Restaurant name |
Man kichi(Man kichi)
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Categories | Sushi、Japanese Cuisine |
Phone number (for reservation and inquiry) |
082-244-8110 |
Reservation availability |
Reservations available |
Address |
広島県広島市中区胡町2-23 うえだやビル2F |
Transportation |
広電銀山町電停から徒歩3分 105 meters from Kanayama Cho. |
Opening hours |
Hours and closed days may change, so please check with the restaurant before visiting. |
Average price(Based on reviews) |
¥5,000~¥5,999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted |
Number of seats |
10 Seats ( カウンター10席) |
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Private rooms |
Unavailable |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables 店の外(入口)に灰皿あり |
Parking |
Unavailable |
Space/facilities |
Counter seating |
Drink |
Sake (Nihonshu),Shochu (Japanese spirits),Wine |
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Occasion |
This occasion is recommended by many people. |
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Location |
Hideout |
広島市中区の胡町にある、こちらのお店は恐らく私が初訪までに最も電話で断られたお店です(^_^;)
何度断られても、不死鳥のごとく立ち上がり続け、ある初夏の日ようやく予約を取り付けることができました!
…なんて、いささかオーバーではありますが、ブックマークで2年は温めていた「鮨 まんきち」に念願叶い訪問の運びとなりました( ´ ▽ ` )ノ
雑居ビルの2階にお店はありましたエレベーターもありますが、階段をテクテク上って到着です。お店に一歩入るとすぐ上り框になっており、そこで予約した旨を大将に伝えつつ、靴を脱いでお座敷の店内へ。席は調理場を囲む掘りごたつのカウンターのみですが、広々としていて寛ぎやすい空間ですね♪
メニューは3000円のコースメニューオンリーなので悩む必要はありません。生ビールで乾杯し、料理が出てくるのを待ちましょう。
最大定員が8名までで本日も満員御礼!一人で切り盛りされているので少々料理の提供に時間は掛かります。その間、大将の無駄のない調理の動きを肴にビールを頂くのも悪くないもんです(-_^)
最初に出てきたのは「鰹のたたき」です。玉ねぎスライスの上に大きめにカットされた鰹のたたきが乗せられていて、大根おろしが添えられています。玉ねぎスライスの分量が多く、サラダ替りでもある一品のようです。鰹をパクリと行くとこりゃ旨い!丁度、初鰹が良い頃…しっかり脂が乗っていますね!
続いては「鶏と筍の煮物」。筍はシャクッとした食感を残しつつ柔らかい…火の通り加減は文句なしですね。鶏肉もホロホロの一歩手前の柔らかさ、そして何より柔らかなダシの味わいが良いですよ~(≧∇≦)
この辺りで焼酎にチェンジ!ラベルは「まんきち」さん仕様になっていますが、麦焼酎の「酔神の心」ですね!すっきりした癖の少ない飲み口は繊細な和食の味わいを存分に楽しませてくれそうです♪
ここで「天ぷらの盛合せ」が出てきました。海老のシソ巻に、玉ねぎ、茄子、椎茸、カボチャ、ヤングコーンの5種…サクサクの衣、野菜たちはどれも素材の甘みを感じます。海老はプリッとしていてこれまた良いですね!
そして、ここで出てきたのは、何といささか乱暴に盛り付けられた感のある「冷やし蕎麦」です…。寿司屋で蕎麦?!∑(゚Д゚) もしかしてお客さんが多いので既成のものでも放り込んだんでしょうか…と思いつつ、ダシが掛かっていない蕎麦をかじってみると…お!!風味がスゴク良い!忙しそうな大将に「この蕎麦ってメチャ旨いんですが、大将が打たれたんですか?」と聞いてみると「そうなんです。」と少し恥ずかしそうに答えてくださいました。細くピンとした蕎麦は口当たりも良く、正直その辺のそば屋では太刀打ちできないほどの美味しさでした!いや寿司屋ですよねココ?!
驚きの蕎麦を頂いた後は、滑らかな仕上がりでダシがしっかりと効いた「茶碗蒸し」…こちらのそこにはベーコンが入っており、底に食べ進んで行くほど洋風な味わいに変化してきます。こんな遊び心も楽しいもんですね♪
さあ、いよいよお寿司です。最初はイカからですね。見慣れない仕上がりですが、イカを薄く細く、少し短めに切ったものがシャリに乗せられています。パクリといくとイカの甘味が口一杯に広がり幸せ満点!そしてこれだけ細く切っても、イカのコリコリした食感は健在ですよ♪( ´▽`)
シャリは本当小さめで女性でも簡単に一口で頂けます。口に入れた時のほぐれ具合が何とも良くて、少しだけ酢が強めで爽やかな感じなのが特徴ですね。
続いて鯛。細やかに包丁で切れ目を入れ、醤油を塗り、柚子を振ったもの…しっかりした仕事ぶりは低料金を反比例しています。これも良い塩梅に旨みが出ていてグー!この後も大将がタイミングを見ながら、甘エビ、タコ、貝柱と提供してくださいますが、どのネタにも丁寧に手を加えられていますし、何より美味しい!
間に魚のダシが効いた味噌汁を挟んでから、カンパチ、穴子と…穴子は他のネタよりも大きめ。ふっくら柔らかな美味しさは、うなぎ君を超越していますよ♪
〆はかんぴょう巻と玉子…これで終了なのが何だか寂しい気分になります…なんて思いながらも、これも美味しく頂いてご馳走さまでした( ´ ▽ ` )ノ
大将が落ち着いたところで、あがりを頂きながらお話しを聞いてみると、もともとは「神〇川」で修行をされたそうです。なるほど繊細な料理の味わいに納得です。そして蕎麦についての疑問もぶつけてみたところ、お蕎麦屋さんでも修行を積んだことがあるということでした。疑問解決です!
しかし3000円でこの内容はリーズナブルすぎます。お昼も予約をしておけば、開けてくださるそうなんで、今後接待とかでも使えそうです。「また来ま~す!」と挨拶をして大満足でお店を後にしましたが、当日予約はほとんど不可能な「まんきち」さん…今度はいつ来れるかな(^_^;)