【福井 “食” のロマン街道】　　　”あげおろしそば” シリーズ　 : Iroha Ken

　あげおろしそば” シリーズとして御紹介するのは、越前町の『いろは軒』さんです。と言っても、お初ではありません。
　実は、八年前（H25.8.24）に、「佐々木さんちの三角揚げ焼きおろしそば」という蕎麦を味逢ったお店なのです（あげおろしシリーズ四軒目）。その後、残念ながら地元にあった佐々木さんちはお店を閉められ、と同時にいろは軒さんのメニューからも消えちゃったのでした。でも今回改めて調査しましたら、メニューの中に “厚揚げおろしそば”なるモノを見つけてしまったのです。って事で、改めてお出掛けしてみる事にしたのです。

　とある平日のアフター5に暖簾をくぐり、いつものカウンター席に陣取りました。そして、今一度メニューにあるのを確認してから、その“厚揚げおろしそば” を注文しました。
　よく見かける薄揚げではなく厚揚げのようです。だから他のお店のように、おろしそばの上にドカ～ンではなく、別別に登場しました。これはこれでアリです。しかも、キューブ型の厚揚げにもしっかりとネギ・おろし・出汁がかかっているではありませんか。一緒に味逢うも良し、別別に味逢うも良し。いずれも、御口の中で嬉しく楽しく踊ってくれます。
　ちなみにいろは軒さんの蕎麦は、つなぎに海藻の「アカモク」を使っておられるのも大きな持ち味です。

　追記：さてさて、私がシリーズ化している『あげおろしそば』に、福井県のとあるタウン情報誌さんが興味を持ってくださり、この数日前に取材を受けました。と言いましても、私の調査が長期に渡っており、季節が巡り巡ってもう知らぬ間に、まぼろしになってしまったメニューもあるわけでして、過去の産物の全てに自信が無かったのです。そこでその不安を解消する為に、ちょっくら再訪し確認してみる事にしました。今回の『いろは軒』さん、結果的に行って良かったです。そしてその新たな逸品をじっくり味逢っておりました。
　するとそこに・・・・・
　私を取材してくださった記者さんが何と！！！奇跡的に、お店の暖簾をくぐってこられたのです。
　記者さん『あら～、ちょうさん！！！』
　ちょうさん『あら～、○○さん！！！　いやあ～ここで逢えるとは、何とも素晴らしい！！！　実は、“あげおろしそば”の再確認に来てるんです。』
　記者さん『今日は、ちょうさんに教えていただいた○○さん、○○さんを廻ってきました。いろいろと有難うございます。』
　ちょうさん『いえいえこちらこそ、美味しい出逢いを有難うございます。』
　
　すっかり気を良くした私は、この空気間が気に入ってしまい“玉子丼”も追加するのでした（笑）

　前期の『ランパスポート 福井 vol.12』が2月28日で終了しました。雪と仕事の影響で利用があまり出来なかったので、ラスト駆け込みで慌てて3連チャン（26～28日）しました。
　って事で、最後の三日目（28日）に選んだのは、いろは軒さんの「豚キムチ鍋セット」です。キムチ・豚肉・豆腐・しいたけ・エノキ・白菜などの具も沢山入って、辛さも程良く美味しくいただきました。細打ちのニ八蕎麦は「十和田市産」でした。
　今回は時間があったのでメニューを沢山パチリパチリしました。

　マンデー3軒目は、今回のランパス福井vol.11（2018.9.1～11.30）の中で、私がかってに目玉メニューだと思っている「いろは軒」さんの「カツカレーセット」です。なかなかお邪魔する機会に恵まれず、ようやく2回目の訪問です。カツが2枚乗っているのも有り難いし、そのカツの上からカレーがかかっているのも有り難いし、ミニおろし蕎麦が付いてくるのも有り難いです。

　帰り際に、『次回のランパスは、お鍋にしようと思ってます。』とのお話をお聞きしました。いや～楽しみです！！！

　今回のランパス福井vol.11（2018.9.1～11.30）の中で、最初に気に入ったのは「いろは軒」さんの「カツカレーセット」です。そこで、ランパス初日（9月1日）の夕方に御邪魔しました。すると、『ランパスは売切れました。』の看板が出ておりまして、やむなく近くのランパス店「新月亭」さんに行きました。そこでも事件があったのですが、その事はいずれ・・・

　ってな事で、9月12日に出直してまいりました。今回は余裕のよっちゃんで入店出来ました。カウンターのいつもの場所に座りまして、ランパスの本を見せながら『ランパスお願い致します。』と注文しました。
　まもなく登場した「カツカレーセット」（918円⇒540円）は、写真ではカレーの上にカツが乗っていたのですが、カツとカレーが逆転致しております。ま～ちょうさん的にはどちらでも構わないのです。とにかくカツが2枚乗っている事が大事なのです。そのカレーがしみたカツも美味しいです。そしてまた、ミニおろし蕎麦が付いてくるのもオツなランパスメニューでした。御馳走様でした。

　今回のランチパスポートの最後は、鯖江市の「いろは軒」さんに行く事にしました。前回も書かせていただきましたが、近くにある有名な『新月亭』さんのお蕎麦が男性的なら、こちらの店は女性的です。
　ランチパスポートに掲載されていたのは「ランチそばセット」でございました（通常864円が540円）。それがランチ後もいけると言うので、アフター5にお邪魔しました。
　セットは、御飯（小）・おろしそば・本日の一品・漬物という内容でした。福井では珍しい細打ちの蕎麦切りです。出汁も薄味なのですすす～っと入っていきます。これではお腹がふくれないのと、少しあったまりたかったので、福井のお味噌を使用しているという「味噌ラーメン」も追加しました。
　前回も書かせていただきましたが、トータル的には何かしらアットホームな雰囲気のアットホームなお味で、心穏やかに落ち着いていただけるお店です。御馳走様でした。

（再訪）27.11.19
　アフター5に、親友のＹ氏と行きました。
　Ｙ氏は「かつ丼セット」、私は「にぎやかそば」を注文しました。近くにある有名な『新月亭』さんのお蕎麦が男性的なら、こちらの店は女性的なお蕎麦です。と言いながら、お勧めしたのですが、意外にも『このかつ丼美味いなあ～』でした。
　でも結局2人とも物足らず、Ｙ氏は「焼そば」、私は「焼き飯」を追加しました。いずれも、家庭的なお味でした。　
　ちなみに、私が最初に注文した『にぎやかそば』の内容は、「とんかつ・揚げ焼き・とろろ・山菜・ざる」の5種でした。それぞれの蕎麦の量は少なかったですが、併せて二人分はあったと思います。
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　（初訪問）25.8.24 「佐々木さんちの三角揚げ焼きおろしそば」という蕎麦です
　福井県お蕎麦食べ歩き160軒目として、越前町にある創業85年の「いろは軒」さんを初訪問です。実は、近くにあまりにも有名な「新月亭」さんがあるものですから、すっかり見落としておりました。（このお店も「どんボルガ」さんからの情報です。）
　お店の横にある駐車場に車をとめ店内に入ると、既に賑やかなおばさん集団と家族連れが２組おられまして、後客の私は一人カウンターへ、そしてさっそくメニューをながめますと、定番メニューの他にオリジナルメニューがいくつかありました。その中から魅力のある御近所さん同志のコラボメニュー「佐々木さんちの三角揚げ焼きおろしそば」800円を注文致しました。
　10分ほどで到着したお蕎麦には、沢山の鰹節と葱に加えて刻みのりもかかっていました。その下には厚みのある三角揚げ焼きが２枚も乗っておりまして、「出汁をかけてお召し上がりください。」と言われたので、とっくり？の出汁を全てかけましてさっそく実食。
三角揚げ自体には焦げ目はあるものの何の味付けもしてなくてカスカス状態なので、そばの出汁をしみこませていただきますと、こりゃまた何とも言えず美味しい。
　おっと言い忘れました。本来主役であるはずの蕎麦は、完全に脇役になっているわけですが、丸岡産の蕎麦粉で二八の本格手打ち蕎麦ですよ。また、他にメニューもかなり豊富でランチメニューもしっかりあって美味しいお店です。ご馳走様でした。