Restaurant name |
Tekka
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Categories | Okonomiyaki、Teppanyaki、Izakaya (Tavern) |
Phone number (for reservation and inquiry) |
082-233-8291 |
Reservation Availability |
Reservations available |
Address |
広島県広島市中区本川町2-4-14 |
Transportation |
広島電鉄 本川町電停下車 徒歩2分 113 meters from Honkawa Cho. |
Opening hours | |
Budget(Aggregate of reviews) |
~¥999~¥999
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Method of payment |
Credit Cards Not Accepted Electronic money Not Accepted QR code payment Not Accepted |
Number of seats |
42 Seats ( カウンター6席、テーブル36席) |
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Private dining rooms |
not allowed |
Non-smoking/smoking |
No smoking at all tables |
Parking lot |
not allowed |
Space/facilities |
Comfortable space,Wide seat,Counter |
Drink |
Japanese spirits (Shochu) |
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Occasion |
With family/children |Alone |With friends/colleagues This occasion is recommended by many people. |
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Service |
Take-out |
With children |
Kids are welcome |
The opening day |
2013.3.1 |
夜、一人で訪問。
もっとも出入口寄りの調理用鉄板台に面したカウンターテーブル席に通された。ちなみに、鉄板に面しているカウンターテーブル席は4席ほど。お店の奥にはテーブル席がある模様。
お店は、ご主人らしき中年男性と従業員らしき女性のお二人態勢。
お店の性格は、居酒屋が主でお好み焼は従というところだろうか。
・「瓶ビール」(550円)
選択肢はアサヒとキリン。キリンをお願いするとキリンラガービール中瓶が出された。
・「肉玉そば」(700円)+「ねぎ」(100円)
お好み焼をこのように注文。
男性が調理。
本体は、鉄板に生地を薄く円く展ばし、魚粉ともう一種の粉を振りかけ、キャベツを載せ、魚粉と他二種の粉を振りかけ、霧吹きで何かの液体を噴霧し、ブラックマッペらしきもやしを載せ、天かすを載せ、豚肉を載せて構築。そのまま触らず正位での加熱時間を置く。
そばは、磯野製麺の生麺らしきそばを、テボに閉じ込めず泳がせて1分半ほど茹でる。この間に、正位のまま加熱していた本体をひっくり返す。茹で上がったそばを、平笊で揚げ、湯切りをほとんどせずに鉄板上へ移す。その着地点は、ひっくり返された本体にピッタリ寄り添う位置。そしてそのウエットなそばの塊をひき延ばし、円盤状の本体の外縁へ輪状に巻き付ける。これはユニーク。おそらく本体側面を水分を帯びたそばで覆ってしまうことが意図されているのではないかと思う。反転状態の本体上面は薄焼生地で覆われているが、側面は野菜が剥き出しで通気路のようになっているところ。それを敢えて断つのみならず、逆に水蒸気の供給源とすることすら狙われているのではないかとも思えてくる。
次に、本体を輪状に覆うそばの部分に三種の粉を振りかけ、油脂を注す。そのまま暫く加熱を続ける。その間に、そばの底面の鉄板に触れている部分は、油脂の力を借りて軽く焦げ目が付けられている模様。また、その加熱中の本体には強い圧し潰しは行わない。ヘラで軽く撫でつける程度。
本体に巻き付いたそばを本体から分離させ、そばだけをほぐし、焦げているところといないところとをシャッフルさせたら、円盤状に纏める。その上に被せるように本体を置いて合体させる。ここでも強い圧迫は加えず、軽くペタペタと馴染ませる程度に撫でつける。
傍らで玉子を展ばし、その上に、そばと合体した本体を重ね置いて合体させる。すぐこれを丸ごと反転させて正位に戻す。最上部に来た薄焼玉子にソースを塗り、青海苔を振りかけ、切りたての青い小ねぎをトッピングして完成。調理時間は11分間くらいだっただろうか。
調理の特徴がよく反映され、躯体には厚みがあり、ソフトでしっとりした性状。ヘラを挿し入れると、抵抗少なく、切り出すのが容易。意外と崩壊しにくく扱いやすい。
そばは、最初はパリッと香ばしいところが目立ったが、そのうちいわゆるアルデンテっぽい噛み心地のところが優勢となった。その移りゆく様が楽しい。
ソースは、はっきりわからないが、カープソースっぽい野暮ったい味。その性格を、あれこれ多用した調味料や、天かすのイカ天風味が強化して、B級なりのおいしさを炸裂させている。
そのなかで、フレッシュなねぎの青物感がメリハリをつけている。
比熱の大きな水分をたっぷり保持したお好み焼が熱々で提供されているのだから、たいへんな熱量である。汗だくでおいしくいただいた。
予約席として空席でキープされていた近隣席に常連風予約客が来てご主人と盛んに喋りはじめたタイミングでとっとと退散。
会計は明瞭。