見つけました。その中から八兆屋さんの「鴨団子と生麩のおそばとかにご飯の膳」990円（税込）が魅力的でしたので、入店する事にしました。前回同様、広い厨房前の長～いカウンター席に座らせていただきました。
　メニューの説明書きには、次のように書かれてました。
「鴨団子と生麩のおそば」・・・合鴨独特の味を活かした団子と伝説の生麩。九条ねぎの香りとご一緒にどうぞ。
「かにご飯」・・・昆布出汁とかに身で炊き込んだご飯の味をご堪能下さい。

　御客様がかなりおられまして、平日昼間の福井の雰囲気でないですね。更に「おそば」は鴨団子も生麩も含めてかなり品が良く、お陰で美味しくいただく事が出来ました。「かにご飯」の蟹身は中央に少しばかり乗ってましたが、この金額なので我慢我慢って感じでした。
　トータル的には、京都っぽくてかなり良い線いってると思いました。

　（福井県和食ランチ134軒目）（2017年中：16軒目）
　ランチしようと思っていたお店が定休日でしたので、方向転換してJR福井駅に向かいました。同駅にはショッピングセンター「PRISM（プリズム）」がございまして、福井県のいろんなグルメがそろっていますので、何かと手っ取り早いのです。未訪問店の中から「地酒と手作り料理　八兆屋」さんを選びました。そうです、あの8番らーめんと同じハチバングループ（金沢市が本社の株式会社）の店舗のひとつ「八兆屋」さんです。チェーン店と侮るなかれ、福井県の名物もメニューにしっかりございます。しかし、福井県内にはこの1軒しかありません。
　お店の前に行きますと『季節のそば膳「穴子天のせ薬味そばとしらすご飯の膳」』の紙が貼ってあります。穴子もしらすも福井の特産ではないのですが、やはり季節限定には弱いちょうさんです。さっそく店内に入り厨房前の長～いカウンター席に座り、お目当ての「御膳」を注文いたしました。店内は結構混んでますが、7～8分で登場しました。
　ガラス器からはみ出るほどの長～い穴子が乗っかっております。揚げたてではないようですね。御蕎麦は福井にしては細麺、御出汁は甘目、おろしが中辛なので合いますね。下に隠れておった梅干のすっぱ味が効いてます。当たり前ですが、しらすの御飯は酢飯ではなかったです。

　追記：北陸新幹線が2023年に敦賀駅まで延びる予定ですが、その前に福井駅先行開業で関係者の皆さんが頑張ってまいりましたが、用地取得が出来なかったので断念されたようです。世のスピード化にはついていけないちょうさんなので、どちらかと言うと駅周辺の店舗が2023年開業までの6年間、営業維持出来るかどうかのほうが心配です。