Restaurant name |
Hanachan
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Categories | Okonomiyaki |
082-245-5888 |
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Reservation Availability |
Cannot be reserved |
Address |
広島県広島市中区大手町3-2-15 |
Transportation |
94 meters from Chuden Mae. |
Opening hours |
Business hours and holidays are subject to change, so please check with the restaurant before visiting. |
Budget(Aggregate of reviews) |
¥2,000~¥2,999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Accepted |
Number of seats |
24 Seats |
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Private dining rooms |
not allowed |
Private use |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Occasion |
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Service |
Take-out |
お好み焼の持帰りをしたく、電話注文。
お好み焼は、「広島焼き」なるものと、「関西焼き」なるものとに大別されている。
「広島焼き」の「そば・肉・玉子」(700円)・「そばダブル」(200円増)・「野菜ダブル」(150円増)をお願いした。受取り時刻の指定は、繁忙中でなければ15分後から可能。
指定時刻2分前にお店に赴いた。そのとき調理は最終段階。マヨネーズと紅生姜の要否を問われ、紅生姜のみ載せていただいた。
消費税率が異なる店内飲食と持帰りの税込価格が統一されている模様。マクドナルド同様、税抜本体価格のほうに店内飲食と持帰りとの差をつけているのであろう。そのかわり、容器代金は不要のようだ。1,050円を支払った。
ホテルの客室へ持帰った。
割箸と、カープソースの小袋が添えられていた。
色々な食材が重層構造を成す広島の標準的なスタイルのお好み焼だ。上から順に概ね、胡麻、青海苔、ソース、薄焼玉子、そば、豚肉、天かす、もやし、キャベツ、薄焼生地、といったようなもので構成されている。
躯体は、圧し固められたというよりは、空隙を保持したふっくらとした印象。
薄焼玉子は、人為的に大きくは展ばさず、突き崩した玉子に本体を載せて圧し潰すという自然に任せる展ばし方だったのだろうか。
そばは、中太の中華麺。縮れなし。生麺ではなさそうな感じ。ソースで下味が付けられている。一部表面に焦げ目あり。それでいてカサカサ、パサパサした様子はなく、むしろしっとりソフト。
もやしは、細もやし。ひげ付きならではの風味の濃さがある。
キャベツは、概ね中太切り。一部粗目。十分に蒸焼きにされている様子。半透明で綺麗。潰れたり萎んだりしておらずジュクジュク感やスカスカ感はない。形状を保持してシャクシャクとした小気味よい歯触りを与えつつ、柔らかさ、瑞々しさ、旨みも忘れない、といったような状態。
キャベツの表面には昆布粉かなにかが振られているのだろうか。これがまた非常にキャベツをおいしくしている。
底面の土台の薄焼生地は、サイズが小さめに感じられるが、モチモチ感と香ばしさとで気を吐いている。
そばダブル、野菜ダブルのおかげで、食べ応えも十分。しかも理屈では体積が大きいほど蓄熱量は多く、熱を逃す表面積は相対的に小さくなるから冷めにくい。たしかに持帰りにしてはかなり熱々の状態でいただくことができたと思う。持帰りはなるべく大盛にするのが良いのかもしれない。
このお好み焼の脂っ気には良き節度があり、大盛でも最後までくどさを感じることなくおいしくいただいた。