Official information
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Itaria Ryouriyoshikoshi
(イタリア料理 吉越)- Location：
- 博多南
- Categories：
- Budget：
-
- Fixed holidays：
- Sunday
Online reservation
Close
Restaurant information
Details
| Restaurant name |
Itaria Ryouriyoshikoshi
|
|---|---|
| Categories | Italian |
| Phone number (for reservation and inquiry) |
092-408-1989 |
| Reservation availability |
Reservation only |
| Address |
福岡県那珂川市市ノ瀬615 |
| Transportation |
5 minutes walk from Nakanoshima Park Kawasemi no Sato |
| Opening hours |
|
| Average price |
￥20,000～￥29,999 ￥10,000～￥14,999 |
| Average price（Based on reviews） |
￥10,000～￥14,999
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| Method of payment |
Credit Cards Accepted （VISA、Master、JCB、AMEX、Diners） Electronic money Accepted （Transportation electronic money(Suica)、Rakuten-Edy、nanaco、iD） QR code payment Not Accepted |
Seats/facilities
| Number of seats |
8 Seats |
|---|---|
| Private rooms |
Unavailable |
| Private use |
Unavailable |
| Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
| Parking |
Available We also have parking available nearby. |
Feature - Related information
| Occasion |
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|---|
●訪問回数1回
いやー感服しました。創作イタリアンとしては、私的には過去最高のお店です。
那珂川市の郊外 佐賀に抜ける山道の途中にあります。川のせせらぎが涼しげな、よき雰囲気の隠れ家レストランです。
メニューは、おまかせコースのみ（22000円だったか）
素材は、基本的に那珂川市や周辺の農家さんの素材を中心に使います。
技法的には、和や中華、フレンチの技法も駆使して、創作的な料理を創りますが、長年修業したイタリアンの基礎が中心にあるので、どの皿もきちんとイタリアンとして昇華させているのが素晴らしいと思います。
アミューズは、木の枝にぶら下がっています！！
熊本の岩牡蠣 とろろ昆布で巻いてペコリーノチーズを合わせた揚げ物と ピスタチオとエピスで風味付けしたトマト 京都の漬物うりとかぼちゃ
どちらも素晴らしい香りと食感です シャンパーニュに最高に合いそう
続いての冷前菜 冷たい蜆のソースの カッペリーニ キャビアオセトラ 削りたての鰹節、夏野菜や純菜が入って涼し気
麺をスープに落とし込んで、混ぜて食べます。
続いての前菜は芋の葉に隠れて出てきます
蒸し鮑と里芋と鮑、車海老 サルサベルデとバルサミコのジュレ 鮑は圧力釜で柔らかく仕上げられています。
バルサミコのジュレは、和の出汁が入っていて、土佐酢のような味わいになっていて驚きます。
そしてサルサヴェルデの香りと酸味がイタリアンに引き戻します
香味野菜と鳩（骨も焼いて粉にしている）のパウダーを使ったスープ
コーヒードリップにセットされて
上からかけるのスープは利尻の昆布だし
鳩の形は見えなくても、鳩の存在がドーンと出てくるスープです
鳩のもも肉コンフィ、茹でて蒸した、トルテリーニ（詰め物パスタ）オーストラリア黒トリュフ パルメザンチーズ、リコッタチーズ
中華のようで中華でない きっちりとしたイタリアンに仕上げています
香りがよく素晴らしい味わいです
続いての二品は手巻き寿司風カチョエペペ （パルメザンと黒胡椒のリゾット） 鳩の胸肉とレフォールと山椒
次は胡瓜を入れて
フォンドボートとシェリー酒、シェリービネガーも入っているソースにつけて食べる
このソースが酸味が入った穴子の詰めみたいな感じで素晴らしかった
バターはホイップバターでほのかな塩味が素晴らしくパンが進む
パンは地元のパン
料理に合わせて塩分など調整してもらっているとのこと
粉の香りがよく美味しい
レストランをやるときに、地域に根付いた店をやりたいということで、なるだけ地域の農作物を使ったり、パンも地元のパンを使ったりしているそうだ。
甘鯛のパイ包み スープ仕立て
大根を桂むきしてゆずパウダーと煮込んだものパプリカとタイムなど香草を刺してその上からマグロ節の1番だしをかける
パイの香りとスープの香り、素材が交じり合って、複合的な味が素晴らしかった
牛ヒレ（A4）大根赤ワインとエシャロット卵黄、澄ましバターのソース付け合わせはアスパラといんげん豆、塩釜玉ねぎ
これも玉ねぎは地元の農家さんの無農薬無肥料のもの
牛ヒレの火入れが素晴らしく、ソースもまろやかで大変美味しい
スパゲッティ アラビアータ
シンプルイズベストの味わい
最後に来て 古典とは恐れ入る
バランスが素晴らしく美味しかった
本わらび餅 黒糖のソースときな粉と胡麻のパウダー
黒糖のジェラート
焼き菓子
シェフはリストランテＡＳＯさんで長年修業されたベテランです。
和の出汁や技法を使うのが目立つが、複雑なイタリア料理として見事に昇華させていて、単なる地産地消の素材系高級レストランとは一線を画すお店だと思いました。
福岡市内から少し遠いですが、ぜひ行かれてください。
ＰＳ 入り口の駐車場がやや入りにくいので暗いときはご注意ください