驚愕のハイパフォーマンス店！！ : Nihon Ryouri Ten Kakinoki

福井県は、北陸の中で食が一番遅れている地区。
カニを中心に素材的には恵まれているものの、味も盛り付けもすべてが大雑把。
繊細で美味しい料理が食べたいのならば、「金沢へ」。
そう言われていたのは遠い昔！
令和の今、福井は大きく進歩した感じです。

今回、お昼に選んだお店がこちらの「かき乃木」さん。
食べログでの点数は3.05（2023.1時）と全国的にはノーマークのお店。
ですが、口コミの内容、Googleでの評判は上々。
ただ一つ気になる点としては、失礼ながらご主人の年齢でしょうか・・・(~_~;)
結構なベテランな感じ（50代）の方ですので、令和の今風パフォーマンスが出来るかどうか。

と言う事で、過度な期待をせずに訪問してみました。

ランチは5種類。

ミニ会席　3300円
若狭牛ランチ　3300円
鮨ランチ　3300円
天ぷらランチ　4400円
うなぎランチ　4400円

ボンパパとワイフは鮨ランチ。
子供たちは若狭牛ランチを選択。
1日前までに要予約です。

福井市の繁華街ハズレにひっそりとお店はありました。
カウンター４席ほどと奥の部屋にテーブルが2卓のこじんまりとしたお店。
オープンキッチンの調理場も狭く、少々ガチャガチャした雰囲気。
昭和の小さなスナック的な造りです。

主人と若い女の子の二人体制。
予約時間の12時に訪問して料理を待ちます。

では、内容です。

鮨ランチ。

■最中風　子持ち昆布のムース
■カラスミ入り七草粥
□アオリイカ
□甘エビ　クリスタル醤油載せ
□トロタク　ウニ　巻き
□いくらのミニ丼
□香箱ガニ丼
■シジミ汁
□かじき　特性おろし載せ
□ヒラメ　淡雪塩
□若さ牛の低温調理　トリュフ風味
■黒豆の水羊羹
■日向夏　マロンクリーム

予想を遥かに超えた凝った料理内容に驚きです！
3,300円と言う価格でこのクオリティは、なかなか無いですね～。
バラエティ豊かで印象に残るコース料理でした。

ただ、「握り」としてはもう一つな感じ。
全体的に大きめで、シャリとネタとのバランスもイマイチ。
寿司職人さんでは無いので、仕方ないのかも・・・です。
料理のクオリティが非常に高いので、握りの技術をもう少し上げて欲しいかな・・・な気がしました。

子供たちの若狭牛ランチ。
こちらは、牛丼程度に思っていたワタクシの想像を遥かに超えた内容！
驚愕です！！

■最中風　子持ち昆布のムース
■カラスミ入り七草粥
■黒豆の水羊羹
■日向夏　マロンクリーム
この4品は同じです。

で、他、肉料理が3品。
部位、ソース、調理方法がそれぞれ違います。
おまけに、ご飯は土鍋の炊き立てを提供してくれます。
当に肉割烹のミニ版！
肉質も柔らかかったらしく、子供達も大絶賛！！
それで3,300円(＠_＠;)
大都会ではありえないハイコスパです！！！

主人は寡黙な料理人。
年齢は全然関係なかったですね(~_~;)
失礼しました。

そうそう、2種のデザート。
こちらも、甘さ控えめで美味しい和菓子でした。
3300円ランチで2種の美味しい和菓子・・・ありえますか！？


最近、富山にはまっているボンパパですが、福井も埋もれたお宝がたくさんありそうな予感！
行きたい地区が増える一方で、体系も含めヤバい状態です(;^ω^)

福井は越前ガニだけじゃない！

お試しください。

ごちそうさまでした。