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カフェ・ド・伊万里@越前市新保:ボルガライス - t_cognac's weblog : Kafedo imari

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4.0

~JPY 999per head
  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.0
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks-
2021/10Visitation1th

4.0

  • Cuisine/Taste4.0
  • Service4.0
  • Atmosphere4.0
  • Cost performance4.0
  • Liquor/Drinks-
~JPY 999per head

カフェ・ド・伊万里@越前市新保:ボルガライス - t_cognac's weblog

「福井に来たらソースカツ丼」というフレーズは、けっこう昔から自分のアタマの中に刷り込まれていて、北陸方面に向かう途中の杉津PAなんかでソースカツ丼を…なんてことは、このブログにいちいち書いて残してこそいないけど、割とあったりする。
しかし、「武生に来たらボルガライス」というフレーズは、知らなかった。
この日、たまったまネットで見つけた途端、好奇心の蟲が蠢き出したので、いくつかの候補店から「カフェド伊万里」を選択し、一気にバビューン。
しかし、この幟、なんで劇画タッチなのか?
それは店内に入って分かるコトになる。お店外観。現地に到着した時はちょうどお昼のピーク時で、店先の駐車場には車は勿論、グループツーリングのでっかいバイクがズラッと並べて置いてあったりした。これは帰りに撮ったもの。いろいろ調べてみたら、開店したのは昭和61年(1986年)のことらしく、なるほどあの頃の華やいだムードを感じる建築だ。「FOODMENU」にはピラフ・カレー・ポーク・チキン・ハンバーグ・スパゲティと続き、狙いのボルガライスは「お食事」の一番後ろに位置している。続いて、トースト・ピザ、サラダ、サンドイッチ、モーニングサービス、平日限定日替わりランチ。このように「カフェ」でありつつも食事メニューはかなり多彩。で、注文したのはボルガライス単品。「DRINKMENU」の方はこの通り。シナモンティーがなくて、シナモンコーヒーがある、ルシアンティーってのは飲んでみたことがないぞう。カウンター席の後ろには、外にあった「武生に来たらボルガライス」の幟と同様のタッチの劇画イラストが多数展示してある。シゲしげと見入っていたら、隣の席で福井新聞を広げていらした常連客らしい、あたかも不動産屋の女性社長か、教育委員会の指導主事か、幼稚園の園長先生と思しき独特の雰囲気の尾根遺産が、「ソレ、漫画家池上遼一さんの絵なんですよー、そしてこのお店のオーナーは池上遼一さんの妹さん御夫婦なんですよー」と教えてくださった。
(実は、来店する前から知ってはいたんだけど、一応「へぇー!そうなんですか!」的アクションはしておいた笑)ワタシ自身は池上遼一氏の漫画作品を入れ込んで読んだことはないが、非常に写実的な人物の表現にはやはり高い芸術性を感じる。注文してから20分程度は待ったかな?
いよいよ「ボルガライス」が出来上がってきた。カウンター席の対面はドリンクメニューやサンドイッチ等の軽食を調理するキッチンだが、観察していると、「お食事」メニューは、扉を隔てた奥の厨房で調理されている様子だった。そのボルガライスをスプーンで崩して食べている途中の画像は、あまり美しいものではないと承知だが、ボルガライスの内部構造はこのようなものである。まず、チキンライス。具の肉類には刻んだウインナーソーセージ。細かく刻まれたピーマンが仄かに香り、ラーメン店で喰らうチャーハンとは一線を画す味わい。それをオムライスとしていただく。その上にはトンカツが載り、デミグラスソースがかけられている。
要するに、オムライスandトンカツwithデミグラスソース=「ボルガライス」ということか。
日本ボルガラー協会公式HPによれば「ボルガライス」という名称の由来については三つばかりの仮説があるらしい。いずれにしても「ボルガ」とは、ロシアの国に流れる大河ボルガ川=ヴォルガ川のことであろうと思う。
…話は変わるが、その昔、蜷川虎三という人物が京都府知事を勤めていた時代の京都市交響楽団には、正月恒例の「ニューイヤー・コンサート」というのが当時の京都会館であって、そこでは毎年のようにドミートリイ・ショスタコーヴィチ作曲のオラトリオ「森の歌」が演奏されていたことを記憶している。
そのオラトリオ「森の歌」には、「自らが求める音楽と体制が求める音楽との乖離に葛藤した悲劇の作曲家」が、ソ連の自然改造計画の一環として行われた植林計画を讃える、まさしくプロパガンダとして作曲された(作曲せざるを得なかった)背景があり、その辺が当時の京都府政下においてはもてはやされたのかもしれないが、今の令和の世には全く演奏される機会がない曲でもある気がする。
まあ、そのことは置いておいて、「森の歌」曲中の第5曲「スターリングラード市民は前進する」(スターリン批判を受けた事により歌詞が一部改定された1962年改訂版では「コムソモールは前進する」)の日本語版歌詞に、
「ヴォルガの岸辺まで!あーあーあーあー♪」
というくだりがあったのを、なぜか覚えている。
しかし、その「ヴォルガ川」と、武生の「ボルガライス」がどう結びつくのかについては、皆目分かってはいない。
チキンライスが中身のオムライスにトンカツwithデミグラスソース=ボルガライス…そんなん、イエでも簡単に出来るやん….。否!否!これはそんなに簡単なものではないことは、オムライスとトンカツを同時進行で調理し、温かい状態を維持して食べ手に提供する手順を想像すれば自ずと分かることだろう。
そんな「ボルガライス」の発祥は、ここ「カフェド伊万里」ということになっているようだが、福井県には他にも美味しいボルガライスを楽しませてくれるお店は多数あるようだ。ま、その辺はやっぱり日本ボルガラー協会公式HPにお任せってことで。この日の帰り道で、トイレ休憩がてら「道の駅河野」に立ち寄ると、まさにカフェド伊万里に展示されていたあのイラストが越前市の広報ポスターとして貼ってあった!おおー。

Restaurant information

Details

Restaurant name
閉店Kafedo imari
This restaurant is Permanently closed.
Categories Cafe、Yoshoku (Japanese style western cuisine)
Address

福井県越前市新保2-2-2

Transportation

1,049 meters from Kitago.

Opening hours
  • ■営業時間
    8:00~18:00 以前19時になってましたが 12.07.26 18時に訪問しましたがもう閉まっていました
    ラストオーダーを考えると17:30にはしまうのかもしれません

    ■定休日
    水曜日

Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting.

Budget(Aggregate of reviews)
Method of payment

Credit Cards Not Accepted

Electronic money Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

( カウンター席・テーブル席)

Private dining rooms

not allowed

Non-smoking/smoking

Smoking establishment

Please check with the restaurant before visiting as the law regarding passive smoking countermeasures (revised Health Promotion Law) has been in effect since April 1, 2020 and may differ from the latest information.

Parking lot

OK

Space/facilities

Counter

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Occasion

Alone |With friends/colleagues

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Location

House restaurant