Restaurant name |
Genkai Zushi
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Categories | Sushi |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0942-73-3875 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
福岡県小郡市小郡132-2 |
Transportation |
甘木鉄道小郡駅より歩いて1分(北側) 58 meters from Ogori. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥4,000~¥4,999 ¥1,000~¥1,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥1,000~¥1,999
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Method of payment |
Credit Cards Accepted (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
40 Seats |
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Private dining rooms |
OK For 10-20 people |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK 8台 |
Space/facilities |
Counter,Tatami seats |
Drink |
Japanese sake (Nihonshu),Japanese spirits (Shochu) |
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Food |
Particular about fish |
Occasion |
With family/children |Date |Business |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant,House restaurant |
With children |
Kids are welcome |
この「玄海鮨」さんに至るまでの道のりたるや…そもそも去年末、仲間ウチの酒席をコチラでと考え、一度自分で行ってみようと思った時期に遡ります。
いや、本当ならもっと早くにと思っていたんですが、フォローさせて頂いているK様が「玄海鮨に行くなら、バッテラ、シメサバを食べないと…」とおっしゃる。
私、締めたサバを苦手としております。
お寿司は大好きです…ただ、牡蠣や赤貝は食べられない、雲丹やイクラ、シメサバは苦手、マヨネーズもダメ。あ、納豆も。
特にランチとかセットの場合、先に確認して避けてもらうしか無いんです。
「他のネタに変えるか、無理なら出さないで結構です」とお願いするんですが、職人さんからしたら、「そんだけ苦手が多いのに、寿司を食うんだ」みたいな受け止めになるかと思います。
1人でお邪魔して、玄海鮨さんでどう振る舞う? ダメなもの、苦手なものをそのまま食べる? それとも、失礼を承知でアレコレ言うか?
悩みます…で、年末に予約を入れようとして2回振られ、持ち帰りも忙しさで振られ。
そうなると、逆にどうしても行きたい。これは行きつけにされている、K様のお力にお縋りする他ない!
そうしましたら、何と予約が取れまして、昼間に2人並んでカウンターということに。
これ、一応書いときますが、K様はアテンダーではございません。リテラシーがある方なら当然ご理解されるとは思います。
しか〜し、ご本人からお聞きしたところによりますと、何の面識も無い方から突然、「◯◯の予約を取ってください」というメッセージが送られてくるとか…怖っ!!
私が口コミを書いたことによって、更なる被害の拡大が予見されますので、そういった「常識知らず」な行為は厳に慎まれますよう…
当日、45分前にお店近辺に着きまして、あまりに早いので、コンビニをウロウロ…そうしますと約束の20分前にK様から着信。
もしや、何かのトラブルか?
「何しとんじゃコラ〜、ワシゃもう着いとるど! どこウロついとんじゃ!! ボテクリこかしてちっごがわ(筑後川)にホタクリ投げっぞ!」
「あぁ、すみません! 直ぐに向かいます!(◎_◎;)」
というやり取りがあったとか、なかったとか…
入り口に着いたら不思議な表示…「本日終了」!
あれ?と思ったら但し書き、「予約で一杯です」。中に入ると、レジカウンターに品の良いお姉様、予約名を告げましたら右手にご案内。
あ、おわしました、K様です。カウンター奥で、怒りの形相にて手を挙げてある(実際は、「にこやかに」です)。
「すみません…早いかなと思って…」などとお断りを入れまして、早速注文です。
迷わず、上にぎりランチ(茶碗蒸し・サラダ・味噌汁・デザート付き)1870円。どうやら苦手なものを先にK様からお知らせいただいたようで…ただ、雲丹もイクラも今日は頂きます。シメサバもね…
苦手ではあるんですが、旨い店は旨い。こればっかりは喰わないと分からない。
サラダのマヨは、見事に「抜いて」ありました。ありがたや。さっぱりしたドレッシング、軽く振られた粉チーズが良い塩梅で。
茶碗蒸しも値段に見合わずしっかりした味わい、具もしっかり入っております。アサリの味噌汁も美味しい…
さて、メインの登場です。K様のご配慮にて、「玄ランチ」の写真も撮らせていただきました。
しかしねぇ…これ、値段を間違えてないですか? 単純に盛り込みが美しいだけでなく、充実を超越した内容なんですけど。
いくらランチでお得とは言え、寿司だけで値段を超えてますよね? 控えめに言って、あと600円くらいは取っていいような…
見栄えの良さに期待感がグッと増します。
さて、右の(左へ受け流さず…)雲丹から。臭み無し!旨い、甘い。良き良き。ツンとくるわさびでなく、爽やかな辛味と香り…
イクラ、コチラもまぁ! あっさりした下味が抜群に良し。これなら全て安心して食べられる。多分、嫁さんでも、この雲丹とイクラなら大丈夫!
海老も旨い…ここでカウンター内のご主人を見ますと、皿をずらっと15枚くらい並べて、手際良くランチのお寿司を仕上げてあります。
所作に無駄なく、しかも丁寧。今まで見た職人さんの中でも静かで抜群に早い!
ランチのラインナップを確認してから追加をば…活アジ330円、サバ(酢締め)275円、穴子(炙り)330円を、先ずはお願い致します。
活アジって書きましたが、メニューではアジです。何で「活」って分かるのか? K様が、「ほれ、あそこ」って促した目線の先で、生け簀から生きたアジを取り出す様を見まして。
丁度、最後の中トロに手を掛けるタイミングでご提供されます。忙しいけど見てる。
穴子の炙りからいただきます。色んな鮨屋で食べて来ましたが、この穴子、絶品です。塩梅が丁度良く、身解けの具合も素晴らしい。
この瞬間、「嫁さんに穴子の押し寿司は持って帰ろう」と思いました。
さて、シメサバです。覚悟を決めて口に入れる…旨い! 旨いやん。酢の加減が素晴らしい。脂の甘みもしっかり感じます。
何だったんだ? 昔喰った奴らは…
ここで〆の追加を…イカ275円、トロ鉄火巻880円と致します。私はイカが好きなんで、セットにあったとしても〆には必ず頼みます。
鉄火巻も大好きでして、これも大体〆にお願いする癖があります。
活アジ、コリっとした食感、旨味、どれを取っても素晴らしい。
会話と共に幸せな時間が流れていく…昨日、「呑むなら付き合うけど…」って聞かれて、「いや、もうお付き合い頂けるだけで申し訳ないですから、お酒は呑まないことにします」とか言わんのきゃ良かったわ。
呑みて〜〜 ( ´△`)
メニュー見ながら、「持ち帰りの注文って、今やってもいいんですかね?」ってK様に聞きましたら、「あ、◯◯ちゃん(嫁さんの名前)の穴子やったら、先に頼んどるよ。穴子好きやったろ? 押し寿司と穴子の炙りと穴きゅうの細巻き」
呆然…何て心の広いお方だ…まさかそんなご配慮まで。
「え?あ? すみません…ありがとうございます」としか言えない。
次のオフ会の話などしながら、K様のツンデレ(かんぴょうとわさびの細巻き)を1ついただき、トロ鉄火巻も頬張る。
黒々として艶がある、良い海苔です。口に含んだ瞬間に「パリパリ」っと軽い音がします。
イカはしっとり、ネットりした食感。ふんわりした甘みがあり、非常に宜しい。
女将さんにお会計と自己紹介を済ませまして、「次は嫁さんを連れてお邪魔します。宜しくお願いします。」とご挨拶しました。
持ち帰ったK様からのお土産、先ずは嫁さんがいただきまして、それはニコニコと(感謝しながら)食べておりました。
食べ切れないほど量が多い…残りは息子の胃袋へ。
「こんな良いもん…旨いもんを食べたったい。今度帰って来た時は連れてって。」
「お前がせめて1ケ月前にスケジュールを教えてくれたら予約できるかも…それくらい人気のお店やけん」
「いや、そんなら努力する」
「金を払う」とは言わん奴やなぁ…
口福、口福…
ご馳走様でした。