クオリティが高い!
このお店を知ってから、他の専門店と言われるところに行く気にならない。カレー食べたいとなったら、近くのココイチでごまかす。ココイチ自体、結構美味いし悩まなくていい。
「美味いカレーが食べたい」となったら、オカノカリーしか頭に浮かばない。中毒性が高い。
今日は家族4人、いつも予定が合わず「連れてけ」としょっちゅう言われていた娘も伴い、開店の45分前に到着。何しろ店内には一人席が3、二人席が2、4人席が2しかなく、ワンオペだから、最初の入店を逃すと1時間以上待つことを覚悟しなくてはならない。運良くその1回転目であっても、最後になると、提供されるまで1時間半待ちとなる。それでもお客さんは多いし、辛抱強い。だって美味いから。
私ら家族が一番目、その5分後にお一人様、さらに5分後にはお二人様、開店20分前には13人目に当たるお二人様なので、やはり正解だった。
娘と嫁さんは「半日分野菜とスパイシーチキンカレー」の1辛・2辛、息子は「ひよこ豆のスパイシーラム肉キーマカレー」2辛、私は「豚ロースカツカレー」。やはり4人分となると提供まで30分かかるが、待つ時間すらワクワクが高まる。何しろ野菜の素揚げですら、注文を受けてからと分かっているので、全く問題無い。
そうして提供された品々、輝いている。私は辛党、娘は甘党なので、娘のカレーを一口頂くと、1辛でもしっかりとスパイスと食材の絡み合いを感じるし、鼻に抜ける香りも素晴らしい。息子のキーマ、これもまた複雑で深い味わい。ラム肉の素晴らしさを最大限引き出している。
そして私のカツカレー、欧風カレーでこの値段でこの味わいは経験がない。しかも揚げたてのカツ、肉の厚みや火の通し方、衣の薄さが絶品。文句の付けようが無い。
欧風カレーは辛さを選べず、辛口一択というのにもこだわりを感じる。何度か美味い欧風カレーを食べたことはあるが、どの店も何故か甘口寄りでストレスが溜まっていたんだけど、このお店に出会って分かったのは、多分辛さと味わいのバランスを取るのが難しいんだろうね。
家族全員、待ち時間が長かったことすら忘れ、帰りの車内は余韻だらけでした。次に来られるのはいつになるか分かりませんが、また一番に並びます!
Restaurant name |
OKANO CURRY(OKANO CURRY)
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Categories | Curry、Cafe |
092-776-3133 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
福岡県福岡市城南区松山2-5-5 志のぶビル 1F |
Transportation |
地下鉄七隈線金山駅から徒歩5分 348 meters from Nanakuma. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥2,000~¥2,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥1,000~¥1,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
22 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Counter |
Occasion |
Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Website | |
The opening day |
2013.11.13 |
前回お邪魔してからもう少しで2年…私が食べログの書き込みを始めた時期に重なりますが、6回お邪魔したのに口コミは2回目です。
ココイチさんの「黒カレー」を食べた時、中々旨いと感じながら頭には「オカノカリー」さんが浮かぶ。1000円オーバー、ならば値段レベルはほとんど同じ。
巨大資本がその気になって、それなりのものを作るのと同じ価格帯で、一店舗が更にレベル高いものを作り、それを提供している。
久しくスケジュールが合わずに行ってない、やはりオカノカリーさんに行きたい!
満を持して、満を持してお伺いします。値段は当然変わっているでしょうが、「高いクオリティ」はどうでしょう? いや、高い筈です!
嫁さん、娘と3人でお伺いします。当然、開店15分前を目指して。
狙いどおりに到着しましたが、先客1名、どうやら佐賀から来られた模様です。車が店前に停めてあります。
今日は三連休の最終日ですが、お客さんの出足は鈍いようです。もしかして、休日は店休日と勘違いされているのかもしれん。
結局、開店までに5組ほどという並びに落ち着きました。キャパの4割程度ですかね。
テーブルに座り、メニューを見ます…といっても私は決め打ちですから、嫁さんと娘の動きだけ見ています。
嫁さん、辛いものが苦手なのに「やっぱり欧風カレーが食べたいかなぁ」とか言い始めます。欧風は辛さが選べないんです。
「まぁ、辛い言うても死ぬ訳じゃないし、食べたいなら…」と言いますと、たっぷりキャベツとレンコンのメンチカツカレー1250円をチョイス。
娘は悩んだ挙句にスパイシーチキンカレー(1辛)1000円に茄子フライ300円をトッピング、私は国産豚ロースカツカレー1600円のライス大盛り110円とルー大盛り200円、オーガニックコーヒー300円をチョイスします。
値段はやはり上がっています。概ね80〜250円くらいでしょうか。
全員が30分は待たねばならない(揚げ物あるなら特に)と分かっていますから、のんびり話をしたり、携帯弄ったり…娘は内定企業が全国区ですから、多分こういう時間を持つのもあと半年です。
最初は何処に行くんやろうかねぇ、みたいな話ですかね。
きっちり30分後、商品が提供されます。
久しぶりのご対面、見た目は全く同じ…懐かしさを感じつつ、写真に収めます。
はてさて、ルーだけ一口…あぁ、深い。なんだろう、見た目変わってないのにコクと深みが増したような…いや、間違いなく増してる。身体の奥深くにずっしり刺さる。
欧風カレー、若い頃は欧風のカレーだと勘違いしておりましたが、実際はボンディという喫茶店が日本人向けに作ったカレーが始まりとされているようです。
ブラウンソースをベースとしているとか…
ソース作ってからカレーにして行く…手間暇かかるでしょう。全て溶け込んだ複雑な味わい、一体どれほどの食材が溶け込んでいるのやら。
そう言えば(すいません、蘊蓄です)、西洋料理は鼻、日本料理は目、中華料理は舌で味わうものだそうです。
鼻は香辛料の香り、目は美しさ、舌は味わいということですが、まぁ、頷けるところとそうでないところがありますよね…
ただ、カレーに関しては、最初にブワッと香りが襲ってくるのは間違いない。そして支配され、期待値が高まる…みたいな。
こちらのカレー、もちろん見た目も美しい…カツは食べやすい大きさなのに割れはなく、ルーは波打たず。
スプーンをどこから入れたもんか、ちょいと躊躇します。
しばらく振りに堪能いたしました。ありがたい…
娘はデカい茄子フライと格闘し、嫁さんは「辛いのにスプーンが止まらない…」と汗を掻きつつ…二人ともに完食。
メンチカツ、キャベツはザク切りで豚バラ(?)入り、いわゆる巷で言うところのメンチではありません。しか〜し、これが甘みと旨みを醸す…カレーとの対比が素晴らしい、逸品でございます。
茄子はデカくてトロトロです。こちらも堪りませんねぇ…カリじゅわです。
とても「値段が…」なんぞのレベルではありません。充分納得でございます。
口福、口福。
大変美味しゅうございました。
〜〜〜〜
私が食べログにハマるきっかけになったお店の一つです。
「いいね」が一つしかついてないのにピックアップされていました(笑)。その時は単純に嬉しかったんですけど…
やはり、定期的にお邪魔しなくては失礼ですね…大いに反省いたしました。