Official information
This restaurant is registered on Tabelog as a corporate member. Business information is released by the staff.
Restaurant name |
Soba Gura Tanigawa
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Categories | Soba |
0778-23-5001 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
福井県越前市深草2-9-28 |
Transportation |
福鉄西武生駅下車徒歩3分、市民バスのろっさ平出1丁目下車徒歩1分、JR武生駅下車徒歩10分 677 meters from Kitago. |
Opening hours |
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Budget |
¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
24 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 敷地内4台+斜向いに駐車場10台あり |
Space/facilities |
Comfortable space,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu) |
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Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Beautiful scenery,Secluded restaurant,House restaurant |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome) |
Website | |
Remarks |
【定休日】月曜日+火曜日+第1・3・5日曜日 |
開通したばかりの新幹線の駅で言えば「越前たけふ駅」が一番近い。
この地に住む友人に連れられて「そば蔵 谷川」に初訪問。
12時少し前に着くも既に外で座って待つ人、8人…店内に一度入り名前を告げに行くと、「今待ってる方が5人、3人なので3組目になります」…と言われて、ゆっくり待つことにした。お蕎麦だから食べるのも早いし、そんなに待たなくて済むだろうと…。それにしても、このあと続々お客さんが押し寄せて来て、あっという間に20人くらい待ちの列が出来た。この店、超人気店なんだね、地元の人だけでなく、初訪問らしき待ちルールの分からない家族連れ、海外の方、多分色々調べて訪ね来てるんだろうなぁと思う。
あとで知ったが、2018年にテレビ番組の「マツコの知らない世界」でも紹介された店らしい。
待つこと、20分。お店の方から名前を呼ばれて、入店。この店に来た人の多くが頼む「おろしそば」を頼むことには決めていたが、『手臼挽き』と『機械式』の挽き方の2種類があるらしく、折角なら前者の『手臼挽き』の「おろしそば(手臼挽粗麺)税込1000円)」をチョイスしてみた。
注文してから20分。ますば「そばがき(手臼挽き粗粉)850円」が運ばれてくる…栄養素たっぷりのそばがきは戦国時代に兵糧として重宝されていたと言う。
この店のそばがきは新そばの特徴でもあるほんのり緑色している。新そばの時に低温保存している代物。分量も多く提供されるのも嬉しい。山葵醤油につけて食べると上品に美味しく、箸が進む。ほかほかした温かな状態で、いくらでも食べられてしまう美味しさ。オーダーマストなメニュー。
続いて5分でメインの「おろしそば(手臼挽粗麺)」が来た…つなぎを使わず手打ちされた十割そば。職人の手仕事を感じるそば。ゴツゴツしたしっかりした食感で、短めのそば。これが、そば本来の香りと食感なんだなぁ、と味わう。福井丸岡産の玄蕎麦を1年分低温貯蔵、その中から使う一日分を自家製粉しているそう。
熱に弱いと言われる蕎麦は少量ずつゆっくりゆっくり手臼で挽けばほぼ熱は出ず、風味もちゃんと残る。はてさて、どこまで僕の舌が敏感に分かるのかと言えば微妙だが、十分堪能させていただいた。記憶に残るそば。
辛味大根もいい塩梅に辛い(僕は辛いのが好きなので、もっと辛くても良かったのだが…)。
その大根おろしも注文の都度都度で、3種類(辛み大根、中辛み大根、普通の大根)をブレンドしているらしい。僕らにとっては有難いこだわり。
〆に温と冷のタイプ2種ある「そばがきぜんざい(税込850円)」の温かい方をいただく。…温かいぜんざいの中に最初に出て来たそばがきが入っている感じ。甘さは控えめで、上品に美味しい。
折角来たのだから食べておきたい一品。
先程、一日分のそばだけを店は挽いていると書いたが、僕らが食べ終わった13時過ぎには、既に蕎麦が品切れになって、その時に並んでいる人までの分で店仕舞い。一日分と言うのは店の想定なので、普通にゆっくりくると売り切れてしまうんだろう。早めに来たほうが良い。
数年前に福井の宣伝キャンペーンのために呼ばれた時に『昭和22年に昭和天皇がおろしそばをお代わりを所望したこと、…その後東京に戻ってでも「越前のそばは大変おいしかった…」と、仰ったという話だとか…『そば』を福井県のウリにしたいと言われた事を思い出した。プレゼンには負けたんですけどね…。
そう、福井といえども他県のそばの実を使っている店も多いので、折角福井県に来たからには福井の在来種のそばにこだわったそば屋さんを見つけて食べることも肝心。福井県に来たらそばを楽しむ機会は当然の如くあるので、そのあたり食べる方もこだわって気にしておきましょう。