Restaurant name |
Udon Shisei
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Categories | Udon、Donburi |
0942-45-5577 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
福岡県久留米市新合川2-6-7 |
Transportation |
1,175 meters from Kurumedaigakumae. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Private dining rooms |
not allowed |
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Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Occasion |
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パチンコ屋さん併設のお食事処となると、どうせ休憩中にカッコむような、味は二の次なイメージが漂いますが、同店『うどん至誠』さんは違うような気がしました。
そんな同店『うどん至誠』さんは国道210号線の『ゆめタウン 久留米』さんがある交差点の、そのショッピング・モールと斜向かいにある『EVO3』なるパチンコ屋さんの真横にありますが、専用Pからして別みたいなんで、よくあるパチンコ屋さん内の同系列なうどん屋さんではないようです。
もっともワタシが伺ったとき、そんな折角の専用Pに工事現場でお馴染みのコーンが置かれてる。
お店にゃ暖簾が掛かってるし、出入りもあったから開いてるのは確実なものの、コーンがあるから駐められない。
〝別んとこでもいいか〟
パチンコ屋さんだけにメガPだから、同店のじゃなくても空きに駐めようとしましたが、かなり人気のようで1台たりとて空所がない。
仕方なく、いったん同店に車を寄せ、暖簾をくぐると、いきおい男性従業員さんから
「先に食券をお求めください」
って注意されたものの、それよりも、
「すいません、あのコーンのとこ駐めちゃダメなんですか?」
と訊くやいなや
「コーン?」
となり、まさに『やってもうた!』顔になった男性従業員さんはダッシュで店外に飛び出し、コーンを片付けはじめました。
〝有難うございますぐらい言えよ?〟
そうワタシは口を窄めましたが、ってまあ、男性従業員さんにしたら大ポカでしょうから、逸早く自分自身のミスを隠したかったのは分かりますんで、仕方ないっちゃ仕方ない。
もちろんオープン前にコーンを片付けとなきゃいけないのに、すでに時間は14時過ぎ、結局その日のランチタイムはほぼ専用Pなしになっちゃったわけですからね。
もっとも、今こうして書いてるからといって、その男性従業員さんの上司も怒らないであげてくださいね、過ぎたことですから。
で、やっと駐車でき、言われたように最新型タッチパネル式券売機にて
『ごぼう天うどん 470円』
を購入しました。
で、この券売機が入って目の前にあるのは分かりやすくて良いんですけど、そこで悩む人がいらっしゃると出入口付近なもんで渋滞となり、しかも女性従業員さんも横で待ち構えてたりするから、ちょっとゆっくり選べないのが難点っちゃ難点でしょうか?
ってまあ、たぶん据え置きだろうから今更どうにかなるというもんでもないんでしょうけど。
店内は、2人掛けテーブル席が14卓のうち4卓が2卓ずつ引っ付けられ4人掛けテーブル席になってて、壁向きのカウンター7席もありましたが、そのときは写真のように開店祝いの胡蝶蘭で満席になってました。
やや照明は抑えめで落ち着いた雰囲気があり、スタイリッシュで、ちょっと失礼ながら従来のパチンコ屋さん併設のお食事処っぽさは微塵も感じられないでしょう。
とはいえ、その手の輩が集団で入ってきたら分かりませんが、まあ、最近はパチンコじゃなくアミューズメントな時代ですから、昔のヤサグレ感がある連中もお墓に入ってるでしょうしね。
〝ああっ、別皿なんね〟
写真のようにごぼう天は別皿での提供で、言うまでもなくスメに浸ってない分、カリっと天ぷら本来の軽い歯応えも愉しめるから嬉しい。
〝ふうむ、カツオかなあ?〟
ワタシのバカ舌サーチによるとメインはカツオ出汁のようで、昆布が殆んどな西日本では希少?
って、むろん西日本でも太平洋沿岸部はカツオが主でしょうし、同店のスメにしても昆布ダシは感じられますが、それよりも強く感じられるのは?って意味ですから、あしからず。
他に節系っぽい酸味もあるけど、言うまでもなく何かまでは分かりません。
〝ううむ? 微妙やね〟
そして麺は、表面はモチっとした筑後うどんっぽさはあるんだけど、ほんの少し文字通り『粘り腰』があるんで、ちょっと讃岐を感じさせなくもない。
そんな微妙な線上にいるような感じがしました。
って、まさに小麦色で香りも強いから自家製麺っぽいんだけど、ならば太さが均一なんで機械切りか、多少スメのカラみが弱いのが残念でしたね。
手切りだったら別の次元に行けちゃうんだけど、なにぶん面倒臭いし、現状でも良い麺にゃ違いないですから。
ごぼう天は見た目通りカリっと小気味よく揚がってて、まるでお菓子みたいに軽くて食べやすいし、長いけど細めだから、お子様でも大丈夫そうです。
もっとも、大人なワタシにゃ少しだけ物足りなさもあったかな?
ですから総括しますと、何度も書いてパチンコ屋さんには恐縮ながら、付設のお食事処の域を軽く脱した本格的なうどん屋さんで、個人的な好みを棚に置いとけば、上から目線ですけど中々の良店だと思いました。
● 個人的 食べログ 評価点・・・3.6