Restaurant name |
Ru Toa Do Pari
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Categories | French |
Phone number (for reservation and inquiry) |
0572-24-3601 |
Reservation Availability |
Reservations Only
予約の受付は16:30〜17:30 |
Address |
岐阜県多治見市若松町4-28-23 若松ビル 1F |
Transportation |
車 1,256 meters from Tajimi. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget |
¥6,000~¥7,999 ¥4,000~¥4,999 |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥6,000~¥7,999¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
24 Seats ( カウンター2席、テーブル20席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
OK |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
OK |
Space/facilities |
Stylish space,Comfortable space,Wide seat |
Drink |
Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Secluded restaurant |
Service |
Extended party hours (more than 2.5 hours),(Surprise) Party accommodations |
With children |
Kids are welcome |
Remarks |
シェフお一人のお店なので、出来る限り事前予約をお願いします。 |
岐阜県多治見市若松町にあるフレンチのお店
■ミシュランガイド東海2019プレートで掲載されてる
■オーナーシェフの小田川光氏の略歴
1949年(現在74歳)長崎県出身
東京のレストランで4年勤務した後
スイス、フランスで10年以上修行され
フランスではミシュラン三ツ星レストランの
立ち上げに関わっている
1984年にこの店をオープンされた
■ワンオペで料理、給仕の作業されており
ランチ、ディナー共に
2組までのお客しか予約を取られない
■自家菜園での採れたて野菜を料理に使われている
◆
今日は多治見市にある発注元の支店で
白鳥町での鉄塔土間コンクリート工事の
着工打ち合わせがあった
多治見市にはあまり良い想い出が無いので
ホントは来たくはないんだけど❔(笑)
(過去ログ参照)
2日前に元請けさんからこの日に打ち合わせがあると
電話があったので多治見市のフレンチで検索し
ミシュラン掲載だったので電話予約を入れてみた
もしかしたらもっと早く予約を入れないと駄目かも❔
とは思ったけれど、普通に予約も完了できた
■ドレスコードはない
当然予電話予約時に尋ねてる❔(笑)
そりゃあ作業服で行って追い出されたら
マズいからねえwww
◆
木曜日11:20頃、駐車場に到着
■駐車場
お店の前に2台ある
お店の両隣(西、東)にも停めて良さげだけど、、、
駐車場は尋ねて無いので詳細が分からない
11:28、お店に入店する
声掛けすると厨房からお爺さんのシェフが出てみえて
一番奥のテーブル席に案内された
この服装に全く驚かれる様子は無い❔(笑)
店内は整然としていて年代を感じるけれど
いかにもフレンチに来たなあと思える洒落た雰囲気
テーブル席ばかりとなる
もう1組のお客は高そうなBMWに乗ってきた
金持ちそう❔なご夫婦
シェフよりもこちらの客の方が
こちらの服装に驚愕している❔
作業服でミシュラン掲載のフレンチに来るんかい〜
みたいな(笑)
今日はこのお客の奥様の誕生日らしく
ケーキに名前を入れてくれたり
ハッピーバースデーのBGMを掛けてくれたりと
演出もしてくださる
お店でメニューは拝見する事もなく
電話で2段階のメニューがあることを告げられ
5,500円、7,500円のコース料理から
●コース料理 7,500円
ノンアルコールワインは在庫がなくて
●ブラッドオレンジジュース 400円
小計 7,900円
■総額にサービス料10%が付く ので 790円
合計 8,690円
を注文している
■3,500円のランチコースは現在無いのかもしれない❔
▶コース料理 7,500円 の内容
料理提供時の皿を置く時の音の大きさ
水をこぼされても気が付かれない
ことが気になったけれど
ご老齢で料理までこなすワンオペなので
仕方ないのかもしれない
◯ブラッドオレンジ
100%のジュースで
爽やかな苦みと酸味、ほんのり甘味が美味しい味わい
▷前菜
◯ブルガリア産フレッシュフォアグラの
ブラックペッパー、はちみつソース掛け
どうやらこの料理はこのお店のスペシャリテらしい
フォアグラはほぼ完全に火が通ってた
大き目なフォアグラの円やかさ
ブラックペッパーが効いてて
深みあるはちみつソースの甘みとの相性が良く
これは美味しいよねえ❕
付け添えの甘味あるマスカットとの相性も良くて
これはワインと合うだろうねえ♪
◯フランスパン
薄めにスライスされていて結構な量があるねえ❕
普通のお店の3倍位はあるんじゃないか❔
外はカリッカリで
中は多少モッチリ感のある美味しい味わいのパン
だけど味わいに多少古っぽさを感じる
変質してる味わいがしてるのは凄く勿体無いなあ
これはこれを読まれた時点で
すぐに改善できることなので大きな問題ではないけど
このパンと
このパンを使われているであろう仔羊のパン粉だけは
僕的にはあんまりな感があった
▷前菜2
◯ノルウェーサーモン
旨味シッカリなサーモンにオリーブオイルとバジル❔
な味わいのソースが掛けられていて爽やかに頂ける
◯穴子のゼリー寄せ
キャベツ、穴子、海老のゼリー寄せとなる
旨味の中にハーブの爽やかさもあり
これも美味しくてワインに合いそうな味わいだよねえ♪
◯サラダ
これもオリーブオイルと
ほんのり甘みある味わいのドレッシングで美味しい
▷魚メイン
◯岡山県産のサンマと帆立
スーパーでサンマを見た時に
「フレンチにサンマはどうなのかなあ❔」
と思われたけれど
とりあえず買ってみて料理されたと話されていた
畑で取れたフレッシュバジルと
セルフィというハーブを使用したソース
自家菜園の野菜を使ってる
塩味の効いてるコンガリと皮目の焼かれてる
香ばしいサンマと帆立がバターのコクと酸味
爽やかな味付けのトマト、菜っ葉か載せられている
サンマの強めな味わいを上の野菜が中和、爽やかに食べさせている
これも絶対にワインと合うだろ〜❕的な
美味しい味わいだねえ♪
塩茹でされてるシャキシャキ食感のアスパラ、
オクラとの組み合わせもいい感じ♪
この重みある料理に合わされてるのが
サックサクに焼かれてる大きめなパイとなる
この食感と味わいが軽やかで
バランスが取れてるよねえ♪
▷肉メイン
◯子羊
ニュージーランド産子羊の肩ロースを
パプリカ粉とパン粉付けをしているとの説明
下にはトマト、ズッキーニ、
菜っ葉が煮られてる品となる
子羊は香ばしくカリッと焼かれ
これもブラックペッパーが効いてて
香ばしく旨味ある味わい
赤ワインの爽やかさ
軽く酸味のあるブイヨンで煮込まれてる
真ん中にはポテトをペーストにして焼かれた品と椎茸、しめじの焼いた品
この付け合せがまた子羊に合ってるよねえ❕
ただこのパン粉にも
フランスパンの古さな味わいを感知してしまう
凄く勿体無い味わいだねえ
▷デザート
フランスのペルノー酒のカクテルソース❔
自宅の庭で育ててる栗の木の実を使ったマロンケーキ
りんごのタルトタタン
東濃の蜂蜜を使ったアイスクリーム
栗のクレープ
との説明
バナナのコンポート入のはちみつアイス
甘くてよ〜く煮込まれてる美味しいアップルパイ
栗の実とお上品な甘さと味わい
口溶けの柔らかさの栗のムースケーキ
付け添えは
自宅で作られてる栗の実を使った
多少硬めに煮られてる栗の実
パイの中には先程の栗とカスタードクリーム、チョコレートソース
ラム酒の心地よい大人で複雑な味わいで美味しい❕
良く熟してる柿をスプーンでくり抜いてる
◯コーヒー
苦み、酸味が強めでストロングな味わい
抽出してから経過してる味わい
◯小菓子
オレンジピールをチョコレートコーティングされてる
オランジェット
シッカリとしてるラム酒の芳醇な香りと
オレンジピールの爽やかな味わいが良いよねえ❕
レーズンケーキもラム酒が効いてて美味しい
■支払いは現金のみ
入店時の服装はドカチン服
対応はご老齢のオーナーシェフのワンオペとなる
食事が終わるまでシェフと話をすることもなく
当初は淡々とした対応に思えた
食事が終わったあと
「シェフの写真を撮らせていただけませんか❔」
と尋ねてみたら
「僕は写真が凄く苦手なんですよ
フランスでの写真も1枚もありませんから、、、」
それから31分間、シェフが
フランスに修行されてた時の話をお聞きしてた
■話した内容
フランスとの交流が始まって、第一弾の交流団で渡仏
交流団の後輩には石鍋裕シェフや三國清三シェフがいて
フランスから早く帰ったシェフがもてはやされ
大御所と呼ばれるようになったと話されていた
10年以上、フランスで修行されたあと
このお店を始められて
今年で38年(計算では39年)経つ
フランス版ミシュランガイドで三ツ星を獲られた
小林圭シェフの話もされていた
日本人がフランスで三ツ星を獲るには
料理の腕だけではなく、考え方
信念の持ち方も重要だとも話されていた
いろいろと楽しい話が聞けた
気分の良い食事の時間を過ごさせて頂き
ありがとうございました!
(2023/10/21)