それを我々は、敬意を込めて「スペシャリテ」と呼びます。 : Kikuzushi

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Kikuzushi

(菊鮨)
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4.5

¥30,000~¥39,999per head
  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.4
  • Atmosphere4.6
  • Cost performance4.6
  • Liquor/Drinks4.2

4.4

JPY 20,000~JPY 29,999per head
  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere4.4
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0
2024/02Visitation3th

4.5

  • Cuisine/Taste4.5
  • Service4.4
  • Atmosphere4.6
  • Cost performance4.6
  • Liquor/Drinks4.2
JPY 30,000~JPY 39,999per head

それを我々は、敬意を込めて「スペシャリテ」と呼びます。

僕がここ数年、日本で2番目にエコヒイキ
してる店。

1番は松山の「くるますし」さん。

偶然ですが、現時点で食べログさんの日本
鮨ランキングにおいて、

「菊鮨」さん、23位
「くるますし」さん24位

のようです。
いずれも評価は、4.36ポイント。

2店ともに、大将がまだまだ若い。
そして、その卓越した技術、志、人柄、店
のもてなしが際立って優れています。

おそらくこの二人は、これからの日本の鮨
を牽引するキーパーソンになりますよ。

そして、この2店が都内から遠く離れた地
にあることが重要。
江戸前鮨が日本中で華を咲かせるために、
この2店を含め、いくつかの鮨屋がその核に
なるはずだから。


10席で昼2回、夜1回の営業。
年間の席数は多い方。
でも予約はとても困難。
今回の僕の予約も偶然出たキャンセル。
世界一ヒマな僕だからこそ、ヒマにまかせ
てねじ込みました。

この価格帯の鮨屋で、しかも昼営業が中心
で全席埋めるとは天晴な商売ですね。
経営者の端くれとして尊敬します。
なので、どうしても時間コントロールが自
由な経営者層が多くなりがち。


この日はたまたま、昼2回、夜2回の4回転。
10席だから、料理320品、鮨440貫の提供。
1日でざっと、3桁の売上ですなぁ。
ほんと天晴な商売です。
大将+弟子くんたち4、5名とはいえ、もの
すごいスループットです。


瀬口大将、本日も、爽やかで、誠実で、丁
寧な日本男子っぷりを発揮してます。
入店直前、ご自身で席の間隔まで細かく調
整されてる姿を目にしました。
このあたりにも、客をもてなす誠実さがに
じみ出てます。


直近の食べログさんのレビューを見てて、
少し期待を膨らませてました。
というのも、先月のメニューを見ると、、
心が踊ります。
さて、今月はいかに彩り豊かな構成になっ
ているのか、、気になって気になって、夜
しか眠れません!


もともとこの店の料理は、江戸前の鮨屋に
しては、毎回、多岐にわたりますが、今回
は、期待通り、いや期待の斜め上行くほど
に、蟹、ふぐから、魚介の生殖器系まで、
生、焼き、蒸しと、かつてないほど、バラ
エティー豊か。

そのせいもあって、本日は手渡しも多かっ
たなぁ。
コレ、いったい、どうやって食べんの!
と手のひらにのっかった蟹だんごに一瞬、
躊躇したり。。
旨いものがそろう季節のめぐりも良かった
のでしょう。
美味しくて、楽しくて、とても貴重な宴と
なりました。

まさに「料理人の顔」が思い浮かぶ鮨。
この店のシグニチャをしっかり感じとれる
料理。
これを僕らは、敬意をこめて、スペシャリ
テと呼びます。

これだから、地方の鮨屋めぐりはやめられ
ない。


松山は「くるますし」の高平大将と並び、
既に西日本を代表する名店と言っても意義
を唱える人はいないと思います。

今現在、西日本において現実的に予約が可
能でかつ、十分に納得できる価格帯の名店
トップ2足りえると確信します。


料理8品、鮨11品、汁物、玉、清酒3合を
あせてほぼ3万円。
どうです、この見事なラインナップに信じ
がたいプライス。
これだけの素材、これだけの手間ひま、こ
れだけの技術。
1日30席、年間約9,000席のプラチナシー
トを求めて日本中から鮨好きが集まるのも
頷けます。


ーー
読んでいただきうれしいです。
車いすで飛行機に乗って全国の主に鮨屋を
めぐっています。
まだ食べログを始めたばかりですが、いい
ね、保存、フォローいただいた方々、大変、
励みになります。
ありがとうございます!
ご参考になればうれしいです。
ーー

━ バリアフリー情報 ♿ ━
エントランスから玄関まで、いくつも大き
めの段差がありますが、予約時に「車いす
だぞ」って伝えておけば、お弟子さんが駐
車場にて迎えてくれます。
雨の日は傘までさして。
僕は毎度、一人でうかがってますよ。

  • Kikuzushi - 夜の店内。 これまで昼のみの訪店だったので。 障子を通して木漏れ日を感じる昼もいいですが、夜は一層、能の舞台を感じさせる趣。 椅子の配置まで、大将自身が細かく調整されてました。 夜の店内は、また異なる雰囲気。 各お客の料理と大将のポジションが舞台照明のように照らされるよう設計されています。

    夜の店内。 これまで昼のみの訪店だったので。 障子を通して木漏れ日を感じる昼もいいですが、夜は一層、能の舞台を感じさせる趣。 椅子の配置まで、大将自身が細かく調整されてました。 夜の店内は、また異なる雰囲気。 各お客の料理と大将のポジションが舞台照明のように照らされるよう設計されています。

  • Kikuzushi - カブと蟹の餡かけ。 熱々のとろける餡でくるまれてます。 柔らかなとろとろのカブと餡が冷えた体を温めてくれる優しい味わい。

    カブと蟹の餡かけ。 熱々のとろける餡でくるまれてます。 柔らかなとろとろのカブと餡が冷えた体を温めてくれる優しい味わい。

  • Kikuzushi - 大型の松葉ガニ。 このプレゼンテーションに喜ばない客はいないでしょう。 松葉ガニ、越前蟹、ずわいがに、地域によって異なる名称ですが、みんな同じ蟹。 さて、どう料理されるのか、心が踊ります。

    大型の松葉ガニ。 このプレゼンテーションに喜ばない客はいないでしょう。 松葉ガニ、越前蟹、ずわいがに、地域によって異なる名称ですが、みんな同じ蟹。 さて、どう料理されるのか、心が踊ります。

  • Kikuzushi - 鉄刺。 関西以南では鉄刺、関東ではふぐ刺し。 30年以上前、関東に越してきた僕が驚いたのが、うどん、醤油、鉄刺の厚みでした。 馴染むのに時間がかかり、関東風のうどんは今でも食べれません。 ふぐの身を引くならここまで薄くしなきゃ。 美しく素晴らしい歯ごたえ。 実は、直近のレビューを見て期待してたんです。

    鉄刺。 関西以南では鉄刺、関東ではふぐ刺し。 30年以上前、関東に越してきた僕が驚いたのが、うどん、醤油、鉄刺の厚みでした。 馴染むのに時間がかかり、関東風のうどんは今でも食べれません。 ふぐの身を引くならここまで薄くしなきゃ。 美しく素晴らしい歯ごたえ。 実は、直近のレビューを見て期待してたんです。

  • Kikuzushi - サワラの漬け。 漬け、焼き物、生の握り、炙った握りと、サワラは鮨屋のために生まれたような天才です。 厚く切られた身は、漬けられて一層とろけます。 そして酒を呼びます。

    サワラの漬け。 漬け、焼き物、生の握り、炙った握りと、サワラは鮨屋のために生まれたような天才です。 厚く切られた身は、漬けられて一層とろけます。 そして酒を呼びます。

  • Kikuzushi - マナガツオのフライ。 初めて訪れた日、この逸品にシビれたこの店のスペシャリテ。 パリンっと極薄ガラスが割れるような海苔の食感。 湯気が立ち昇るような熱々ホクホクに揚げられた柔らかな白身。 香り、温度、旨味のカウンターパンチにのけぞった日のことを今でも思い出します。 彼の国のフィッシュ&チップスなどとは、料理の「格」が違います。 日本の職人の誇りを感じるほどの逸品。

    マナガツオのフライ。 初めて訪れた日、この逸品にシビれたこの店のスペシャリテ。 パリンっと極薄ガラスが割れるような海苔の食感。 湯気が立ち昇るような熱々ホクホクに揚げられた柔らかな白身。 香り、温度、旨味のカウンターパンチにのけぞった日のことを今でも思い出します。 彼の国のフィッシュ&チップスなどとは、料理の「格」が違います。 日本の職人の誇りを感じるほどの逸品。

  • Kikuzushi - カマスの炙り。 これは素晴らしい。 脂が表面を美しくテカらせてます。 炙りがカマスのもつ独特の香りを全面に引き出し、鼻腔を楽しませた後に、生の食感が多いに残る身質を味わいを塩が引き立てます。

    カマスの炙り。 これは素晴らしい。 脂が表面を美しくテカらせてます。 炙りがカマスのもつ独特の香りを全面に引き出し、鼻腔を楽しませた後に、生の食感が多いに残る身質を味わいを塩が引き立てます。

  • Kikuzushi - 牡蠣の茶碗蒸し。 この小さな器の中に、小ぶりですがプリプリの身が詰まった牡蠣が2つ。 小さいながらも贅沢を感じさせる、侮れない逸品。 気配り、心遣いを感じさせるこういうところも、菊鮨さんらしいところ。

    牡蠣の茶碗蒸し。 この小さな器の中に、小ぶりですがプリプリの身が詰まった牡蠣が2つ。 小さいながらも贅沢を感じさせる、侮れない逸品。 気配り、心遣いを感じさせるこういうところも、菊鮨さんらしいところ。

  • Kikuzushi - ワタリガニの酒漬け。 本日の生殖器系料理1号です。 生の大型のワタリガニを日本酒、老酒に1日ほど漬け込んだ料理。 白身とともに、ミソやウチコをカッコつけずにチューチューやると脳のイケないところが覚醒してしまいそう。 そうです、これは、上海蟹の老酒漬け、酔蟹(スイタイ)のワタリガニ版。 酔蟹は、八角、桂皮、香叶など多くの薬味で2週間漬けますが、こちらはおそらく、醤油と生姜程度かなと。

    ワタリガニの酒漬け。 本日の生殖器系料理1号です。 生の大型のワタリガニを日本酒、老酒に1日ほど漬け込んだ料理。 白身とともに、ミソやウチコをカッコつけずにチューチューやると脳のイケないところが覚醒してしまいそう。 そうです、これは、上海蟹の老酒漬け、酔蟹(スイタイ)のワタリガニ版。 酔蟹は、八角、桂皮、香叶など多くの薬味で2週間漬けますが、こちらはおそらく、醤油と生姜程度かなと。

  • Kikuzushi - フグの白子。 立て続けに、本日の生殖器系料理2号です。 カウンターに、巨大な白子が何本も用意されてたので大いに期待してたんですよ。 美しいですねー。 大きいですねー。 焼目がないので蒸してるのかな。。 熱々、とろとろの濃厚な命のかたまりが流れ込んできます。 また何かが、覚醒しそうです。 塩味は、この海苔の佃煮のみ。 できれば、ここは塩でいただきたかったかなぁ。

    フグの白子。 立て続けに、本日の生殖器系料理2号です。 カウンターに、巨大な白子が何本も用意されてたので大いに期待してたんですよ。 美しいですねー。 大きいですねー。 焼目がないので蒸してるのかな。。 熱々、とろとろの濃厚な命のかたまりが流れ込んできます。 また何かが、覚醒しそうです。 塩味は、この海苔の佃煮のみ。 できれば、ここは塩でいただきたかったかなぁ。

  • Kikuzushi - ヒラメ。 にぎりはヒラメから。 王道のスタートです。 菊鮨さん、シャリの赤酢、変えたのかな? 以前より少し、酢立ちが強くなってるように感じます。 でも、少し熟成させた白身はフレッシュな食感を残しつつ旨味があり美味しいです。

    ヒラメ。 にぎりはヒラメから。 王道のスタートです。 菊鮨さん、シャリの赤酢、変えたのかな? 以前より少し、酢立ちが強くなってるように感じます。 でも、少し熟成させた白身はフレッシュな食感を残しつつ旨味があり美味しいです。

  • Kikuzushi - 赤身漬け。 うーん、香ります。 短時間の漬けが、わずかな鉄の成分と酸味を引き出し、旨いですねー。

    赤身漬け。 うーん、香ります。 短時間の漬けが、わずかな鉄の成分と酸味を引き出し、旨いですねー。

  • Kikuzushi - 中トロ。 これも味わい豊か。 とろける前に、しっかりとした食感もあり良質な脂が強めのシャリを柔らかく包み込みます。

    中トロ。 これも味わい豊か。 とろける前に、しっかりとした食感もあり良質な脂が強めのシャリを柔らかく包み込みます。

  • Kikuzushi - コハダ。 酢〆のコクのある香ばしい香りに、やや尖りながらも熟成感あるシャリの赤酢が重なり、酸味の二重奏。 コハダの醍醐味ですね。 酸味と旨味のバランス調整が最も困難なこのタネが、ドンピシャにはまった時、多いの歓喜するのです、特に僕が。

    コハダ。 酢〆のコクのある香ばしい香りに、やや尖りながらも熟成感あるシャリの赤酢が重なり、酸味の二重奏。 コハダの醍醐味ですね。 酸味と旨味のバランス調整が最も困難なこのタネが、ドンピシャにはまった時、多いの歓喜するのです、特に僕が。

  • Kikuzushi - 松葉ガニ。 先程の松葉ガニが姿を変えて登場。 うーん、このおにぎり級の手のひらに乗せられた物体をどう食べてやろうか、一瞬、悩みます。 カニ身は、たった今、茹でられ、ほぐされたもの。 ふわふわ、ほわほわでまだ温かい旨味成分と潤いのかたまりです。 2つ隣のオジサン、一気に口に放り込んでました。 あのデカい口が欲しい! もちろん、僕の口腔内も甲殻類の王の溢れ出る旨味成分でブシャーとなりました。

    松葉ガニ。 先程の松葉ガニが姿を変えて登場。 うーん、このおにぎり級の手のひらに乗せられた物体をどう食べてやろうか、一瞬、悩みます。 カニ身は、たった今、茹でられ、ほぐされたもの。 ふわふわ、ほわほわでまだ温かい旨味成分と潤いのかたまりです。 2つ隣のオジサン、一気に口に放り込んでました。 あのデカい口が欲しい! もちろん、僕の口腔内も甲殻類の王の溢れ出る旨味成分でブシャーとなりました。

  • Kikuzushi - ニハマ。 これみてください。 握ったあとの美しさまで想定して包丁入ってます。 江戸前とは少し違ったフォルムですね。 旨味が滲み出て、ゴムのようにモゴモゴしない、身キレのいい下処理。 素晴らしい。 ただ、この頃から、赤酢の少し角のある酢立ち具合が気になり始めました。

    ニハマ。 これみてください。 握ったあとの美しさまで想定して包丁入ってます。 江戸前とは少し違ったフォルムですね。 旨味が滲み出て、ゴムのようにモゴモゴしない、身キレのいい下処理。 素晴らしい。 ただ、この頃から、赤酢の少し角のある酢立ち具合が気になり始めました。

  • Kikuzushi - サバ鮨。 海苔の軽いパリンッとした食感が楽しいサバ鮨。 卓越した鮨屋は、押し鮨、巻きすしも美味しい。 青魚には、この強めの赤酢のシャリがドンピシャです。

    サバ鮨。 海苔の軽いパリンッとした食感が楽しいサバ鮨。 卓越した鮨屋は、押し鮨、巻きすしも美味しい。 青魚には、この強めの赤酢のシャリがドンピシャです。

  • Kikuzushi - クルマエビ。 瀬口大将、このフォルムにこだわりがあるんですよね。 ぼくは、尻尾のあっていいんだけどなぁ(笑)。 江戸前を代表する後半を彩るタネ。 ちょっとエビの個体のせいだと思いますが、身の張り具合がもうちょいほしい。

    クルマエビ。 瀬口大将、このフォルムにこだわりがあるんですよね。 ぼくは、尻尾のあっていいんだけどなぁ(笑)。 江戸前を代表する後半を彩るタネ。 ちょっとエビの個体のせいだと思いますが、身の張り具合がもうちょいほしい。

  • Kikuzushi - 中オチ。 おはぎじゃん、これ。 瀬口大将、こんなに大きなおにぎり級の手渡し、以前はなかったような。。 いや、ものすごく旨いんですけどね、僕は、どうやって食べるか、一瞬、躊躇してしまう。 でっかい口が欲しい!

    中オチ。 おはぎじゃん、これ。 瀬口大将、こんなに大きなおにぎり級の手渡し、以前はなかったような。。 いや、ものすごく旨いんですけどね、僕は、どうやって食べるか、一瞬、躊躇してしまう。 でっかい口が欲しい!

  • Kikuzushi - ウニ。 本日の生殖器系料理3号。 本日、手渡し料理がとっても多い! それは、とっても旨い料理がいっぱいってこと! 軍艦巻きより、この包み方のほうが大将と客たちの距離が縮まって一層美味しくなります。

    ウニ。 本日の生殖器系料理3号。 本日、手渡し料理がとっても多い! それは、とっても旨い料理がいっぱいってこと! 軍艦巻きより、この包み方のほうが大将と客たちの距離が縮まって一層美味しくなります。

  • Kikuzushi - 赤だし。 もー、生殖器系を筆頭に、腰砕けになるほどに、ほとんどお仕置きかよってほどに旨いもんばっかり大将が繰り出してくるので、ここらでホッと一休みです。 あーびっくりした。

    赤だし。 もー、生殖器系を筆頭に、腰砕けになるほどに、ほとんどお仕置きかよってほどに旨いもんばっかり大将が繰り出してくるので、ここらでホッと一休みです。 あーびっくりした。

  • Kikuzushi - アナゴ。 いつもこの店は、蒸し工程を入れずに、しっかりした食感のアナゴだったのに、本日、どうしたことが、東京のみんなが大好きなふわとろな、咀嚼した瞬間にリゾット化する形態。 もちろん僕もみんなも、これ、好きですけどね。

    アナゴ。 いつもこの店は、蒸し工程を入れずに、しっかりした食感のアナゴだったのに、本日、どうしたことが、東京のみんなが大好きなふわとろな、咀嚼した瞬間にリゾット化する形態。 もちろん僕もみんなも、これ、好きですけどね。

  • Kikuzushi - 玉(ギョクって発音が嫌いなので、僕的には、たま)。 芝海老成分たっぷりな、ケーキ系たま。 手間かかる最後の逸品。

    玉(ギョクって発音が嫌いなので、僕的には、たま)。 芝海老成分たっぷりな、ケーキ系たま。 手間かかる最後の逸品。

2022/08Visitation2th

4.4

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere4.4
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 20,000~JPY 29,999per head

これは本当の話です。

鮨は、ごはんを美味しく食べ
るための料理です。
すなわち、ごはんの料理。
卵かけごはんやおにぎりと同
じ仲間なんです。

シャリにもタネにも全力を注
ぐ。
それでも鮨はごはんの料理。
例えるなら、シャリは自分自
身、タネはその装飾。
そんな感じです。

鮨のタネは刺し身じゃないで
す。
なので、酢飯に刺し身をのっ
けたものを鮨とは呼びません。
シャリを一層美味しく味わう
ために、刺し身にはない手を
あえて加える。

例えば、活きのいい白身をそ
のまま握るとシャリと馴染み
ません。
ぷりぷり感があってフレッシ
ュな刺し身は美味しいですが
鮨では✕です。
シャリと合わせるには食感
強いし、旨味が足りません。

〆方や魚種、サイズ、個体に
合わせて最適に手を加えるの
が江戸前流の鮨。

かの「すきやばし次郎」の
小野二郎さんも、

「とれたての魚は握れねえ」

とおっしゃっています。
簡単に言うと、「旨味」と
「歯ごたえ」は一定の間、
反比例します。

だから鮨のタネごとにこれを
調整して一番いいところにも
っていくのが鮨。

因みに、古い魚と熟成した
魚はイコールではないです
からね。

まさに、江戸の美意識の
「粋(すい)」を結集した
「小粋(こいき)」なごはん
料理。
料理人たちの叡智の結晶。
それが鮨だと思っています。

そして、旨い鮨は、旨い肴に
も増して酒を呼ぶのです(笑)。


さて今回は、福岡は春日市。
昨年10月以来、ようやく予約
が叶いました。
もうすっかり福岡を代表する
名店となったこの店。
大将まだまだ若いです。
握る所作、客の前まで素早く
足を運び、皿にのせる所作が
とても素早くきれいです。

技は江戸前。
料理の流れは、どこにもない、
この店独自の構成。
それはいつも同じです。
なんというか、東京はもちろ
ん、日本各地のどこの江戸前
流鮨屋とも異なる流儀という
か、基本設計というか、それ
がきっちりと確立されてて、
料理は毎回変わっても、やは
りこの店の料理とわかっちゃ
う。

まさに、「料理人の顔」が
う思い浮かぶ鮨。

流れを通して、この店のシグ
ニチャをしっかり感じとれま
す。

あえて言うなら、大将まだ若
いんだけど、荒削りなとこが
なくて、きれいに決まり過ぎ
てるかな。
富山のちょっとヤンキーな大
将のような自己流な無鉄砲さ
も鮨の面白さなんだけど。

それでも、もしも、まだまだ
伸びしろがあるのなら、この
大将、すごいとこまで行って
しまうような気がします。

ーー
読んでいただきうれしいです。
車いすで飛行機に乗って全国の
主に鮨屋をめぐっています。
まだ食べログを始めたばかりで
すが、いいね、フォローいただ
いた方々、大変、励みになりま
す。
ありがとうございます!
ご参考になればうれしいです。
ーー

━ バリアフリー情報 ♿ ━
エントランスから玄関まで、
いくつも大きめの段差があり
ますが、予約時に「車いすだ
ぞ」って伝えておけば、お弟
子さんにお手伝いいただけま
す。
僕は毎度、一人でうかがって
ますよ。

  • Kikuzushi - つぶ貝の酢の物。 つぶ貝のブツブツ、グリグリした食感と磯の香り。 ゆずのジュレにまみれて、涼やかな清涼感。 料理の始まりにぴったりです。

    つぶ貝の酢の物。 つぶ貝のブツブツ、グリグリした食感と磯の香り。 ゆずのジュレにまみれて、涼やかな清涼感。 料理の始まりにぴったりです。

  • Kikuzushi - アマダイ。 ものすごくキレイな身です。 塩より、ここは九州の少し甘めの醤油が、この身には相性がいい。

    アマダイ。 ものすごくキレイな身です。 塩より、ここは九州の少し甘めの醤油が、この身には相性がいい。

  • Kikuzushi - ヤイトカツオ。 九州の鮨屋の一番のお楽しみはコレです。 この季節でも脂ののりは良好。 というか、全身トロ状態。 玉ねぎ醤油で。 今回もありがとー。

    ヤイトカツオ。 九州の鮨屋の一番のお楽しみはコレです。 この季節でも脂ののりは良好。 というか、全身トロ状態。 玉ねぎ醤油で。 今回もありがとー。

  • Kikuzushi - ノドクロ。 どこが? ノドグロの炙り鮨が全国を制覇中ですが、ここは大きく変化球で勝負してきました。 ノドグロの蒸し鮨。 ただ、海苔と大和芋の風味が強すぎて、ノドグロ感が少々薄められちゃったかな。

    ノドクロ。 どこが? ノドグロの炙り鮨が全国を制覇中ですが、ここは大きく変化球で勝負してきました。 ノドグロの蒸し鮨。 ただ、海苔と大和芋の風味が強すぎて、ノドグロ感が少々薄められちゃったかな。

  • Kikuzushi - マナガツオ。 マナガツオって、形はマンボウみたいで、どこがカツオ?って感じの魚。 これも前回と同じもの。 前回はこれの美味しさにびっくりした記憶が蘇ります。 しっとりと繊細かつ熱々の白身と極薄のガラスがパリンッと割れるような海苔の食感が素敵です。 カウンターのみなさん、全員が「熱ッ!」って同じことを言いながら頬張ってるみると、鮨屋独特の一体感が生まれます。

    マナガツオ。 マナガツオって、形はマンボウみたいで、どこがカツオ?って感じの魚。 これも前回と同じもの。 前回はこれの美味しさにびっくりした記憶が蘇ります。 しっとりと繊細かつ熱々の白身と極薄のガラスがパリンッと割れるような海苔の食感が素敵です。 カウンターのみなさん、全員が「熱ッ!」って同じことを言いながら頬張ってるみると、鮨屋独特の一体感が生まれます。

  • Kikuzushi - タチウオ。 タチウオのドストレートな焼き魚。 でも、これが唸るほどに美味しい! 焼き魚の四天王です。 本日、最高の逸品。 こういうのに出会えるから鮨屋通いはやめられない。

    タチウオ。 タチウオのドストレートな焼き魚。 でも、これが唸るほどに美味しい! 焼き魚の四天王です。 本日、最高の逸品。 こういうのに出会えるから鮨屋通いはやめられない。

  • Kikuzushi - 鱧。 今年の初物。 雲丹醤油で。 この雲丹醤油が少し味わいが淡すぎて、無味に近い鱧がぼやけちゃったかな。

    鱧。 今年の初物。 雲丹醤油で。 この雲丹醤油が少し味わいが淡すぎて、無味に近い鱧がぼやけちゃったかな。

  • Kikuzushi - 茶碗蒸し。 このわた(ナマコの内臓の塩辛)とワタリガニと出汁。 強めの蛋白類が続く頃、こういう優しい料理で気持ちを穏やかに。 第2ラウンド前に一休み。

    茶碗蒸し。 このわた(ナマコの内臓の塩辛)とワタリガニと出汁。 強めの蛋白類が続く頃、こういう優しい料理で気持ちを穏やかに。 第2ラウンド前に一休み。

  • Kikuzushi - キス。 繊細ながら、すごくしっかりとした食感。 サヨリもそうですが、酢とキスの相性は抜群です。 涼やかな香りが鼻孔を通り抜けます。

    キス。 繊細ながら、すごくしっかりとした食感。 サヨリもそうですが、酢とキスの相性は抜群です。 涼やかな香りが鼻孔を通り抜けます。

  • Kikuzushi - クエ。 九州では大定番のタネ。 最高級魚ながら、ハタ科共通の身がしまって硬めなので僕は飲み込めなくてちょっと苦手な食材ですが、大将が包丁をたくさん入れて食べやすくしてくれました。 ものすごいグラマラスな脂と強い旨味が堪能できます。

    クエ。 九州では大定番のタネ。 最高級魚ながら、ハタ科共通の身がしまって硬めなので僕は飲み込めなくてちょっと苦手な食材ですが、大将が包丁をたくさん入れて食べやすくしてくれました。 ものすごいグラマラスな脂と強い旨味が堪能できます。

  • Kikuzushi - イカ。 変わった包丁の入れ方の影響で、かなりネットリ感増しまし。 でも、すごく美味しい。

    イカ。 変わった包丁の入れ方の影響で、かなりネットリ感増しまし。 でも、すごく美味しい。

  • Kikuzushi - マグロ赤身。 中トロと赤みの境目くらいの部位です。 「やま幸」さんのマグロですが、唸るほどの旨さでした。

    マグロ赤身。 中トロと赤みの境目くらいの部位です。 「やま幸」さんのマグロですが、唸るほどの旨さでした。

  • Kikuzushi - キンメダイ。 僕の地元千葉産のキンメ。 脂ののりがいいですねー。 熟成された香りは、これぞ鮨って感じ。 旨い!

    キンメダイ。 僕の地元千葉産のキンメ。 脂ののりがいいですねー。 熟成された香りは、これぞ鮨って感じ。 旨い!

  • Kikuzushi - コハダ。 少し角のたった酢〆が僕好み。 少し身厚で脂っこい、でもしっかり〆たコハダ、大好きです。 ここでワサビをおかわり。 僕は鮨と鮨の間で、ワサビをちょびっとなめながら一杯やるのが大好き。

    コハダ。 少し角のたった酢〆が僕好み。 少し身厚で脂っこい、でもしっかり〆たコハダ、大好きです。 ここでワサビをおかわり。 僕は鮨と鮨の間で、ワサビをちょびっとなめながら一杯やるのが大好き。

  • Kikuzushi - アジ。 ここの鮨は、シャリとタネのサイズが僕好みでバランスがとてもいい。 鮨がごはん料理であることを実感させてくれる逸品。

    アジ。 ここの鮨は、シャリとタネのサイズが僕好みでバランスがとてもいい。 鮨がごはん料理であることを実感させてくれる逸品。

  • Kikuzushi - ニハマ。 これも地元千葉産のニハマ。 ここのニハマは毎回同じ味わいです。 口の中で、ゴムっぽくゴニョゴニョせず、シャリと同化して鮨としてのバランスがすごくいい。

    ニハマ。 これも地元千葉産のニハマ。 ここのニハマは毎回同じ味わいです。 口の中で、ゴムっぽくゴニョゴニョせず、シャリと同化して鮨としてのバランスがすごくいい。

  • Kikuzushi - ノドクロの海苔巻。 〆がノドグロとは、これまた変化球です。 いやでも、ここの極薄のガラスのような香り高い海苔は好きだな。

    ノドクロの海苔巻。 〆がノドグロとは、これまた変化球です。 いやでも、ここの極薄のガラスのような香り高い海苔は好きだな。

  • Kikuzushi - まだ30代の若い大将が包丁仕事を一手に引き受け、もっともっと若いお弟子くんたちが盛り付けたり、火をあてたり。 よく鍛えられてる顔つき。 こういう顔つきの若い子、東京のサラリーマンにはあまり見られない。 10年後、この子たちの内の何人かは自分の店を持ってるんだろうなと。みんな、がんばれ!

    まだ30代の若い大将が包丁仕事を一手に引き受け、もっともっと若いお弟子くんたちが盛り付けたり、火をあてたり。 よく鍛えられてる顔つき。 こういう顔つきの若い子、東京のサラリーマンにはあまり見られない。 10年後、この子たちの内の何人かは自分の店を持ってるんだろうなと。みんな、がんばれ!

  • Kikuzushi - 赤出汁。 素直で優しい出汁。 そろそろ本日のクライマックスです。

    赤出汁。 素直で優しい出汁。 そろそろ本日のクライマックスです。

  • Kikuzushi - クルマエビ。 本日のクルマエビ、すばらしい個体でした。 クルマエビは案外、個体差があるんで。 火の通しもベスト。 ザグっと心地よい食感、咀嚼するほどに旨味がわきでる大型エビの醍醐味を十分に堪能。

    クルマエビ。 本日のクルマエビ、すばらしい個体でした。 クルマエビは案外、個体差があるんで。 火の通しもベスト。 ザグっと心地よい食感、咀嚼するほどに旨味がわきでる大型エビの醍醐味を十分に堪能。

  • Kikuzushi - ウニ。 これはもう、何も言うことなし。 握りもいいけど、海苔の食感を大事にした手巻きもいい。 ウニを常温に戻しす気遣いもうれしい。

    ウニ。 これはもう、何も言うことなし。 握りもいいけど、海苔の食感を大事にした手巻きもいい。 ウニを常温に戻しす気遣いもうれしい。

  • Kikuzushi - 煮穴子。 ここは江戸前の穴子のように蒸しの工程がないようです。 なので、穴子本来の食感が楽しめるのですが、あの崩壊寸前の、指の使い方次第で崩れ去ってしまう危うさも穴子の美味しさではあります。 たまにはこういうのもいいか。

    煮穴子。 ここは江戸前の穴子のように蒸しの工程がないようです。 なので、穴子本来の食感が楽しめるのですが、あの崩壊寸前の、指の使い方次第で崩れ去ってしまう危うさも穴子の美味しさではあります。 たまにはこういうのもいいか。

  • Kikuzushi - 卵焼き。 『ギョク』って呼び方、なんか嫌いで、僕は親しみをこめて、『タマ』と呼んでます。 江戸前の高級感あふれるスイーツのようなタマはあまり好きじゃないんですが、ここのタマ、エビが香り、ブツってしたエビの食感が楽しめて、これで一杯いける。

    卵焼き。 『ギョク』って呼び方、なんか嫌いで、僕は親しみをこめて、『タマ』と呼んでます。 江戸前の高級感あふれるスイーツのようなタマはあまり好きじゃないんですが、ここのタマ、エビが香り、ブツってしたエビの食感が楽しめて、これで一杯いける。

2021/10Visitation1th

4.4

  • Cuisine/Taste4.4
  • Service4.0
  • Atmosphere4.4
  • Cost performance4.5
  • Liquor/Drinks4.0
JPY 20,000~JPY 29,999per head

言葉を交わしたことのない隣の女性に愛を告白したらほぼ犯罪ですが・・

白くて、白くて、白い、江戸
前風鮨屋をプロデュースしさ
えすれば、3,4万取れると
信じてる、絶賛、思考停止中
の頭がちょっとアレな鮨職人
や鮨屋プロデューサーが跋扈
する中、こうして、天然とい
うか、自然というか、アース
カラーというか、若いながら
こういう店構えを頭に描ける
店主のセンスだけ見ても期待
に胸がふくらむというもので
す。

ポッと出の鮨屋が大繁殖中の、
ひょっとしてオワコン決定?
の東京を見限って地方巡業中
の身。

やはり、こういう店があるん
ですよ、地方には。
そして、僕的4大鮨処の1つ、
福岡には。


僕の脳内手帳にオンリストさ
れる日本中の鮨屋はいったん
さておき、全国から鮨通が集
う鮨王国福岡にあって、行く
ならココと狙いを定めたこの
店めざして本日もANAさんと
行く、ぶらり途中下車な鮨屋
探訪。

本日は福岡空港から割と近い
春日市まで。

この店が福岡の中心部で営業
してたり、東京の店だったり
したらと思うと。。

どうか、このまま、ちょっと
不便な場所にあり続けますよ
うにと祈らずにはいられませ
ん。

玄関から店までにいくつか段
差があるため、事前に、車い
すで行く旨、伝えておいたせ
いか、来店の時間10分前に店
に着いたら、お弟子さんが外
で傘さして待っててくれたみ
たいで、お気遣いに痛み入り
ながら入店。

昼の2部、午後2時という変
な予約時間にもかかわらず、
既にカウンターには10名が並
んでスタート待ち。

コロナ禍にあって、福岡のは
ずれの店にも関わらず、ずい
ぶんな人気です。

こちらもまぐろの仕入れは、
やはり豊洲のやま幸さん。

やま幸さん、もう全国制覇で
す。

ほぼ九州の魚を使いながら、
やっぱりマグロだけはやま幸
さんがいいと大将。

僕は、海苔と焼き魚は鮨屋が
一番だと思っています。
その中でも、この店の海苔は
どこ産なのか聞き忘れたんで
すが、当分、記憶から消えな
いかな。

有名店の多くの海苔は、噛み
ちぎることなく、

 『バリッ!』

と大きな音をたてて砕けます。

香ばしい磯の香りを撒き散ら
しながら。
この店の海苔は砕けません。
割れるんです。

この上なく美味しい焼き立て
のクロワッサンに歯をあてた
瞬間のように、

 『パリンッ!』

と、極薄のガラスが割れるよ
うな食感。

この日は、マナガツオを高温
短時間で揚げて海苔まきに。

表面がサクッとして中が熱々
でポワポワな白身を、繊細な
ガラスのような海苔で巻い
て大将から手渡し。

写真撮ってたら、熱くて落と
しそうになりましたが、歯が
海苔から白身に至る短い間に
重奏のように異なる食感がし
っかりと体に響くんです。

やわらかく香り高い脂質多め
の白身が、異なるリズムの食
感をまとって、まるで軽快な
三重奏が体の中を流れるよう
な、脳の深いところで感じる
旨さに、誰にも感づかれない
よう一人狂気しました。

僕の脳内美味しい料理ランキ
ングリスト、久々にアップデ
ートです。

大将には申し訳ありませんが
鮨をさしおいて、本日最高の
逸品となりました。

指で食べると料理はおいしく
なります。
なので鮨は必ず指で。

この海苔まきももちろん指で
つまんで繊細さと熱を感じと
りながら何度にも分けて囓る
と、、

食べものから授かる途方もな
い幸せを感じる瞬間。

ずっと続いてほしいと心から
願う頃にはもう現し世に。
だから、また来なきゃって思
うわけです。

わざわざ飛行機乗ってここに
来るために、この一品をいた
だくために、ちょっとがんば
っちゃおうかな、と思っちゃ
うような料理。

それをスペシャリテと呼びま
す。


はい、本日も卓越した人の技
が生み出す完璧なマーケティ
ングにしっかり落とされたの
でした(笑)。

そういや、20年以上も前、
恵比寿のお城で、

『この肉、手で食べちゃって
 もいいですか?』

ってギャルソンに聞いたら、

『ぜひ!』

って言われて、骨付きラムを
手づかみで食べたときもこん
な幸せ感じたな(笑)。

フィンガーボールとおしぼり
までささっと用意してくれた
あのギャルソン、親切だった
な(笑)。

やっぱり鮨屋とレストランは
最高の遊び場なのです。


言葉を交わしたことのない隣
の女性に愛を告白したら、ほ
ぼ犯罪ですが、鮨や料理に愛
をつぶやく分には、ただの可
哀想なオジサンで許されます
からね(笑)。

死ぬまでに、鮨以外に愛を告
白したくなるような女性が僕
の前に現れるんだろうか・・
(笑)。

ーー
読んでいただきうれしいです。
車いすで飛行機に乗って全国の
主に鮨屋をめぐっています。
まだ食べログを始めたばかりで
すが、いいね、フォローいただ
いた方々、大変、励みになりま
す。
ありがとうございます!
ご参考になればうれしいです。
ーー

━ バリアフリー情報 ♿ ━
エントランスから玄関まで、
いくつも大きめの段差があり
ますが、予約時に「車いすだ
ぞ」って伝えておけば、お弟
子さんにお手伝いいただけま
す。
僕は毎度、一人でうかがって
ますよ。

  • Kikuzushi - ヤイトガツオの皮炙り。 鮨屋のカツオはほんとうに色がきれいですが、これもまた。 幻のカツオとも呼ばれますね。 血が醸す鉄の香りは少ないんですが、全身トロとでもいうべきこの脂質。 関東ではまずお目にかかれませんが、九州の鮨屋ではこういうのが出るんです。 海苔醤油と旨いワサビで。 藁の燻製感と皮の下の脂がトロけて超絶美味い。

    ヤイトガツオの皮炙り。 鮨屋のカツオはほんとうに色がきれいですが、これもまた。 幻のカツオとも呼ばれますね。 血が醸す鉄の香りは少ないんですが、全身トロとでもいうべきこの脂質。 関東ではまずお目にかかれませんが、九州の鮨屋ではこういうのが出るんです。 海苔醤油と旨いワサビで。 藁の燻製感と皮の下の脂がトロけて超絶美味い。

  • Kikuzushi - 本日最高の逸品。 マナガツオの海苔巻。 久しぶりに僕の脳内美味しい料理ランキングリストがアップデートされた記憶に残る料理。 神様はサイコロを振らないのです。 計算され尽くした旨さ。 それにしても熱い!

    本日最高の逸品。 マナガツオの海苔巻。 久しぶりに僕の脳内美味しい料理ランキングリストがアップデートされた記憶に残る料理。 神様はサイコロを振らないのです。 計算され尽くした旨さ。 それにしても熱い!

  • Kikuzushi - サワラ。 きれいな色、上品な味わい。 鮨によくあう身質。 最初の握りにぴったり。

    サワラ。 きれいな色、上品な味わい。 鮨によくあう身質。 最初の握りにぴったり。

  • Kikuzushi - クルマエビ。 なんだこのフェラーリみたいなエビは! カッコよすぎだろ!

    クルマエビ。 なんだこのフェラーリみたいなエビは! カッコよすぎだろ!

  • Kikuzushi - 白子。 昆布の上で焼いてます。 ボッタルガをのせて、、ではイタリアンになってしまいますが、これは、焼きからすみです。 ネチッと粘着系でエロい舌触りが白子を一層エッチな感じに仕立ててます(笑)。

    白子。 昆布の上で焼いてます。 ボッタルガをのせて、、ではイタリアンになってしまいますが、これは、焼きからすみです。 ネチッと粘着系でエロい舌触りが白子を一層エッチな感じに仕立ててます(笑)。

  • Kikuzushi - サワラの和え物。 新鮮なサワラは、ほんとに美味しい。 料理でも鮨でもOK。

    サワラの和え物。 新鮮なサワラは、ほんとに美味しい。 料理でも鮨でもOK。

  • Kikuzushi - クエの焼き物。 焼いたクエは柔らかく口の中でくだけるので僕でも大丈夫。 ちょっと頭に近い部位で、コラーゲン的な味わいに酒、すかさずおかわり。 他のお客さん、みんなハシでがんばって食べてますが、僕は迷うことなく手づかみでガブリ、です。 そのほうが絶対美味しい。

    クエの焼き物。 焼いたクエは柔らかく口の中でくだけるので僕でも大丈夫。 ちょっと頭に近い部位で、コラーゲン的な味わいに酒、すかさずおかわり。 他のお客さん、みんなハシでがんばって食べてますが、僕は迷うことなく手づかみでガブリ、です。 そのほうが絶対美味しい。

  • Kikuzushi - 本日の一品目。 炙りカマスにコノワタソース。 一歩間違えるとひどい味になりかねないキワモノですが、料理人の手にかかれば逸品の酒肴。 これで、本日、どっさりと酒飲むこと決定。

    本日の一品目。 炙りカマスにコノワタソース。 一歩間違えるとひどい味になりかねないキワモノですが、料理人の手にかかれば逸品の酒肴。 これで、本日、どっさりと酒飲むこと決定。

  • Kikuzushi - クエの刺し身、ダメなんです。 身質が固くて、喉が細い僕には飲み込めなくてね。 なので、大将がサバに変更してくれました。 こんな色鮮やかなサバ、初めて見た。

    クエの刺し身、ダメなんです。 身質が固くて、喉が細い僕には飲み込めなくてね。 なので、大将がサバに変更してくれました。 こんな色鮮やかなサバ、初めて見た。

  • Kikuzushi - 新物イクラの茶碗蒸し。 皮が極薄で、漬けまくったイクラとはまったく別の味わい。

    新物イクラの茶碗蒸し。 皮が極薄で、漬けまくったイクラとはまったく別の味わい。

  • Kikuzushi - 店内観。 アースカラーの組み合わせがとても素敵で、手もとのスポットライトが一人ひとりの料理を美味しく演出します。 (写真はお店より拝借) いい感性。

    店内観。 アースカラーの組み合わせがとても素敵で、手もとのスポットライトが一人ひとりの料理を美味しく演出します。 (写真はお店より拝借) いい感性。

  • Kikuzushi - キス。 酢飯にすごくよく馴染む薄い身質と主張の強い食感。

    キス。 酢飯にすごくよく馴染む薄い身質と主張の強い食感。

  • Kikuzushi - アジ。 このアジは深みのある濃い味わいで素晴らしい。 目には見えないけど、香りの爆弾が隠してありました。

    アジ。 このアジは深みのある濃い味わいで素晴らしい。 目には見えないけど、香りの爆弾が隠してありました。

  • Kikuzushi - 赤身。 やま幸さん。 もう、安定の旨さです。

    赤身。 やま幸さん。 もう、安定の旨さです。

  • Kikuzushi - 中トロ。 やま幸さん。 僕には、十分大トロですが・・ 大トロ、あまり好きじゃないし。

    中トロ。 やま幸さん。 僕には、十分大トロですが・・ 大トロ、あまり好きじゃないし。

  • Kikuzushi - さば寿司海苔まき。 本日2回目の登場の海苔。 いやー、さば寿司、海苔で巻くか? でも美味しいから伝統やルールはこの際、忘れちゃう。

    さば寿司海苔まき。 本日2回目の登場の海苔。 いやー、さば寿司、海苔で巻くか? でも美味しいから伝統やルールはこの際、忘れちゃう。

  • Kikuzushi - 煮蛤。 この煮蛤はすごく切れのいい食感。 食べやすくてツメもくどくなくていい。

    煮蛤。 この煮蛤はすごく切れのいい食感。 食べやすくてツメもくどくなくていい。

  • Kikuzushi - ウニ。 手渡しで。 まぁ、こんなの美味しくないわけないじゃん。

    ウニ。 手渡しで。 まぁ、こんなの美味しくないわけないじゃん。

  • Kikuzushi - アナゴ。 これは見るからにダメかな。 この大将にして、この握りとは。。 「なんで??」って思わずにはいれない。

    アナゴ。 これは見るからにダメかな。 この大将にして、この握りとは。。 「なんで??」って思わずにはいれない。

  • Kikuzushi - タマ。「ギョク」って発音が大仰で好きではないので、僕は勝手に「タマ」と読んでます。 まぁ、極上で甘くてケーキみたいなタマ。 江戸前では定番ですが、僕はこれがあまり好きじゃないんです。 酒のつまみにならないし。 ふつーの卵焼きのほうが好きだし。

    タマ。「ギョク」って発音が大仰で好きではないので、僕は勝手に「タマ」と読んでます。 まぁ、極上で甘くてケーキみたいなタマ。 江戸前では定番ですが、僕はこれがあまり好きじゃないんです。 酒のつまみにならないし。 ふつーの卵焼きのほうが好きだし。

Restaurant information

Details

Restaurant name
Kikuzushi(Kikuzushi)
Categories Sushi
Phone number (for reservation and inquiry)

092-575-0718

Reservation Availability

Reservations available

※事前の予約をお願いします。

Address

福岡県春日市春日公園3-51-3

Transportation

8 minutes walk from JR Onojo Station 20 minutes walk from Nishitetsu Shirakihara Station

611 meters from Onojo.

Opening hours
  • ■ 営業時間
    12:00~
    14:00~
    18:00~
    不定期に20:30~も営業いたします

    【重要】2023年8月から営業時間が変更いたします
    (新)営業時間
    11:30~
    14:00~
    18:00~
    不定期に20:30~も営業いたします。
    なお既に12時からご予約されているお客様は今まで通り12時スタートで変更はございません。

    ■ 定休日
    日曜日
Budget

¥20,000~¥29,999

¥20,000~¥29,999

Budget(Aggregate of reviews)
¥20,000~¥29,999¥20,000~¥29,999

Check the distribution of amounts spent

Method of payment

Credit Cards Accepted

(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)

Electronic money Not Accepted

QR code payment Not Accepted

Seats/facilities

Number of seats

10 Seats

( counter only)

Private dining rooms

not allowed

Private use

OK

Non-smoking/smoking

No smoking at all tables

Parking lot

OK

Space/facilities

Comfortable space,Counter,Tatami seats

Menu

Drink

Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu),Wine,Particular about Japanese sake (Nihonshu)

Food

Particular about fish

Feature - Related information

Occasion

With friends/colleagues

This occasion is recommended by many people.

Location

Secluded restaurant,House restaurant