Restaurant name |
Fukushinrou(Fukushinrou)
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Categories | Chinese |
Phone number (for reservation and inquiry) |
092-771-3141 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
福岡県福岡市中央区今泉1-17-8 |
Transportation |
332 meters from Nishitetsu Fukuoka. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥5,000~¥5,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥5,000~¥5,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (JCB、AMEX、Diners、VISA、Master) Electronic money Accepted QR code payment Accepted (PayPay、au PAY) |
Number of seats |
300 Seats ( 座敷席あり ソファー席あり 円卓あり) |
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Private dining rooms |
OK For 8 people、For 10-20 people、For 20-30 people、Over 30 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 店内に喫煙ルーム有 |
Parking lot |
not allowed 近隣にコインパーキングあり |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Free Wi-Fi available |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu),Particular about Japanese spirits (Shochu),Particular about wine |
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Food |
English menu available |
Occasion |
With family/children |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
House restaurant |
Service |
(Surprise) Party accommodations,Take-out |
With children |
Kids are welcome(Babies are welcome,Preschool children are welcome,Elementary school students are welcome),Baby strollers accepted |
Website |
日曜日のランチタイム、天神駅から徒歩5分ほど、「福新楼」にうかがいました。
1904年(明治37)年、福岡最初の中国料理店として東中洲に創業。110年を超えて福岡で愛され続ける老舗中国料理店です。
今や博多の名物ともなった「博多皿うどん」発祥のお店としても知られています。
■店舗
天神駅前の大通りから路地に路地に入ったところ、比較的落ち着いたエリアに店を構えます。
石造り風の風格を感じる外観。こちらの地に移転したのは2014年なので建物自体は新しいはずなのですが、歴史を感じさせる外観です。
店内は4階建て。
1階はレストラン、2~4階は個室や宴会場、1日1組限定の特別会席まであります。
スーツでビシッと決まった店員さんにご案内いただき1階のテーブル席へご案内頂きました。
案内が非常に紳士的です。
テーブルは暗めの茶色。
高級中華をイメージさせる中華風のBGMが流れています。
14時というお昼時をすぎた時間での訪問でしたが、半分ほど席が埋まっています。
客層は家族連れや老夫婦がやや多め。1人客もいます。
ちょっとした晴の日に来店さられている方も多そうです。
2人がけのテーブル席に通して頂きました。
■メニュー
中華料理屋らしく、とにかくメニューが多いです。
価格設定は町中華よりは当然高めですが、比較的良心的といえるでしょう。
もちろんコース料理も用意されています。
今回はお目当ての
★博多皿うどん 1,320円
をお願いしました。
熟練の職人が「伝統技法」にて調理するため、時間がかかるとのこと。
ザーサイをつまみながら待ちます。
このザーサイ、なかなか良いお味。お酒がしっかり効いていました。
15分ほどで皿うどん到着です。
博多皿うどんの誕生秘話
昭和初期は冷蔵庫がなかったため、腐敗の早いちゃんぽん麺は悩みの種。
そこで、ちゃんぽん麺の表面を油を焼いて保存。
これで保存期間は伸びましたが、問題なのはそのガチガチに固まった麺の使い道。
試行錯誤の末に編み出されたのが、固まった麺を1度スープで煮込んで戻す調理方法だったのです。
誕生秘話はここまで。
いただきます。
芳醇な香りが漂う麺を1口。
もちもち!噛めば噛むほど、野菜や魚介のエキスが染み出たスープの旨みが溢れだします。
すごい…1口目で虜です。
たっぷりの具材。
キャベツ、もやし、ニンジン、ニラ、キクラゲ、シイタケ、ちくわ、蒲鉾、豚肉。
具だくさんで嬉しいですね。野菜はシャキシャキ。具材のバランスも良いです。
半分ほど食べ進めたところで、博多皿うどんの醍醐味味変。
卓上のお酢、ラー油は言わずもがな相性抜群なのですが、特に気に入ったのが福新楼オリジナルの「赤だれ」。
オレンジ果汁と豆板醤の入ったお酢なのですが、これが相性抜群!
辛さは抑え目。豆板醤のコクとオスの酸味が皿うどんの旨みを更にひきたてます。
夢中で完食しました。
■あとがき
100年以上の歴史と風格を感じさせる博多皿うどんでした。
派手な具材を使っていないにも関わらず、圧倒的な強満足感。
流石です。
ちょっとお高めですが、1度食べてみる価値はありますよ。
ごちそうさまでした。